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【危険】9月でも車内温度は60℃に!?車内放置してはいけないもの10選

【危険】9月でも車内温度は60℃に!?車内放置してはいけないもの10選

もう夏も終わりかと油断していませんか?9月いっぱいは気温が高く、車内の温度はなんと約60℃に達することも!車内に放置しておくと発火や爆発、事故につながるもの10個を紹介しますので、置いていないかチェックしてみてください。

「もう9月だし、そろそろ涼しくなるかも?」と、夏の終わりを期待している人も多いのではないでしょうか?

けれど今年は、9月以降も猛暑が続くとみられています。

涼しい日があると、ふと気を抜きそうになってしまいますが、紫外線対策や熱中症対策はもちろんのこと、9月いっぱいは車に置いておくものにも注意しておきましょう。

猛暑の車内は温度上昇で超キケン!

猛暑の車内は温度上昇でキケン!

猛暑のなか、エンジンを切って窓を閉め切った車内の温度はグングン上昇します。

気温が35度の場合には、対策のなされていない黒い車の車内では60℃近くになり、ダッシュボードの上では約80℃にもなるそうです。

そのため、エンジンを切った状態で友達や家族を待たせておくことはとても危険です。

また、放置することで車内を汚したり危険を誘発したりするものもありますので、このあと詳しく紹介します。

参考:真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)

【1】 ETCカード

暑い車内に置いておくと危険なもの ETC

耐熱温度が50度ぐらいと言われているETCカード、真夏の車内に放置しておくと、ICチップが破損したりカード本体が変形したりして情報を読み取れなくなる恐れがあります。

ETCレーンでゲートが開かず、バーにぶつけたり後続車に衝突されたりすることもあり、事故につながる可能性大です。

また、ETCカードを差したままにしておくと盗難に遭って勝手に使用される可能性もあるので、抜いて持ち帰るようにしましょう。

【2】 アルコール消毒液

暑い車内に置いておくと危険なもの アルコール消毒液

新型コロナウイルスの感染拡大の予防策として重宝されているアルコール消毒液も、高温となる車内に放置しておくと発火などの恐れもあり危険です。

消防庁のホームページでも、直射日光が当たる場所や高温になる場所には置かないよう注意喚起がなされています。

外出するときは、バッグやポーチに入る携帯用のものを購入し、車内には置かないようにしましょう。

また、ライターなどを使用したときに衣服や車内に残ったアルコールに反応して発火や爆発するのを防ぐため、密閉性の高い車内での使用は控えてください。

参考:総務省消防庁 新型コロナウイルス感染症対応に伴うアルコールの取扱い等について

【3】 スマートフォン

暑い車内に置いておくと危険なもの スマホ

短時間でも車内に置いておくのが危険なのが、スマホです。

直射日光ですぐに熱くなり、ボタン操作ができなくなったり誤作動したりして、しばらくのあいだ使いものにならなくなります。

スマホでスケジュール管理をしていたり、大事なデータを保管したりしている人も多いと思うので、忘れずに車内から持ち出すようにしましょう。

【4】 ペットボトル

暑い車内に置いておくと危険なもの ペットボトル

炭酸飲料の入った未開封のペットボトルは、破裂して車内を汚してしまう可能性が高いので、放置しないことをオススメします。

砂糖でベトベトになった車内を掃除するのは大変ですし、ニオイもなかなか落ちません。

また、破裂のタイミングで運悪く車内に戻ってきた場合には、飛んできたペットボトルのフタなどでケガをする恐れもあります。

【5】 ノートパソコン

暑い車内に置いておくと危険なもの ノートパソコン

バッテリーが、発火や破裂する恐れがあります。

また、高温の車内にパソコンを放置すると、リチウムイオン電池の劣化を促進する可能性もあるため放置しないようにしましょう。

「どうしても持って行けない」というときは、パソコンの電源を切り、直射日光の当たらない場所に置くようにしてください。

また、盗難の心配もありますので、外から「パソコンが置いてある!」とわかるような場所には置かないように注意しましょう。

【6】 可燃性デオドラントスプレー

暑い車内に置いておくと危険なもの 可燃性デオドラントスプレー

暑い日には大活躍のデオドラントスプレーにも、可燃性の商品が少なくありません。

容器自体が爆発する可能性もありますし、ライターなどを使用したとき、衣服に残った可燃性のデオドラントスプレーなどに反応して発火をする場合もあります。

容器の表示を確認して車内に置かないようにするのはもちろん、発火や爆発を防ぐためにも、車内のような密閉された空間での使用は控えましょう。

【7】 ライター

暑い車内に置いておくと危険なもの ライター

暑さで容器が破損し、なかに入っている液体が漏れだしてしまうことがあります。

また、発火や爆発の恐れもありますので、車内には絶対に放置しないようにしましょう。

とくに、ダッシュボードの上は車内でもいちばん高温になるため危険です。

【8】 お弁当類

暑い車内に置いておくと危険なもの お弁当

「すぐ食べるし、ちょっとくらいなら……」などと、車内に放置したまま用事を済ませたり、写真を撮るのに没頭したりしないようにしましょう。

カビや細菌が繁殖して、食中毒の原因となってしまいます。

【9】 動物

暑い車内に置いておくと危険なもの 動物

子供などの同乗者はもちろんのこと、動物も車内には放置しないように注意しましょう。

窓を開けていても、クーラーのかかっていない車内の温度は、いつ熱中症になってもおかしくないぐらいの高温になっています。

命にかかわる事態に発展する可能性も高いので、気をつけてください。

【10】 チョコレートなど溶けるお菓子

暑い車内に置いておくと危険なもの チョコレート

チョコレートやグミは高温に弱いので、食べかけや密閉されていないキャンディ包みされているものなどは、溶けだして車内を汚してしまう可能性があります。

また、飴やキャラメルは包装フィルムにくっついて食べられなくなることもあるので、バッグやポーチに入れて車内から持ち出すようにしましょう。

溶けないようなお菓子でも、直射日光を長時間浴びているとなると腐敗や味が低下する心配がありますので、置かないようにしてください。

まとめ

「夏」と意識している7月・8月は、紫外線対策や熱中症対策のように、車内に置くものにも気を配っているという人も少なくないでしょう。

けれど、気を抜きがちな9月も、まだまだ猛暑日が続きます。

今回の記事で紹介したように、車内に放置するものによっては発火や爆発、事故につながるものもありますので、とくに4月頃から9月いっぱいは気をつけてくださいね。


ライター

山内 良子

珍しいことや面白いこと、心理学が大好き。 日本全国を巡りながら、さまざまなジャンルの記事を執筆中。 接客改善業務や金融会社での勤務、波乱に満ちた経験なども交え、読者様の生活に役立つ情報発信を心がけています。

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