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今回、取材にうかがったのは大阪・梅田にある『蒸し料理専門店 mus 梅田』。
地下鉄「中津駅」から徒歩3分ほどで到着!
とことん“蒸す”調理法にこだわった蒸し料理専門店
『蒸し料理専門店 mus 梅田』では、北海道のニセコに直営農場(ハックルベリーファーム)を持ち、スタッフが丹精込めて食材を育てている。
「自分たちが愛情を注いで育てた食材を美味しく楽しんでもらいたい!」という思いから、素材の味をそのまま活かす“蒸す”という調理方法にこだわった料理を提供している。
カジュアルテイストで清潔感のある店内
店内に入ると、全面に木のぬくもりを感じる内装が施されている。
スタッフ自ら漬け込んだ自家製の果実酒などの瓶も可愛く並べられている。
「できるだけ金属品を使わずに、温かみのある木製の家具や食器を使用するようにしています」と語る店長の松尾忍さん。ホッと落ち着ける空間づくりを心掛けているのだそう。
旬の野菜がたくさん楽しめる「蒸し野菜ランチ」
5種類あるランチメニューの1つ「蒸し野菜ランチ」(1,296円)
色鮮やかで見ているだけで食欲がそそられる「旬野菜のせいろ蒸し」。
「時間の掛かるものから順番にセイロに追加していき、全部の野菜が一番美味しい時に出来上がるように仕上げています」(松尾さん)。
絶妙な蒸し加減が美味しさの秘密なのだそう。
蒸すことで、旨みがギュッと詰まり、一段と甘みが増した野菜は美味しいの一言!
余分な味付けをしなくても、野菜の甘みが思う存分に味わえて◎。
ご飯は、黒米か麦ご飯から選べる。
ふわふわのとろろを乗せて、とろろご飯にして食べるのがオススメ♪
他には、主に素朴な食材を使った煮炊きものが中心の「おばんざい小鉢」が3つ、自家製の漬け物、味噌汁、ミニサラダが付いている。優しい味付けのどこか懐かしいおかずも人気メニューのひとつ!
ご飯と味噌汁はお代わり自由なのだとか♪
トマトを贅沢に丸ごと使った「トマトと豚のチーズ蒸し」
トマトの中をくり抜いて豚肉を詰め、チーズと一緒にせいろで蒸した一品。
下に敷いてあるレタスは、しっかりと蒸されているけれどシャキシャキ感はキープ!
どこから食べようか迷ったあげく、豪快にトマトを崩していただくことに。
蒸すことで甘みが増したトマトと豚肉に、トロトロに溶けたチーズの相性が◎♪
看板メニュー「蒸し鍋」
バームクーヘンを食べて育った近江蔵尾豚(蔵尾ポーク)、カステラを食べて育った京都タマチクポークのいずれかを使用した「特選銘柄豚の蒸し鍋」。
今回いただいたのは、バームクーヘンを食べて育った近江蔵尾豚。
たっぷりの新鮮な野菜を先に蒸し始め、後から豚肉を入れていく。
蓋を開けるとふわっと蒸し野菜と豚肉の香りが広がり、食欲がそそられる!
鍋は、ダシとぽん酢を半々で合わせたつゆでいただく。
ゆずこしょうや塩を付けたり、ねぎを入れたり、味に変化を付けながら最後まで楽しめる♪
近江蔵尾豚(蔵尾ポーク)は、蒸されると臭みが出るかと思ったが、そんなこともなく。
蒸すことで余分な脂は落ち、旨みがギュッと凝縮! 味が濃くなり、なんといっても柔らかい!
野菜の甘みと豚肉の旨みが合わさって、ほっこりする優しい味を堪能♪
「蒸し鍋」の締めには埼玉の名産「ぺらぺらうどん」。
小麦粉、水、ゆずやヨモギなどの食材だけで作る手作りうどん。
きしめんよりも幅広く、名前のとおり薄いうどんだがしっかりした歯ごたえが楽しめる。
茹で時間も5分ほどで、あまり時間もかからず出来上がる。
さわやかなのどごしでツルっといただける「ぺらぺらうどん」は締めにぴったり♪
ゆずやヨモギのほのかな香りが楽しめるのも◎。
食材から出た出汁を使って作る「ぺらぺらうどん」で、「蒸し鍋」を最後まで余すことなく味わえるのも人気の一つ!
自家製ジンジャエール&果実酢ソーダ
店内で漬け込んだ自家製ジンジャエール(左)とキウイの果実酢ソーダ(右)。
自然にこだわる『蒸し料理専門店 mus 梅田』では、果実酒・ジュース・果実酢などの自家製ドリンクも豊富!
棚には、梅酒や果実酢の自家製ドリンクの瓶がズラリと並んでいる。
果実の旨みとサッパリとした酢の爽やかさが楽しめる身体にもやさしい自家製ドリンクを料理と一緒に味わってみてはいかが?
最後に
ランチタイムには、8割が女性客という『蒸し料理専門店 mus 梅田』。
オープンしてから8年になり、日々野菜の美味しさを追求している。
●ヘルシーで体にやさしい料理を楽しみたい!
●野菜そのものの味を味わいたい!
●野菜をたくさん食べたい!
そんなあなたは、ぜひ足を運んでみてね。
お店情報
- 店舗エリア
- 梅田
- 店舗種類
- 蒸し料理専門店