目次
英語を使う場所を作る
英会話を身に付けるためには、まず英語を話す場所を作ることから。今の時代でも可能な方法をいくつかご紹介します。
ランゲージエクスチェンジ
自分の国の言語と相手の国の言語を、会話の中で学びあうカジュアルな語学レッスン。
密を避けて1対1でできるのも魅力です。
ただこちら側が日本語を教えたことがない素人であるなら、向こうもそうだということ。だから勉強と堅苦しく考えずに、気軽に会話を楽しむ目的で始めてみてもいいかもしれません。
相手はインターネットやアプリなどで探すことができます。
実際に英会話学校で教えているネイティブスピーカーが副業でしていることも多いので、もしそういう相手が見つかればラッキーかも!
オンラインレッスン
英会話学校のオンライン版。実際に通うものより安価でできる、学校でのレッスンです。
英語に自信がない人は、こちらから始めるのがおすすめ。先生は日本人の弱点をわかった上で教えてくれるため、安心して受講できます。
デーティングアプリ
デーティングアプリとは言え、最近は同性の友人など探せる相手の範囲が広がっています。もちろんただ英会話のためだけに友人を探すのもありですが、恋愛に発展してもいいくらいの気持ちでお相手探しをするのも楽しいかも。まずは英語を使ってオンタイムでチャットをすることになりますので、特に相手がネイティブの場合はそこそこの英語力が求められます。
もちろん日本に長く滞在している人で、日本語ができる人や学んでいる人も多く、ランゲージエクスチェンジに発展することもあり得ます。
自然なコミュニケーションのコツ
なるべく自然に話すことを意識したいのなら、どういったことに気を付けるといいのでしょうか。
積み木のように会話を組み立てる
自然な英会話をしたいなら、話し続ける姿勢が重要。
知っている単語を増やす、基礎の文法を学ぶことはとても大切ですが、机の上での勉強だけではとてもナチュラルな英会話を身に着けることはできません。
キレイな文章を作るよりも、接続詞や知っている単語を駆使していかに長く話し続けられるか、そしてその訓練がものを言います。
質問力をつける
会話の中であなたの必要としている答えを導き出すために必要なのが質問力です。
しかも質問することのメリットはそれだけではありません。的確な質問をして相手との会話が続くことで関係性を作ることにも役立つのです。
だから会話の途中でわからない言葉が出てきても大丈夫。その都度理解するよう心がけることが大切です。一度聞いてもわからないことは、自分なりの仮説で聞き返すようにすると、相手にこちらの理解しようとする誠意も伝わりますよ。
その際に使えるセンテンスもいくつか覚えておきましょう。
丁寧に話す場合は「Could you say that again, please(もう一度言ってくださいますか)? 」や、打ち解けた友人同士なら「Which means……(つまり)? 」、「So you mean……(あなたの言おうとしてるのは)? 」、「In other words(つまり/言い換えれば)」などもよく使われます。
「あなたの言いたいことってこういうこと?」という仮説を立てて質問する場合、「Which means……」の後に、仮説部分を繋げるといいでしょう。
アイコンタクトが基本
英語を話す以前に、相手の目を見て話すことは特に英語圏やヨーロッパの人にとってはマナーのひとつ。
日本人は目を見て話すことが苦手な人が多いようです。それは目を見て話すと生意気だとか無礼、挑発的だとされてきた文化や背景にも理由があります。
でも英語圏やヨーロッパの人々と話すときに視線を逸らしてしまうと、話に退屈しているか自信がないように取られてしまいますよ。
逆にそれができていれば、英語力に自信がなくても気持ちのいいコミュニケーションができるはず!
相槌をひとつでも増やす
日本語でも相槌にはさまざまな種類がある通り、英語でも会話の内容に応じた相槌があります。ひとつずつ増やして自分のものにしてどんどん使っていきましょう。
相槌のレパートリーが豊富なほど、ネイティブのような自然な英会話力に近付きますよ。
ナチュラルな単語に置き換える
相槌やふとしたときの一言に、英会話でのコミュニケーション力が表れます。完璧な英語が話せるよりもナチュラルな反応ができる方が、相手にとっても心地いい会話になるかも!?
日本人がよく使う定番の言葉に置き換えられる、ネイティブが使う自然な表現も知っておきたいですね。
「Really?」の代わりに
驚いたときなど使いがちな「Really?」ですが、驚きの大きな順から「What(なんだって)!?」、「No way(ありえない)!」、「You must be kidding(冗談でしょう)!」、「Is that so(本当なの)?」などにも置き換えられます。
また同じ「Really?」でも語尾の音を下げることで、少し落ち着いた驚きを表現できます。
「I am fine」の代わりに
英会話の基本、挨拶の「How are you?」に対する返事ですね。
ほかにも気分も体調もいいなら、「Couldn’t be better(最高だよ)!」、「Great(とてもいいよ)!」、「Pretty good(とてもいいよ).」、「I’m good(元気だよ).」など、そしてまぁまぁなときは「I’m okey.」、「I’m alright.」、「Nothing special(いつもと変わらないよ).」なども使えます。
たまには「Not so good(あまりよくないんだ).」や「I’m sick(調子が悪いよ).」、「I have a hangover(二日酔いなんだ).」な日もあるかもしれませんね。
「Me too」の代わりに
「私も!」はとても便利な英単語。代わりに「So do I.」、「So am I.」なども使えます。
この場合は相手が使った文章の動詞や助動詞などにリンクしてdo、am、haveと変化することに気を付けて。
これらを使いこなせるとかなりこなれた感じが出て、目上の人に対しても使える便利な表現です。
まとめ
英会話のコミュニケーション力をアップするための、ヒントをご紹介しました。
完璧な文法にこだわるより会話の内容に添ったリアクション、ボキャブラリーを増やすことでより自然体の会話が楽しめるようになるはず!
あくまで自分らしく楽しく話せるために、コミュニケーション力を磨きたいですね。