目次
- ゴルフ場にふさわしい服装とは?NGはある?
- (1)ゴルフ場入場時の服装はキレイめに
- (2)ゴルフウエアはお気に入りのデザインでOK
- 最低限の持ち物&あると便利なアイテム
- コースをまわり始める前に注意したいこと
- (1)時間に余裕を持って行動する
- (2)声掛けは積極的に
- グリーン上での基本的なマナー
- (1)芝を大切に
- (2)プレーファストな行動を
- バンカーでの基本的なマナー
- (1)低いところから入る
- (2)ならしてから出る
- こんなときはどうすれば?シーン別の対処法
- (1)ボールを見失ってしまった
- (2)カート道路にボールが止まってしまった
- (3)バンカーから出せないときは?
- (4)コースに出てからトイレに行きたくなったときは?
- (5)カートに乗る場合、免許は必須?
- ゴルフの基本マナーを守って、エンジョイゴルフ!
ゴルフはマナーやルールが厳しく、とりわけ難しいスポーツだと感じていませんか?
たしかに、ゴルフには細かなルールが設定されていて、その複雑さはプロも認めるところです。
そこで今回は、仲間とゴルフを楽しむために最低限おさえておきたいマナー・ルールに絞ってご紹介します。「こんなときはどうすればいいの?」と疑問に思うシーン別の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
笹原彩夏(あやか)さん
ゴルフ場にふさわしい服装とは?NGはある?
ゴルフ場デビューする際に気になる点といえばまず、服装ではないでしょうか。
プレー中の服装についてはもちろんですが、ゴルフ場に行くときの服装についてもいくつか注意すべき点があります。
(1)ゴルフ場入場時の服装はキレイめに
ゴルフ場には一般的に、ホテルにあるようなドレスコードがあります。そのため、ゴルフウェアを着て行ったり、カジュアルすぎる服装で行くのは避けましょう。
【NG例】
・Tシャツ
・ジーンズ
・ジャージ
・サンダル
・運動靴
その他、ミニスカートやタンクトップなど、露出度の高い服装はNGの場合があります。
男性なら襟付きのポロシャツにジャケット、女性ならワンピースなどが無難。靴はローファーなどの革靴が望ましいですが、ヒールの靴でもOK。指輪やピアスなどのアクセサリーには制限はありません。
(2)ゴルフウエアはお気に入りのデザインでOK
プレー中男性は襟付きシャツをズボンの中に入れ、ベルトをするのが基本。タートルネックや半ズボンもOKですが、半ズボンにはくるぶしが隠れる靴下を着用しましょう。
女性は基本的には自由なので、お気に入りのデザインを選んでオシャレを楽しむといいでしょう。『パーリーゲイツ』や『キャロウェイ』などのブランドが、女性人気が高いそうです。
ただし、ケガ防止や日差しから目を守るために被る帽子(キャップまたはサンバイザー)は、男女ともに必須アイテムです。
そのほか、寒さが厳しいときはタイツを履いたり、打つ直前までダウンを着るなどしてもOKです。
一般的な服装マナーについては上記になりますが、細かな規定はゴルフ場によって異なるため、事前に公式HPなどでチェックしておくといいでしょう。
最低限の持ち物&あると便利なアイテム
服装が決まれば次は持ち物。必要最低限の持ち物と、あると便利なアイテムをご紹介します。
【必要最低限の持ち物】
・ボール(予備のボールも)
・ティー(ボールを置く小さな台)
「ゴルフクラブセット」や「ゴルフシューズ」はレンタル品が用意されている場合が多いので、必要最低限の持ち物はたったこれだけ!
ボールの位置をマークする「ボールマーカー」や、ボールマークをキレイに直すための「グリーンフォーク」も、ゴルフ場に用意されていることが多いです。
【あると便利なアイテム】
・両手グローブ(手が痛くならないように)
・スコアカウンター(スコアを数えるもの)
・飲み物(水分補給のため)
・お菓子(ラウンド中、小腹がすいたときに食べてもOK)
【シーズン別のアイテム】
夏:タオル・日焼け止め・日傘・保冷パックなど
冬:ネックウォーマー・耳あて・カイロ・ひざ掛けなど
【その他】
雨の日:カッパ・着替え・タオル(多めに)など
上記アイテムは、ゴルフ専用の「カートバッグ」に入れて持って行きましょう。ゴルフ場にはカラスなどがいることもあるため、チャック付きのものがおすすめです。
コースをまわり始める前に注意したいこと
(1)時間に余裕を持って行動する
コースに出ているのは自分たちだけではないため、スタート時間に少しでも遅れると後続組に迷惑をかけてしまいます。そのため、時間には余裕を持って行動しましょう。
ゴルフ場へは遅くとも40分前に到着し、着替えを済ませ、ティーグラウンドには10分前に行くのが理想です。ラウンド前に練習したい場合は1時間以上前には到着しましょう。
(2)声掛けは積極的に
基本は静かに、特に打つ際はプレーの邪魔にならないようにするのがマナーですが、「ナイスショット!」やOBのときの「ファー!」、イレギュラーで先に打つ場合などの声掛けは積極的に行いましょう。
グリーン上での基本的なマナー
(1)芝を大切に
ゴルフ場の芝はデリケートなので、傷つけないよう気を付けましょう。
芝に傷があると、打ったボールのコースが変わることもあり、スコアに影響してしまいます。
走らず静かに歩く、ボールをドロップ(落と)したあとのくぼみ(ボールマーク)はきれいに直すなどを心がけましょう。
(2)プレーファストな行動を
プレー以外の部分で時間をかけないよう工夫することを「プレーファスト」と言います。
例えば、カートから打つ場所まで何本かクラブを持って行くと、クラブを取り替えに行く時間が短縮されますよね。
他にも、本来はピンに遠い人から順に打っていくのがルールですが、準備が出来ていれば前方であっても声を掛けて先に打つなど、後続組がスムーズにプレーできるよう配慮しましょう。
バンカーでの基本的なマナー
(1)低いところから入る
バンカーへは、段差の低いところか入りましょう。高い場所から入ると、土手の砂が崩れて芝を傷めてしまう危険性があるためです。
(2)ならしてから出る
バンカーショットを終えたら、近くにあるレーキ(砂をならす道具)を使って、砂をきれいにならしてから出ましょう。
こんなときはどうすれば?シーン別の対処法
(1)ボールを見失ってしまった
同伴プレーヤーに声をかけて、一緒に探してもらいましょう。ただし探す時間は3分まで。3分経っても見つからないときは諦めて、新しいボールを使いましょう。
(2)カート道路にボールが止まってしまった
写真のような状況になったとき、そのまま打っていいゴルフ場もありますが、基本的にはボールを動かした方がいいでしょう。
ボールに近い芝から1クラブ分の距離の中で、ボールを膝の位置からドロップ(落と)します。
落ちた場所からプレーを再開します。
(3)バンカーから出せないときは?
2打罰を加えて、バンカーの後方にボールをドロップして出す、もしくは1打罰を加えて元の位置に戻って打つという方法がルールとしてあります。
(4)コースに出てからトイレに行きたくなったときは?
おおよそ4ホール目か5ホール目にトイレが設置されているので利用しましょう。
トイレの場所はスコアカードに記載されている場合が多いのでチェックしておくと安心です。
(5)カートに乗る場合、免許は必須?
カートを運転する場合は、普通乗用車運転免許が必要になります。
ただ現在は、免許がなくてもボタンとリモコンで操作できる自動運転カートが増えてきているため、電動カートのあるゴルフ場を選ぶといいでしょう。
【カートの便利機能について】
カートにはGPS機能が搭載されている場合が多いです。
GPS機能があると、ピンまでの距離や前を行くグループとの距離が分かるので活用しましょう。
また、万一クラブなどを忘れた際にも、カートからゴルフ場の受付に連絡することができます(プレーはそのまま続行してOK)。
ゴルフの基本マナーを守って、エンジョイゴルフ!
ゴルフはマナーに厳しいスポーツですが、今回紹介した基本をおさえつつ、誰もが気持ち良くプレーできるような心がけを忘れなければ問題ないでしょう。
最初はスコアを気にせず、良いショットが打てたり、カップに寄った、入ったなどの一つひとつのプレーを楽しむ気持ちが大切です。
神経質になりすぎずに、コースデビューを楽しみましょう!
初心者女性のコースデビューには、雄大な自然が広がる『武庫ノ台ゴルフコース』がおすすめです。電動カートや女性専用のスタート地点など、初心者女性にやさしい設備が整っています。また、最寄駅から無料専用バスが出ているので、車が無くてもアクセスできますよ。
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