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洗面所にドライヤーやバスタオル、メイク道具が出しっ放しになっていませんか? 水回りに物が置いてあるとカビや故障の原因にもなるため、できるなら見えないところにしまいたいものです。
とはいえ洗面所は収納場所も少ないですよね。
洗面所の収納力アップの鍵は、すでに収納がいっぱいだと思っているところに隠れています。
洗面所の収納力アップの方法について、いくつか見てみましょう。
洗面所の収納力をアップさせる方法
タオルや化粧品、歯ブラシなどが目に見えて、生活感の出やすい洗面所。
すべて隠してしまいたいけど、収納する場所がもうこれ以上ない、という方も少なくないのでは。
しかし洗面所をよく見てみると、まだまだ収納力をアップできそうな場所がたくさんあります。
たとえば洗面台下や鏡扉の中、洗濯機周り。
縦の空間や使いきれていない部分があるのではないでしょうか。
余った空間を活かすことで、洗面所に出しっ放しの「生活感」を隠せます。
【1】洗面台下の収納力をアップ
まずは洗面台の下から。
洗面台の下には排水管が通っているため、それを避けるように収納しようとすると、少し難しいですよね。
空間を余す事なく使えるよう、いくつかアイデアを見てみましょう。
内扉にドライヤーや掃除グッズ、アクセサリーを収納
出しっ放しだと生活感が出るだけでなく紛失・故障も怖いアイテムは、隠してしまうのが一番。
洗面台扉の内側にラックや吸盤を取り付ければ、ドライヤーや掃除グッズ、アクセサリーが収納できます。
吸盤や扉上部にひっかけるタイプのフックを使い、ラックを吊るすだけでOK。DIYの技術や難しいポイントもなく、簡単に収納力がアップします。
注意点としては、100円ショップなどでよく見かける吸盤タイプのものは、湿度の高い洗面所では落ちてしまう可能性が高いということ。一方、ひっかけるタイプのフックなら比較的安心です。お好みで選んでくださいね。
排水管を避けた棚を作る
洗面台下に棚を作ると、縦の空間も余すことなく使えます。しかし洗面台下には大きな排水管が通っているため、避けて棚を作らなくてはいけません。
難しく考えずとも、「突っ張り棒2本」と「すのこ板2枚」があれば大丈夫。
排水管を挟むようにして突っ張り棒をせば、棚が完成します。さらにすのこ板を両壁に立てれば、突っ張り棒のずり落ち防止になります。
タオルや掃除用品の収納に役立てみましょう。
容器の種類は統一
洗面台下に入れる容器を統一するとスペースの無駄がなくなり、見た目もきれいです。
『無印良品』の「ポリプロピレンメイクボックス」というシリーズの商品ならサイズ展開も豊富で、洗面台下の棚のサイズにあった物が見つけやすいでしょう。いくつか同じ物を並べれば、すっきりとした収納が叶います。
「ポリプロピレンメイクボックス」はサイズによっては『ダイソー』などの100円ショップにも似たデザインの物があるため、そちらを活用しても良いですね。
【2】洗面扉の収納力をアップ
洗面扉の中には化粧水やメイク道具などをしまう方が多いようです。
そんないつもの収納にもう一工夫することで、さらなる収納力アップと見た目の良さがついてきます。
歯磨き粉・歯ブラシは吊るす収納
たとえば歯ブラシは、扉の内側に吸盤フックをつけて隠す収納に。これで洗面扉内の収納場所がひとつ増えます。
歯ブラシの収納に役立つアイテムは100円ショップにもたくさんあるので、ご自身の好みに合うものやご自宅の洗面台の収納力がアップしそうな物を選びましょう。
小物類はキャニスターへ
コットンや綿棒など、メイクの小物道具はガラスキャニスターに入れるのがオススメ。蓋がついているため清潔さを保てて、見た目もきれいです。透明なので残量がひと目で把握できるのもポイント。こちらのキャニスターも、容器を揃えると統一感が出てすっきりします。
【3】洗濯機周りのデッドスペースを活用する
意外と見落としがちなのが洗濯機周りのスペースです。洗濯機横の隙間や上には収納スペースがたくさん。これを活かさないのはもったいないですよね。
洗濯機横の細い隙間
洗濯機横の細い隙間は、細い棚やラックなどで収納場所として活かしましょう。棚やラックは「一時的な置き場所」としても便利です。たとえば、これまではドライヤーが終わったらしまって、それからメイク道具を出して……といちいち出す→しまうを繰り返していた朝の支度。全部を一度出して棚上部に置いてから身支度をすれば、もっとスムーズになります。
棚やラックは市販品でも良いですが、それだとぴったりサイズの物を見つけにくいかもしれません。
それならDIYで作るのもひとつの方法です。DIYが苦手な方でも、ホームセンターで木材をカットしてもらいビスを打ち込むだけでOKなため、簡単に作れますよ。一番スタンダードな棚作りのDIYレシピをご紹介します。
(2)天板部分・下板部分(同サイズでOK)、側板×2枚(同サイズでOK)、棚部分(天板ー側面板の厚さのサイズ)×必要枚数でカット。
(3)キャスターをつける場合は、カットが終わった時点で下板部分の裏側にセットする。つける必要がなければとばしてOK。
(4)先にキリで穴を開けてからビス(ネジ)を打ち込み組み立てる。(板割れ防止)
(5)色を塗る。(100円ショップの水性ニスでもOK)
洗濯機上の空間
洗濯機上の余った空間にも、収納場所を作ってみましょう。
オススメなのは「ディアウォール」を使うこと。「ディアウォール」とは、天井から床まで木の板をつっぱらせることができるアイテムです。壁を傷つけずに棚を作ることができます。
洗濯機上の棚は見える収納箇所となるため、中身の見えないボックスを置くのがオススメです。
まとめ
生活感の出やすい洗面所では「見せない収納」をメインに、収納力をアップさせましょう。洗濯用品や日用品を隠すことで、お客さんが来たときにも恥ずかしくない洗面所に仕上がりますよ。