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SNSにはさまざまな自慢話が投稿されていて、なかには「結婚しました」、「出産しました!」など、プライベートな報告をする人もちらほら……。
あえて独身を貫いているわけではない人にとって、SNS上でかつて親しかった友人たちが次々と人生のステージを切り拓いていく姿をみると、焦りを感じる人も多いのではないでしょうか?今回はそんなSNS疲れをしてしまった人に対策方法を5つご紹介します。
【1】就寝前と起きた直後はSNSを見ない
夜眠る前は明日に備えて心を整える時間です。翌日に重要な仕事を控えているなら、なおさら精神統一しなければいけないでしょう。
起きた直後も、これから仕事に向かわなければならず、余計な情報はとらないほうがメンタルの健康上には良いかもしれません。
SNS疲れが激しいなら、チェックをする頻度と時間帯を変えるだけでも、情報を受け取ったときの衝撃度や精神への負担は軽減されるはずです。たとえ、自慢話をされてもお日様が出ている時間帯なら、その日のTODOリストにも追われていますし、いちいち気にしていられる時間はありませんよね。
【2】落ち込みそうになったら理想の未来を紙に書きだす
結婚も出産も本人にとっては喜ばしい出来事であり、自慢したくなる気持ちはおそらく独身女子にも分かるはずです。自分が同じ状況になったときに彼女と同じようにもしかしたら自慢したくなるのかもしれません。
ただいつも友人たちの情報を優しく受け止めていると、段々とつらくなってきます。もし落ち込みそうになったら、そのときはぜひ理想の未来を紙に書きだしてみましょう。
叶うかどうかは関係ありません。大切なのは、自分の本当の気持ちと向き合うこと。「私なんてどうせ結婚できない」ではなく、あくまでもいつかは結婚できるかもしれないと希望をもつことによって、今の瞬間を楽しく生きられるようになるはずです。
【3】感情的になったままフォローを外さない
まったく知らない人のフォローを外すのと友人・知人のフォローを勝手に外すのとでは事情が異なります。
たとえば最近はお互いに環境が違いすぎて会えていなくても、学生時代に仲が良かったなら、安易に外してはいけないかもしれません。
たとえ連日のように子育て話をされて、独身女子的にはつらかったとしても「もう嫌!」とフォローを外すと、相手は「どうして?」と感じてしまいます。そこから人間関係のトラブルへと発展する可能性も0ではありません。
ただ忘れてはいけないポイントとして、毎日のように結婚や子育てに関する投稿を何度も繰り返している人であったとしても、彼女なりの悩みがあり、おそらく自信をなかなかもてない部分もあって、何かしらの不安があるからこそ余計にSNSに投稿している場合も十分考えられます。
つまりSNSで見えている景色が、彼女たちの実生活の質とイコールとは限りません。実際に会って話を聞いてみると、子育ては楽しんでいるけれど職場の人たちから嫌がらせを受けながら時短で家族のために働いていたり、今までは第一線で働けていたはずなのに産休が明けてから部署を変えられたり、と苦しい思いをしている人も、なかにはいます。
ですから見えている景色だけでその人のすべてを判断するのは、かなり危険な可能性もあります。
感情的になったままフォローを外すと、結局、そんな自分さえも受け止められなくなるかもしれません。
【4】張り合わない
SNSの中では、様々な環境で過ごしている人たちが情報を発信し、受け取っています。独身女子の中には既婚チームと張り合う人もいたり、独身女子側は張り合っているつもりはなくてもママチームからにらまれる人もいたりします。
大切なのはどれだけかつての友人たちから白い目で見られたとしても、自分は自分のペースで人生を過ごすと割り切ることです。
あえておひとりさまでいる人もいれば、仕事を優先しているとなかなか出会いがなく結果としておひとりさまになっている人もいて、独身女子によってもおひとりさま事情が異なります。
SNSで張り合われそうになったら、そっと非表示にしておくのも自分のメンタルを守るうえでは重要かもしれません。
たとえ昔は仲の良い友人たちだったとしても、それから時間が経過し、それぞれの世界があきらかに違ってしまっているなら、そっと距離を置いたほうが自分のためにもなるでしょう。
【5】別アカウントを開設し、憧れの人だけをフォローする
さらにSNS疲れを改善する対策として別アカウントをつくり、そのアカウントは友人たちには教えずに憧れの人だけをフォローしておくと、SNSを開いたときも今の自分にとって必要な情報だけを収集できるかもしれません。
芸能人・文化人に限らず、自分の道を歩んでいる知り合いの人や憧れの存在の人(一般人)だけをフォローしておけば、結婚・出産報告の波からほんの少し自分の心を守れます。
まとめ
SNSは決して「悪者」ではありません。きちんと情報発信をすると、思ってもみなかったチャンスが突然きて、あっという間に人生のステージが変わる場合もあります。なので、SNS疲れしない自分なりの方法を編みだしておくことで、今までよりももっと上手に情報収集できるはずです。
独身女子には独身女子の、既婚者チームにはその人たちの悩みやストレスがあります。実際にその立場にならないと分からない苦しさもたくさんあります。お互いの状況を優しく認め合えるのが理想的ではありますが、こちらがそういう風に思っていても、相手がまだ成長していなくて張り合われることは多々あります。
SNS疲れを感じているなら、今すぐに自分なりの対策を考えてみましょう。