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大阪から飛行機で約1時間(フライト時間)。
「おんせん県おおいた」という呼び名があるほど、日本屈指の温泉地である大分。旅行に行く時はまず温泉を調べるという人も多いのではないでしょうか?
そんな「温泉」の影に隠れてなかなか注目されない魅力の一つに「大分グルメ」があります。
豊かな海と山が育む美味しい食材に、それらを生かした料理、古くから伝わる郷土料理など、知らなきゃ損、食べなきゃ損な情報をお届けします。
「Go To トラベルキャンペーン」(2021年2月1日のチェックアウトをもって終了予定)でお得になる今こそ、大分でディープなグルメ旅を楽しんでみて。
数多くのブランド食材から4つを厳選!
水産から畜産、農産物まで、さまざまなブランド食材が揃っている大分県。2020年最新のオススメ食材を4つ、厳選してご紹介します!
(1)芳醇な香りと深い味わいの「おおいた和牛」
大分の和牛は「全国和牛能力共進会」種牛の部で日本一になるなど、幾度となく日本一に輝いてきました。
やわらかい肉質と、しつこさのない旨味が特長です。
恵まれた自然、肥沃な大地で育まれ、生産者が愛情をそそいだ最高級の和牛ブランドです。
ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶはもちろん、肉寿司もオススメの食べ方です。
(2)適した環境で育つ質の高い「かぼすブリ」
波の影響を受けにくいリアス式海岸が続く大分県では、ブリの養殖がさかんに行われています。
養殖ブリの中でも大分県の名産「かぼす」をエサに混ぜて育てられた「かぼすブリ」。かぼすの抗酸化作用により血合いの変色が遅く、さっぱりとしていて香りがよいと評判です。
刺身で味わうとプリッとした弾力とみずみずしさが感じられます。
「ブリしゃぶ」や「ブリ寿司」は間違いないですが、大分県の郷土料理「りゅうきゅう」で味わうのもオススメです。
●旬:11月~3月頃
九州の沿岸部にある大分県には、水産のブランド食材が多数。「かぼすブリ」の他、「関あじ」や「関さば」などがあり、刺身で味わえば特有の旨味と歯ごたえを楽しむことができます。
(3)量・質ともに日本一の「乾しいたけ」
国内生産量の約5割を占めており、「全国乾椎茸品評会」の団体の部にて21年連続53回目の優勝を果たすなど、量・質ともに日本一(2020年10月現在)の「乾しいたけ」。
クヌギ原木にこだわって無農薬で栽培されており、1枚でも十分良いだしが取れるほど香り高い点が特長。
肉厚で食べ応え十分なサイズは低温でゆっくり戻した後、香ばしく焼いてかぼすを絞って食べるのがオススメです。
(4)通常のサツマイモの1.5倍の糖度「甘太くん」
収穫後40日以上貯蔵することで、でんぷんが糖に変わり強い甘みに。加えて、しっとりした食感が特長です。
焼き芋にすると蜜がツヤツヤとにじみ出てきます。
ならではの甘みと食感を生かした「甘太のすいーとぽてと」は、お土産にオススメ。
●旬:12月~3月
ご当地グルメ&お土産も目白押し!
ブランド食材の他にも、大分を訪れた際に味わいたい伝統の料理やご当地グルメがたくさんあります!ガッツリ系とサッパリ系に分けて2品ずつ、さらにお土産にオススメの商品もご紹介します。
【ガッツリ】ジュワッと広がる旨味「とり天」
言わずと知れた大分名物!ニンニクや生姜、醤油などで下味をつけたムネ肉やモモ肉に、衣をつけて揚げた鶏肉料理。
酢醤油やポン酢と練りからしでいただくのが一般的で、ランチは定食、夜はお酒と一緒にと、どちらでも楽しめます。
【ガッツリ】特産のにら×豚肉「にら豚」
大分市の飲食店発祥といわれている「にら豚」。
大分市特産のにらを使用し、豚肉とキャベツを一緒に炒める醤油味ベースの料理です。
にらは栄養価も高く、ダイエットや美容効果、免疫力向上にも効果的とされています。
白ご飯にもビールにも合う一品で、一口また一口と進むこと間違いなしです!
【サッパリ】独特の食感と甘味「ふぐ」
豊後水道の荒波に揉まれ、身が引き締まった「ふぐ」は、独特の食感と甘味があります。
新鮮さを思う存分味わいたいときは薄引きの刺身で、旨味を引き立てるならカラッと唐揚げに。ちょっぴり贅沢なディナーとして、ひれ酒と一緒に味わうのがオススメです。
【サッパリ】酒の肴やご飯のお供に「りゅうきゅう」
アジやブリといった新鮮な魚の切り身を、醤油や生姜などで作った漬けダレに浸したもの。
名前の由来は、調理法が「琉球(沖縄)」から伝わったとも、ゴマを和える「利休和え(りきゅうあえ)」から名づけられたとも言われています。
お酒のつまみとしてはもちろん、熱々のご飯の上に乗せた「りゅうきゅう丼」や「りゅうきゅう茶漬け」も人気!
オススメのお土産5選《ご飯・お菓子・お酒》
■(1)吉野 鶏めしの素
郷土料理の鶏めしをおうちで簡単に味わえる一品。
炊きたてのご飯に混ぜるだけで、出来立ての美味しい味が楽しめます。
“鶏とゴボウとお米”とシンプルな食材が織りなす素朴でどこか懐かしい味わいは、子どもから大人まで、世代問わずほっこり笑顔に。
■(2)百寿ひとひら(かぼす×生姜)
大分県臼杵市産の有機かぼす・有機生姜を100%使用した、かぼすと生姜の香りが豊かに広がる、一口サイズの可愛いお煎餅です。
大分の伝統銘菓「臼杵煎餅」の製造元、『後藤製菓』創業100年の年に誕生したアレンジ商品。目新しいお土産になります。
■(3)豊後銘菓 やせうま
大分県で古くから愛され続けている郷土料理「やせうま」。小麦粉を主原料に作った幅の広いモチモチ麺に、きな粉と砂糖をまぶし、程良い甘さに仕上げたおやつです。
そんな元祖「やせうま」をより広めたいとの思いで誕生したのが「豊後銘菓 やせうま」 。
きな粉の餡を求肥で包んだ、お餅のようなお団子のような半生菓子。甘さは控えめに、大豆を自家焙煎・自家製粉することできな粉の風味を生かしています。
■(4)ざびえる
大分にゆかりのあるフランシスコ・ザビエルにちなみ作られた銘菓。
バターの風味豊かな洋風の皮で、精選された純和風の白餡(銀)と、ラム酒に漬けたレーズンを刻みこんだ餡(金)をくるんだ2種類があります。
“大分のお土産”といえば名前が挙がるほど、50年以上愛され続けている代表的なお菓子です。
■(5)樽仕込高級梅酒 ゆめひびき(500ml)
梅酒造りに適しているとされる大分県大山産の「鴬宿梅(おうしゅくばい)」を使用し、3年間熟成させた梅酒を、さらに高級ニッカウイスキーの熟成に使われた木樽(ホワイトオーク樽)に再貯蔵し追熟。
ウイスキーの香りと木樽の香りが、熟成梅酒の奥深い味わいに絶妙にマッチした最高級の「本格熟成梅酒」です。
長期熟成ならではの芳醇な味とコク、本物へのこだわりが産んだ梅産地ならではの逸品は、お酒好きにはたまらないお土産になります。
ディープな大分グルメ旅へ!
大分の自慢の食材やご当地グルメ、いかがでしたでしょうか?
有名どころに目が行きがちですが、深掘りしてみるとバラエティ豊かな美味しいものがたくさん見つかる県なんです。
この機会にぜひ、観光や温泉と一緒に大分のグルメを満喫してみてくださいね。
今回紹介したご当地グルメが味わえるお店と、紹介しきれなかった大分名物については、「地元民が選んだ口コミランキング」にてチェックを。
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