片思い中の彼に、「また会いたい」と思ってもらいたい女性も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、意中の彼に「また会いたい」と思わせる女性になるための心理術を3つ紹介したいと思います。
ぜひ参考にして、彼と良好な関係を築いてくださいね。
「また会いたい」と思わせる心理術3つ
【1】次回に期待させて「会いたい」と思わせる
ドラマやアニメを見ていると、「いい場面でCMが入る」、「次回につづく」といったことが多く、ヤキモキした経験はありませんか?
この「ヤキモキ」は、心理学の「ツァイガルニク効果」を応用した、制作側の「続きも見てほしい」という戦略であることがほとんどです。
「ツァイガルニク効果」とは、「やり遂げたことや終わったことよりも、達成していないことや中断されていることのほうが記憶に残る」という心理効果のことを言います。
実は、「もう少しで付き合えるかも?」という状態のとき、気になって、あの手この手で付き合えるよう努力してしまうのも、この「ツァイガルニク効果」の影響と言えるでしょう。
ここでは、この「ツァイガルニク効果」を活用した例を紹介します。
会話が盛り上がり、相手が興味津々でいろいろと聞きたい様子になってきたら、「ごめん! もっと話したいんだけど、明日の朝早いから、この続きは今度でもいい?」と中断します。
相手は、「え? もう帰っちゃうの?」という残念な気持ちと、「次会うときはどんな話題になるかな?」と想像し、次回が楽しみになるでしょう。
相手が「知りたいことを聞いているとき」や「盛り上がりが最高潮になったとき」に中断することがポイントです。
【2】別れたすぐあとのメールや電話で「会いたい」を印象付ける
別れたすぐあとにメールや電話をすることも、簡単な方法なのに効果的な心理術のひとつです。
「バイバイ」とお別れしてからすぐに、メールやLINEをすることで、一緒に過ごした時間を相手に印象づけることができます。
電話も効果的ですが、帰り際や運転中の場合は、相手の迷惑になってしまうこともあるので、相手の好きなときに確認できるメールやLINEを送りましょう。
「今日は、ありがとう」と、お礼だけを伝えるのではなく、「〇〇くんと一緒に映画が観れてよかった! 感想が同じで、ちょっとビックリだったよ。また、映画観に行こうね。今日は、ありがとう」という風に「何がどのように楽しかったのか」も添えることで相手の印象に残りやすくなります。
相手が、「楽しかったな」と思い返せるようにメッセージを送ることがポイントです。
【3】ラストを演出して「会いたい」を引き出す
ピーク・エンドの法則とは、「最高潮(ピーク)のときと、すべてが終わったとき(エンド)の記憶が、全体の印象を決定づける」という法則のことです。
たとえば、おいしいと評判のパフェ店で長い行列に並び、とてもおいしいパフェを食べて感動したとしましょう。
その場合、「とてもおいしいパフェを食べて感動した=ピーク」、「おいしいパフェを食べ終わった=エンド」となります。
そのため、長い行列に並んで「早く食べたいのになぁ……」、「まだ、待ち時間かかるのかな?」と、しんどい思いをしてパフェにたどりついたことはあまり記憶に残らないのです。
これがもし、おいしくないパフェだった場合には、全体的な印象が悪くなり、長い行列に並んでしんどい思いをしたことまで思い起こされてしまいます。
次に、「ピーク・エンドの法則」を活用した、具体的な例をみていきましょう。
ピーク・エンドの法則の「ピーク」の部分を演出するためには、会った時から徐々に盛り上がっていくことが大切です。
そのためには、「バイバイ」をする少し前に、盛り上がれるシーンを持ってくるのがオススメ。
お互いの会話が弾むと予想されること、たとえば「共通の趣味である映画」や「2人ともが好きな店での食事」などを、最後のイベントとしてセッティングします。
また、別れの際サッとあっけなく立ち去ってしまうと、「あれ? アッサリ……」、「俺には興味ないのかな?」と、残念な気持ちにさせてしまう可能性が高いです。
エンドの印象をよくするためには、「すごく楽しかった! また行こうね!」と声をかけたり、立ち止まって相手を見送ってみたり、何度か振り返ってみたりすることがポイントです。
まとめ
今回紹介した方法を活用して、ぜひ、意中の彼と距離を縮めてみてください。
ただし、気のない男性に今回紹介した心理学を活用してしまうと、「会いたい」という強い気持ちからストーカー行為などにつながる恐れもあるので、本当に振り向かせたい彼だけに、特別な自分を演出してみてくださいね。