『宇治園 喫茶去 心斎橋本店』は、日本はもちろん海外でもお買い物スポットして名高い心斎橋筋商店街にあります。Osaka Metro「心斎橋駅」6番出口を出てすぐという好立地にあって、ショッピングの合間にもふらりと立ち寄りやすいのも魅力です。
1Fは茶葉の販売、2Fが『喫茶去』
1Fでは茶葉や甘味の販売を行なっており、お土産や手土産を買うのにぴったり。新鮮な茶葉を量り売りで購入できるコーナーもあり、中でも上質な茎だけを集めた「特撰かりがね」は、独特の甘みとすっきりとした香りが楽しめると人気です。
また、1F奥には常時50種類以上の薬膳茶を取り揃える健康茶専門店『古傳薬膳(こでんやくぜん)』を併設し、お茶の新たな楽しみ方を提案します。
店舗表の階段を上がれば『喫茶去』の入り口に。扉を開けると、しんと落ち着いた穏やかな空間が現れます。
奥行きのある店内は意外なほどに広々として、くつろげる雰囲気。ソファや椅子も座り心地がよく、お買い物で疲れた身体をやさしく癒やしてくれます。
店内は2019年に改装し、大正ロマンを感じさせるような雰囲気へとアップデート。と同時に、メニューにも"今"を感じるものを取り入れたことで、若い世代からも支持されるようになりました。
絞りたてのモンブランが食べられる!
そんな『宇治園 喫茶去 心斎橋本店』のメニューで、SNSなどで人気急上昇中なのが、絞りたてモンブラン「笑みが溢れるモンブラン」。オーダー後に目の前で和栗のモンブランクリームを絞り、ふわふわとした状態で提供される、とっておきの一品です。
「笑みが溢れるモンブラン」が登場したのは2020年8月。最初は催事のみの販売でしたが、見た目の面白さやふくよかな味わいなどで話題を集め、喫茶メニューにもお目見えすることになりました。ここ最近は「笑みが溢れるモンブラン」目当てのお客さんがたくさん訪れるようになり、土日にはなんと1時間待ちになることもあるそうです。
絞りたてのクリームは、なんと通常モンブランの3倍量! 視覚でも楽しんでほしいと、お皿の上でクリームが広がるように盛られています。
『喫茶去』で提供する際にはお茶とのセットメニューとなり、テイクアウトの場合は単品680円。時間が経っても絞りたての形やおいしさがキープできるようにと、クリームの硬さをはじめさまざまな工夫がこのひとつに込められています。
宇治抹茶を使用したスポンジケーキの上に、抹茶のホイップクリームと渋皮付き和栗を細かくカットしたダイスフィリングをのせ、直径1.5mmの抹茶モンブランクリームをたっぷりと。
口に入れると抹茶の香りが爽やかに広がり、ほっくりとした和栗の甘みに肩の力が抜けます。モンブランクリームには白あんを練り込むことで、3倍量ながら実にあっさりとした食べ応えなのもうれしいです。
食後のデザートなら「ティラミス」を
軽く甘いものが食べたいときには、「抹茶ティラミスセット」がオススメ。升の底に抹茶をたっぷり染み込ませたスポンジを忍ばせ、その上にマスカルポーネをベースにしたティラミスクリーム、たっぷりの宇治抹茶パウダーを振っています。
スプーンですくったそばから流れ落ちていくような、ふわふわとろとろとした独特のテクスチャーは、オーダーが通ってからクリームを詰めているからこそ。たっぷりの宇治抹茶パウダーともよく絡み、口の中が抹茶でいっぱいになります。
とっても軽い味わいなので、食後でもペロリと食べてしまえますよ。
また、『宇治園』の看板茶「小佳女」もぜひ味わっていただきたいところ。深蒸し緑茶ならではのコクと甘みがしっかりと感じられ、香りがふわりと立ちのぼる、とっても豊かな一杯です。
日本茶が気軽に味わえる喫茶として
老舗でありながら決して堅苦しくなく、気軽に日本茶が楽しめる『宇治園 喫茶去 心斎橋本店』。作りたて、できたてにこだわる和スイーツの数々は、見た目も味も満足できるものばかりです。
そんな方にぜひオススメしたいお店。お買い物のついでに、ぜひ気軽に訪れてみてください。