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親の遺伝子で、子猫の色柄が決まります。それぞれの猫の性格や特徴がわかれば、猫ともっと仲良くなれるかもしれません。みなさんの愛猫はどんな性格ですか?
「黒猫」はフレンドリーで賢い
ミステリアスでクールな印象の黒猫ですが、実は人間への警戒心が薄く人懐っこいといわれています。
特にオスはメスよりも甘えん坊。また頭が良く、空気を読むのがとても上手です。
中には犬のように芸を覚えたりする子も。好奇心が旺盛で動くものにとても敏感。
瞳の色はグリーン、ヘーゼル、カッパー、アンバーの4色ですが、ブルーの瞳を持つ珍しい子もいます。
「白猫」は警戒心が強め
真っ白でふかふかとした白猫。日本では白猫は縁起が良く、招き猫も基本は白色です。
自然界では白い色は目立つためか、白猫は警戒心が強くて神経質な性格をしているといわれています。
オスはマイペースで甘えん坊、メスは警戒心が強く、ほどよい距離感で飼い主だけに懐く傾向があります。
肉球や鼻の色は必ずピンク色になっていて、瞳の色はブルーやグリーン、イエロー、オッドアイ(金目銀目)とバリエーション豊かです。
「キジトラ」は警戒心が強いものの、なつくと甘えん坊
キジトラは鳥のキジと虎が混ざったような模様をしていて、英語では「ブラウンタビー」と呼ばれます。
茶色ベースに黒い縞模様、額にはMの字があり、日本では一番多い猫の種類といわれています。
猫の祖先であるリビアヤマネコの気質を受け継いでおり、野生的な性格をしている子も。
警戒心が強いものの、なつくと甘えん坊でやんちゃな性格の子が多いです。
運動が大好きなので、家の中でもしっかりと遊べるようにしてあげてください。
「サバトラ」は慎重な一面はあるものの、人懐っこい性格
サバトラは日本のキジトラとの交配で生まれた猫で、魚の鯖のようなグレーの毛色をしています。白い毛の割合で「サバシロ」や「白サバ」と呼ばれることも。
神経質で臆病な性格をしていますが、飼い主にはフレンドリー。
オスは甘えん坊で好奇心が旺盛な子が多く、反対にメスは落ち着いていてクールな子が多いです。
「茶トラ」は人懐こく甘えん坊
ベースは明るいオレンジで、全身に濃いオレンジの縞模様が入っています。
茶トラの中には、顔やお腹などに白い毛が入っている「茶トラ白」と呼ばれる子も。
欧米では生姜のような色合いに似ていることから「ジンジャー」とも呼ばれています。
オスはメスよりも骨格がしっかりとしていて、ほかの柄の猫に比べてオスの方が大きめに見えます。
茶トラの8割はオスなのだそう。
性格はとにかく甘えん坊で、飼い主を母親のように慕うとか。またとても活発で食いしん坊(笑)といわれています。
猫同士で仲良くなれるので、多頭飼いにも向いているそうです。