目次
1.「LINE Pay」
馴染みのあるメッセージアプリ「LINE」が提供するのが「LINE Pay」です。
LINE Payの特徴
「LINE Pay」の支払い元は、登録しておいた銀行口座。銀行口座から「LINE Pay」にチャージして使います。もしくは、セブン銀行のATMから現金をチャージしたり、「LINE Payカード」や「Famiポート」を使ってチャージすることもできます。
「LINE Pay」の大きな特徴は獲得したポイント数に応じてランク分けされること。「LINE Pay」を使うと「LINEポイント」が貯まります。過去6ヶ月間に獲得したポイント数に応じて、レギュラー・シルバー・ゴールド・プラチナの4つのランクに分けられ、ランクごとに特典があります。
シルバー(100ポイント獲得):チャージ&ペイ使用時の還元が1.5%
ゴールド(500ポイント獲得):チャージ&ペイ使用時の還元が2%
プラチナ(5000ポイント獲得):チャージ&ペイ使用時の還元が3%
※プラチナはポイント獲得数だけでなく「Visa LINE Payクレジットカード」を作り、「LINE Pay」アカウントにカード登録も必要。
LINE Payのメリット
「LINE」のアプリをそのまま利用できるので、新たなアプリの登録やダウンロードが必要ありません。
「LINE」でつながっている友達に送金することもでき、「割り勘」機能を使えばランチ代や飲み会の代金を現金でやり取りせずにも済みます。「LINE」を使っている人は多いので、送金がしやすいのはメリット。
買い物や公共料金の支払などで手元に請求書が届く人は、「LINE Pay」の請求書支払いを使えばコンビニにわざわざ支払いに行く必要もなく便利です。
どんな人に向いている?
「LINE Pay」は、銀行口座からのチャージや、セブン銀行のATMを使ってのチャージなど、あらかじめチャージしておくプリペイド式です。クレジットカードの用意が不要なので、クレジットカードは持たない派という人や、学生にピッタリ。
2.「PayPay」
ソフトバンクとヤフーが設立した「PayPay株式会社」が運営する「PayPay」は、キャッシュバックキャンペーンのCMなどでその存在を知っている人は多いかもしれません。
PayPayの特徴
「PayPay」は、2つの支払い方法を選べます。
1. 「PayPay」にチャージして、「PayPay」残高から支払う
2. 登録したクレジットカードから支払う
「PayPay」では使用可能な上限金額が決められていて、チャージした「PayPay」残高から支払うなら上限額は500,000円(過去24時間)、クレジットカードだと本人認証サービスを設定している場合でも20,000円(過去24時間)が上限となります。
クレジットカードから支払う設定だと高額な買い物をしにくいのがネック。
「PayPay」残高から支払うなら日常生活では困ることなく使えそうです。
残高チャージするにはあらかじめ登録しておいた銀行口座だけでなく、セブン銀行のATMや「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」、「ヤフオク!」の売上金からのチャージもできます。
PayPayのメリット
「PayPay」はコンビニをはじめ、スーパーや飲食店、ドラッグストアだけでなく、「Uber Eats」の支払いにも利用できます。対応している自治体であれば公共料金の請求書払いも可能。
そして、キャンペーンが豊富なのも魅力です。
どんな人に向いている?
ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーは、スマホの利用料金と「PayPay」へのチャージ金額をまとめて支払うことができるので管理がラク。
「ヤフオク!」ユーザーは「PayPay」で支払いができ、売上金を「PayPay」にチャージすることもできるので、無駄なく循環させられるので便利です。
そして、「PayPay」キャンペーンの対象にもなりやすのがソフトバンクユーザーとワイモバイルユーザー、Yahoo!プレミアム会員です。これらのサービスを利用している人は、特におトクを感じられそう。
3.「メルペイ」
「メルペイ」は、フリマアプリ「メルカリ」を通して利用できるスマホ決済サービス。
メルペイの特徴
「メルペイ」ではメルカリの売上金でポイントを購入すると、「メルペイ」加盟店での支払いに使えます(メルペイの本人確認が済んでいれば、メルカリで取得した売上金がメルペイ残高に自動チャージされます)。
もしくは、銀行口座からメルペイ残高にチャージする、セブン銀行から現金をチャージするという方法も。
特徴的なのは、「メルペイスマート払い」というサービス。
「メルペイスマート払い」は、メルペイ残高からその場で決済するのではなく、翌月にまとめて精算できるサービスです。
例えば「メルペイ」が使えるお店で服や靴、バッグを買っても、その場でメルペイ残高から引かれるのではなく、翌月まとめて支払うということ。
このサービスを利用すれば、「メルカリでの売上金が入金されたら支払う」ということが可能になります。
メルペイのメリット
メルカリの売上金でメルカリポイントを購入した場合、ポイントは購入した日から365日で有効期限が切れてしまいます。キャンペーンでもらったメルカリポイントだと獲得した日から180日。
これら有効期限のあるポイントですが、「メルペイ」残高にチャージすると有効期限はなくなります。ポイントを有効期限内に上手に使い切れずに失敗した……ということがなくなるのはメリット!
どんな人に向いている?
メルカリを普段から使っている人にはぴったりのスマホ決済サービスです。メルカリでは買うことよりも売ることの方が多いという方は、売上金を上手に使い切ることができます。
4.「楽天ペイ」
「楽天ペイ」は、楽天グループのスマホ決済サービスです。街でのお買い物でも楽天ポイントを使うことができ、楽天カードを支払い元に設定していると楽天ポイントを貯めることもできます。
楽天ペイの特徴
「楽天ペイ」はスマホ決済サービスとして便利なだけでなく、楽天ポイ活をしているなら利用したいサービスです。なぜなら、楽天カードを支払い元に設定することで楽天ポイントを貯められるから。
楽天カードを支払い元にするには2つの方法があります。
1. クレジットカード払いで楽天カードを登録
2. オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」を使う
1のクレジットカード払いは、楽天クレジットカードを使うように残高を気にせずスマホ決済サービスを利用できます。ペイにチャージをする必要がないので、レジで残高不足だったということにもなりません。この方法は1%のポイント還元です。
2の「楽天キャッシュ」はオンライン電子マネーなのでチャージをしなければいけません。支払元に楽天カードを設定してチャージすると、「楽天ペイ」にも自動で反映されます。
つまり、「楽天キャッシュ」に5,000円チャージすると、「楽天ペイ」にも5,000円チャージされたことになります。
チャージした金額以上に使うことはできないので残高不足にならないかは気にかけないといけませんが、「楽天キャッシュ」からのチャージにしていると1.5%還元に!
楽天ペイのメリット
楽天市場のキャンペーンなどで獲得した期間限定ポイントも、「楽天ペイ」で使えるのはメリット。ポイントの期限切れを防ぐことができます。
支払い元を楽天カードに設定すれば、クレジットカードを持ち歩かなくても楽天ポイントが貯められるのも便利です。
どんな人に向いている?
楽天ポイ活をしている人にピッタリ! ポイントを効率よく貯めるなら、「楽天キャッシュ」にチャージして「楽天ペイ」で決済するのがおすすめです。
まとめ
現金を使う機会が減ると、ATMに並ぶ時間も減らすことができます。場合によっては手数料の節約もできますね。
自分にピッタリのスマホ決済サービスを見つけて、便利に使いこなしましょう!