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この冬に注目の展覧会を厳選しました。今しか見られない作品をゆっくりと鑑賞してくださいね。
1.【神戸・アイランドセンター】特別展「こわくて、たのしいスイスの絵本展〜クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界〜」
エルンスト・クライドルフ、ハンス・フィッシャー、フェリックス・ホフマンの3人の絵本作家に焦点を当てた特別展。
長野県にある『小さな絵本美術館』協力のもと、原画やリトグラフ、手書き絵本など約150点を紹介します。
『おおかみと七ひきのこやぎ』や『こねこのぴっち』、『ブレーメンの音楽隊』といった日本でも有名な絵本の原画は必見!
楽しそうに見えても実は少しこわい、スイス絵本の世界を会場で満喫してください。
会期中はドレスコレクション展「山に暮らす人びと」も同時開催。
20世紀初頭の作品を中心に、ヨーロッパ・アルプス、北西アフリカのアトラス山脈などの“ハレの日”の衣装も公開します。
色鮮やかな刺しゅうや細かな細工にも注目してくださいね。
【入館料】
一般1,000円、65歳以上・大学生500円、高校生以下無料
■会場:神戸ファッション美術館
■住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
■アクセス:六甲ライナー「アイランドセンター駅」から徒歩すぐ
■営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
■休館日:月曜(祝日の場合翌日)
■電話番号:078-858-0050
■https://www.fashionmuseum.or.jp/special/swiss_picturebooks/
2.【大阪・天王寺】ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展
オーストリアとスイスに挟まれた、独立国家『リヒテンシュタイン侯国』の君主である「リヒテンシュタイン侯爵家」の至宝を一挙公開する展覧会。
12世紀以来の長い歴史を持つ侯爵家では、歴代にわたって美術作品を収集してきました。
この展覧会では「リヒテンシュタイン侯爵家」の歴史や貴族の生活から宗教画、磁器、風景画、花の静物画まで7つの章に分けて紹介します。
侯爵家秘蔵の油彩画をはじめ、ウィーン窯で作られたものを中心とした優美な陶磁器など計126点を展示。
「第7章 花の静物画」コーナーでは写真撮影が可能です。
俳優・小泉孝太郎さんがナビゲートする音声ガイド(600円)もぜひ!
『大阪マリオット都ホテル』19階ラウンジでのケーキセットと観覧券がセットになったお得なチケット(前売3,000円、当日3,200円)も販売しています。
【入館料】
前売・団体:一般1,300円、高大生900円、小中生300円
当日:一般1,500円、高大生1,100円、小中生500円
※団体は15名以上、前売券は1月29日まで販売
■会場:あべのハルカス美術館
■住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
■アクセス:各線「天王寺駅」、近鉄「大阪阿部野橋駅」からすぐ
■営業時間:10:00〜20:00、月土日祝10:00〜18:00(最終入館各30分前)
■定休日:2月1日
■電話番号:06-4399-9050
■https://www.aham.jp/exhibition/future/liechtenstein/
3.【京都・烏丸御池】木梨憲武展 Timingー瞬間の光りー
京都では8年ぶりの開催となる、木梨憲武さんの巡回展。
今回は2015年ニューヨークの個展で披露した「OUCHI」シリーズと、2018年ロンドンの個展で展示した「REACH OUT」シリーズから自身初の全国巡回展「木梨憲武展×20year」での作品まで、絵画はもちろんドロイーング、映像、オブジェなど約200点の作品を公開します。
自らが会場の展示方法を決めていて、会場ごとに雰囲気が異なっているのが特徴。
巡回展中にも新作が追加されたり、既存の作品を手直しして展示したりもしているそうです。
またこの展覧会の音声ガイド(600円)には映画コメンテーターのLiLiCoさんが登場。
木梨さんとLiLiCoさんの息のあった楽しいトークで、自由な発想から生まれた木梨ワールドを紹介しています。展覧会のお供にぜひ!
【入館料】
前売:一般1,400円、大高生1,100円、中小生400円
当日:一般1,600円、大高生1,300円、中小生600円
■会場:京都文化博物館
■住所:京都府京都市中京区三条高倉
■アクセス:地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩3分
■営業時間:10:00〜18:00、金曜は10:00〜19:30(最終入場各30分前)
■休館日:月曜
■電話番号:075-222-0888
■https://www.kinashiten.com
4.【大阪・渡辺橋】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
イギリス・ロンドンにある『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』が所蔵する珠玉の名品を紹介する大規模所蔵展。
『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』の200年の歴史の中で、英国以外で所蔵作品が大規模に公開されるのは、この展覧会が初めてです。
ルネサンスから19世紀ポスト印象派まで、61作品すべてが日本初公開に。
ゴッホの傑作《ひまわり》やフェルメールの最晩年の作品《ヴァージナルの前に座る若い女性》を始め、モネやルノワール、レンブラントといった西洋絵画の巨匠の主役級の作品が一堂にそろいます。
すべての出品作を詳しい解説と共に紹介する“公式図録”やオリジナルグッズは展覧会へ来た記念にぜひ購入したいですね。
展覧会は1月31日までなので、お見逃しなく!
【入館料】
一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円
※日時指定制
※入場券は事前購入が必要
■会場:国立国際美術館
■住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
■アクセス:京阪「渡辺橋駅」から徒歩5分、Osaka Metro「肥後橋駅」から徒歩10分
■営業時間:9:00〜17:30、金土9:00〜20:00
■休館日:1月18日
■電話番号:06-6447-4680
■https://artexhibition.jp/london2020/
まとめ
寒い冬にぴったりの、心まで温まる展覧会を紹介しました。風邪をひかないよう暖かな服装でおでかけしてくださいね。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。