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たまには、「彼と一緒にデートに行きたい」、「彼とちょっとだけ高級レストランに行ってみたい」と思うことはありませんか?
今回は、彼氏に「おねだりしたいときに活用できる心理学」をいくつか紹介いたします。
外出するのが嫌いな出不精の男性と付き合っている人や、付き合いが長くなってデートに出かける機会がすっかり減ってしまったという人は、ぜひ試してみてくださいね。
まず「振り返ってほしいこと」2つ
心理術を活用する前に、いくつか振り返ってほしいことがあります。
(1)言い方・態度
まずは、「彼に、どんなふうにお願いをしているか?」言い方や態度について振り返ってみましょう。
「どっか連れてって!」と強い口調で言ったり、「どこにも連れて行ってくれないなら、もう別れる」などと脅したりしてはいませんか?
命令されたような気持ちになる言い方をしたり、「別れること」を条件にしてプレッシャーを与えたりすると、相手が機嫌を損ねることや面倒だと感じてしまうことがあります。
そうなると、相手が気持ちよく承諾してくれる可能性は低くなってしまうでしょう。
お願いするときには、
「雑誌でパワースポットみつけたんだけど行ってみない?最近は運気が落ちてるかも?とか言ってたし、運が上がるかもよ」
などと、相手が興味を示すように誘ってみるのがオススメです。
(2)「連れて行きたい」という気持ちにさせているか
せっかく彼がデートに連れて行ってくれると言った日に、遅刻したり寝坊して約束のお弁当を作り損ねたりした過去の記憶はありませんか?
また、出かけた先でケンカになったり、「つまらない」とスネたりした経験はありませんか?
そういった嫌な記憶が重なると、「どうせ、デートに出かけてもロクなことがない」と無意識に思い込んでしまい、気持ちよく出かけてもらえないことにつながります。
出かけたときは、彼氏も気持ちよく楽しく過ごせるように気遣ってあげましょう。
彼に「おねだりしたいときに活用したい」3つの心理学
さて、ここからはいよいよ、「彼におねだりしたいときに活用したい心理学」についてみていきましょう。
【1】「ドア・イン・ザ・フェイス」
最初に、「絶対に無理だ」と思うようなお願いをしたあとに、少しランクを下げて同じようなジャンルのお願いをするというテクニックです。
たとえば、
彼氏「え!海外とか無理でしょ!そんな長く休みも取れないし」
あなた「そうかぁ、残念……。でも、付き合って3周年だし旅行に行きたいな」
彼氏「……」
あなた「じゃあ、沖縄県にある青の洞窟はどうかな?」
という感じです。これは、「断って申し訳ないな」という気持ちから、ランクの下がった同じジャンルのお願いを受け入れやすくなる心理を利用しています。
しかし、旅行などある程度まとまった休みが必要な場合は、彼の職業によっては難しい場合もあるでしょう。
そういうときは、
彼氏「東京は、ちょっと遠いなぁ……」
あなた「じゃあ、大阪のテーマパークは?大阪なら日帰りできるし、朝からたっぷり遊べるし」
と、お願いしてみてはいかがでしょうか?
【2】「フット・イン・ザ・ドア」
まずは簡単なお願いをして、そのお願いを達成してくれたら大袈裟なぐらいに嬉しさを表現し、次に少しランクアップしたお願いをするというテクニックです。
たとえば、
彼「う~ん、面倒だけど、近所だけならいいよ」
あなた「ホント?すごく嬉しい!」
という感じのやり取りをし、
実際に彼が散歩に行ってくれたときには、「すっごく楽しかった!最近ずっとひとりで散歩してたんだけど、やっぱり、一緒に散歩すると楽しいね!ありがとう!」と、嬉しい気持ちをすべて伝えるぐらいの勢いでお礼を言います。
そのあとに、「今度は、ちょっとだけ足を延ばして海まで散歩しようね!」などと、伝えてみましょう。
これは、いちどOKを出すと、次もOKを出しやすくなるという心理を利用しています。
【3】「ローボール・テクニック」
簡単にOKが出そうな条件を出しておき、OKが出た段階で内容を変更してしまうというテクニックです。
たとえば、
彼氏「え~、面倒臭いなぁ。でも、まあ、近所だけならいいか」
あなた「あ、じゃあ、散歩の途中に、前によく行った公園の近くのカフェも寄ろうね」
というような感じです。
これは、いったんOKを出した自分の言動や態度を貫きたいという心理から、言うことを聞く方向に気持ちが揺さぶられてしまうことを利用しています。
まとめ
今回紹介した方法は、せっかく付き合っているのに、「自宅デートが9割」や「おごってばかりで、彼女として大事にされているのかわからない」というようなときにオススメです。
いろいろな心理術を使っても彼が行動を起こしてくれないようなときは、「一生この彼と付き合っていけるのか?」、「ほかに本命がいるのかも?」と、本気で考えてみることもオススメします。