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ベージュとブラウンの組み合わせが、品と静けさを感じさせる陶器製ボトル瓶。
ドライフラワーとの相性もぴったりなので、秋に向けての模様替えにもおすすめのアイテムです。
今回は不要品であるガラス製の「空き瓶」を使って、まるで本物の陶器のように見せることができるアンティークペイント方法をご紹介してみようと思います。
とっても簡単!アンティークペイント!
ごつごつとした手触りとあたたかみのあるマットな色調は、陶器という土ものならではの味わいですが、これをガラス瓶を使ってペイントだけで再現してみようと思います。
ペイント手順はとっても簡単!難しいテクニック不要で陶器の風合いを表現することができます。
1.瓶の表面にマルチプライマーを塗る
用意したガラス瓶の表面に「マルチプライマー」という塗料を下塗りします。
マルチプライマーを下塗りすることで、塗料がのりにくい素材(金属類・ガラス・プラスチックなど)と上塗り塗料との密着性を高めることができます。
2.オフホワイトの塗料で塗り上げる
下塗りしたマルチプライマーをしっかりと乾かし、オフホワイトの塗料で上塗りします。
今回は「ミルクペイント」のクリームバニラというカラーを使ってペイントしてみました。
光沢のないマットな仕上がりが、リアルな陶器の質感を表現してくれます。
3.ステイン塗料でアンティーク感を加える
水で薄めた「水性ウッドステイン(チーク)」を少量垂らし、すぐにティッシュで押さえるようにして拭き取ります。
こうすることで、本物のアンティークのような経年劣化の風合いを加えることができます。
こちらがアンティークペイント前のガラス瓶。
インスタントコーヒーの容器やお酒の空き瓶など、普段気にすることなく捨ててしまう不要品ばかりです。
そのガラス瓶にアンティークペイントを加えればご覧の通り。
見事な陶器風アンティークボトルに変身しました!
クリアなガラス瓶と色褪せたアンティークボトルを見比べてみると、色が違うだけなのに重量感まで違ってみえますね。
ピカピカのコルク瓶も、栓ごとステイン塗料でアンティーク感を加えればさらに風合いがアップ。
元の姿が想像できないほどリアルな陶器風アンティークボトルができました。
アンティークペイントのポイント
ガラス瓶を塗る上でポイントとなるのは「定着剤の下塗り」。
ガラスや金属といった塗料がのりにくい素材にペイントするときは、塗装前に必ず「マルチプライマー」という定着剤を塗っておきましょう。
塗料の定着剤を下塗りしておくことで水濡れや擦れ、重ね塗り時の塗膜のふやけによる塗料の剥離を未然に防ぐことができます。
陶器風ボトル瓶のインテリアアレンジ
不要品である空き瓶も、アンティークペイントを施せば立派なインテリア雑貨に。
陶器製のような重みと経年を感じさせる深みのある色合いで、雰囲気のあるコーナーディスプレイを演出してくれます。
コルク栓のついた小瓶を使えば、中世のヨーロッパ風の貫禄あるレイアウトに。
アンティーク雑貨やドライフラワーとも好相性なので、秋のインテリアコーディネートにもオススメです。
まとめ
ガラスを陶器のように見せることができるアンティークペイントテクニックをご紹介しました。
マルチプライマーとミルクペイント、ステイン塗料の3つを使えば、誰でも簡単に陶器風ペイントリメイクができそうですね!
秋の模様替えにぴったりなアンティークペイントをぜひ試してみてください。