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仕事をしていると、理不尽だと思うようなことで上司から叱られたり、同僚との関係にヤキモキしたり、嫌な気持ちになることも多いのではないでしょうか?
けれど退社前ならともかく、気分がよくなるまで落ち込んだり、気持ちを切り替えるために環境を変えたりするのは現実的に難しいと言えます。
そこで今回は、職場でも簡単にチャレンジできるメンタル回復方法を5つ紹介いたします。
1. 栄養ドリンクで内側からアプローチ
栄養が偏るとストレスを感じやすくなると言われていますし、水分が不足すると、精神状態にマイナスの作用があると言われています。
そのため、嫌な気持ちになったときには、栄養が補給できるドリンクを飲んでリフレッシュしてみるのもひとつの方法です。
ポイントは、栄養が吸収しやすく、水分も補給できる液体やゼリーで摂取すること。
パウチタイプであれば割れる心配がないので、開け閉めの多いデスクの引き出しや、割れ物を入れるのは避けたいバッグの中での保管にもオススメです。
2. 目を閉じて長い呼吸を1分間繰り返す
怒りや悲しみは、10秒程度で下降に向かうと言われています。
また、ゆっくりとした呼吸は副交感神経が優位になり、感情が静まると言われています。
メンタルを回復させたいときは給湯室やトイレへ行き、何も考えずに目を閉じて、ゆっくり長い呼吸を約1分間繰り返してみましょう。
目を開けたときには、嫌な気持ちが少しラクになっているはずです。
3. 好きな作業やマシに思える作業をする
それまでやっていたこことは違う作業をすることで、脳が切り替わってリフレッシュにつながることがあります。
たとえば、パソコンで顧客の住所や氏名を打ち込み、チラシを折って封筒に入れ、発送の準備をする仕事内容だったとします。
顧客情報を打ち込んでいると無心になれるという人もいれば、チラシを折るのが好きという人、宛先シールを貼るのがマシだと思える人、それぞれでしょう。
嫌な気持ちになるまでやっていた作業とは別の、自分が「好き」や「マシ」、「無心になれる」という作業をみつけてみてください。
職種が専門的でも、細かいカテゴリや内容に分かれていても、いくつか種類の違う仕事を任されているケースがほとんどです。
気分を切り替えられそうな作業を事前にピックアップしておくことで、すぐにその作業に取り掛かることができるため、嫌な気持ちの継続を短縮できる可能性が高くなります。
4. 給湯室やトイレでのプチストレッチ
こちらも、呼吸と同じく副交感神経にアプローチするメンタル回復の方法で、給湯室やトイレなど1人になれる場所があれば簡単にできます。
方法はとても簡単で、ゆっくりと呼吸しながら上体を後ろに反らしたり、両手を組んで天井に向かって高く伸ばしたりするだけです。
もっと簡単な方法では、手をゆっくりと握ったり開いたりする動作を5~10回程度繰り返すのがオススメ。
深くゆっくりとした呼吸をしながら、ゆっくりとカラダを動かしていくのがコツです。
「深くゆっくりとした呼吸」や「ゆっくりとカラダを動かす」ことは、副交感神経を優位にすると言われています。
また、ストレッチをすることで、これまでの状態を一時的に中断し、脳を切り替えることができるのでオススメです。
もし、決まった時間でないとオフィスの外に行きづらいという人は、オフィスのイスに座ったまま足を浮かせて、深くゆっくりと呼吸しながら足を伸ばしていきます。
「痛気持ちいい」と感じるところまで伸ばしたら、そのままキープ、限界近くだと感じたらゆっくりと足を下ろします。
ポイントは、「ゆっくりと深い呼吸をしながら行う」ことです。
5. トイレの個室で微笑みをつくる
笑うことで、副交感神経が優位になり、リラックス状態に導かれて心にゆとりができると言われています。
これは、心の底からの本当の笑いだけでなく、微笑みや口角を挙げるだけの作り笑いでも同じです。
嫌な気持ちになったときは、トイレの個室に駆け込み、手鏡で無理にでも口角を挙げてみましょう。
1度や2度では気持ちの変化は感じにくいですが、10回ほど繰り返すことで気持ちも落ち着き、リフレッシュできます。
まとめ
嫌な気持ちになるような出来事があると、なかなかテンションが戻らず、仕事へのモチベーションにも影響してしまいがちです。
気持ちがリフレッシュされないまま仕事をしても、効率が下がって集中力が続かなかったり、ミスを誘発したりすることが少なくありません。
今回紹介したような、メンタルの回復方法を活用し、嫌な気持ちをやわらげてくださいね。