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街を歩けば、濡れたような髪をしたオシャレ女子がたくさんいます。
今、ウェットヘアは若い女性にとって定番のスタイルです。
もちろんただ髪を濡らせばいいというわけではなく、ウェットヘアはスタイリング剤で作ります。
「ウェットヘアを作ろうと思っても、どんなスタイリング剤を使ったら良いかわからない」
「いつも髪がベタッとなっちゃう」
「思ったような束感が出ない」
と悩んでいる方は、スタイリング剤やスタイリング方法がヘアスタイルに合っていないのかもしれません。
今回は、流行のウェットヘアが上手く作れるよう、ヘアスタイル別のやり方やおすすめのスタイリング剤についてご紹介いたします。
ウェットヘアとは?
ウェットヘアとは、洗いたてのようなしっとりとした束感のあるヘアスタイリングを指します。
「どんな状態の髪でもおしゃれに見える」
「お風呂上がりを連想させる髪がセクシー」
といった理由から、多くの女性に大人気のヘアスタイルです。
もちろん濡れた髪そのままでOKというわけではありません。
スタイリング剤を使って「濡れ髪感」を作るのが一般的です。
ウェットヘアが簡単に作れるスタイリング剤
ウェットヘア作りの要(かなめ)となるのが、スタイリング剤選びです。
間違ったスタイリング剤を選べば「思ったより濡れ髪感が出ない」、「ベットリしすぎる」という場合もあります。
ウェットヘア作りにおすすめのスタイリング剤をいくつかピックアップしましたのでぜひ参考にしてください。
「オイル」で基本のウェットヘア
ウェットヘア作りの基本ともいえるスタイリング剤がオイルです。
普段スタイリング剤を使わないかたでも扱いやすく、見た目もきれいなウェットヘアが完成します。
・『エヌドット』の「N. ポリッシュオイル150ml」
サロンでもよく使われる濡れ髪定番のオイル。
髪を巻いた後につけても、カールがだれず、くっきりとしたラインが残ります。
肌用としても使えるため、残ったオイルは手に伸ばしましょう。
・『資生堂』の「マシェリヘアオイルEX」
さらりとした使い心地が魅力です。
ウェットヘアにありがちな「ベットリ感」が出にくく、しっとりとした女性らしい髪に仕上がります。
華やかな香りも人気の理由の一つです。
・『ネイチャーラボ』の「ダイアンパーフェクトビューティー パーフェクトヘアオイル」
オーガニックアルガンオイルが配合されており、艶のある自然なウェットヘアを作ることができます。
人によっては「髪になじみすぎて束感・濡れ髪感が表現されにくい」という声もありますが、髪質や髪の多さでつける量を調節すればOKです。
「バーム」で束感のあるウェットヘア
ワックスのように髪をまとめてくれるバーム。
くずれにくく束感の強いウェットヘアを作りたい方におすすめです。
ただし、やや硬く扱いにくいものもあるため、初心者さんは少量ずつ髪に塗ってみましょう!
・『エヌドット』の「N.ナチュラルバーム」
サロンでも使われる「N.ナチュラルバーム」は、同シリーズのオイルと同じく、ハンドクリームとしても使用できます。
テクスチャは粘土ほどの硬さです。手の熱でじっくり溶かしてから、髪に塗るのがおすすめ。
くずれにくさや束感づくりの面で優れたバームです。
・『BOTANIST(ボタニスト)』の「ボタニカルヘアバーム」
バームとしては珍しい、やわらかなテクスチャがポイントです。
扱いやすいため、バーム初心者さんでも難なくウェットヘアを作ることができます。
ツヤ感もキープ力もしっかりあるのに、2,000円をきるお手頃価格で人気を呼んでいます。
・『EARTHEART(アースハート)』の「オーガニックナチュラルバーム」
人気サロンプロデュースのバームです。自然なウェット感を出しやすくツヤも出て、さらにスタイリングが1日キープできると、ウェットヘア女子の間で注目されています。
バーム特有のベットリ感が苦手な方にもお勧めの軽い使い心地です。
「クリーム」で重すぎないウェットヘア
濡れ感はあるけど風が吹けばサラリとなびく。
そんな柔らかなウェットヘアを目指したい方は、クリームタイプがお勧めです。
ただし、ウェット感を1日キープするのは難しいため、ウェット感を持続させたいなら他スタイリング剤との併用するのがいいでしょう。
・『ウテナ』の「ミーアンドハー ミルキィグロスジェル」
シアバター配合のクリームなので、潤いを保ちつつスタイリングをしてくれます。
髪をしっかり固めはしないものの、程よい束感で自然なウェットヘアに。
クリームタイプの中でも、持ちの良さが自慢です。
・『黒バラ本舗』の「ツバキオイルヘアクリーム」
自然由来の椿油を使用したヘアクリームで、ナチュラル派さんに人気の商品です。
ウェット感を出すには結構な量を使用しなくてはなりませんが、毛先だけ束感を出したい方や潤いのあるツヤ感を演出したいときに適しています。
・『LUCIDO-L』の「デザイニングチューブヘアクリーム」
パサつきやすい髪をしっとりなめらかにしてくれるヘアクリームです。
自然な仕上がりでスタイリング感を出さず、ナチュラルなツヤ髪を演出してくれます。ウェーブスタイルにも使いやすいですよ。
ヘアスタイリング剤の付け方
ウェットヘア作りの基本は「スタイリング剤を手につけ髪に伸ばしていく」こと。
大切なのは、毛量によってつけ方やつける量が変わるということです。
毛量を無視してスタイリング剤をつけすぎてしまうと、「髪を洗ってない人」みたいになってしまいます。
また、それとは逆につける量が少なすぎると、パサパサ感だけが残ってしまう可能性も。
量にあったつけ方をして、ほどよいウェット感を出しましょう。
毛量が多い人の場合
髪の毛の量が多い方は、スタイリング剤の量も「普段より少し多いくらい」を意識します。
スタイリング剤を手のひら全体に伸ばしたら、まずは髪の毛の内側、毛先からつけていきましょう。
その後、表面も手ぐしでとかすようにして、スタイリング剤を伸ばしていきます。
最後に前髪を指先で触るようにして、スタイリング剤を伸ばせばOKです。
毛量が少ない人の場合
毛量が少ない人は「ちょっと足りないかな」くらいの量のスタイリング剤を、片手に取ります。
もう片方の手の人差し指でスタイリング剤をすくって、親指とこねこね。
そのまま毛先にこすりつけるようにして、少しずつなじませましょう。
毛先全体にスタイリング剤がついたら、残った分を両手のひらで伸ばして。
髪の内側、後ろ側を中心に、下から上に手ぐしをするように全体に塗り込んでいきます。
重さを出したくないならセミウェットに
上記のやり方ではちょっと重すぎてしまう、というかたはスタイリング剤の量を減らしましょう。
そして「髪の半分から下」だけに塗ると、自然なウェット感が生まれます。
【ヘアスタイル別】ウェットヘア作りのポイント
ヘアスタイル別のウェットヘア作りのポイントも見てみましょう。
髪の量+ヘアスタイルで、スタイリング剤のつけ方や量を調節すると良いですよ。