目次
- 徳島県ってどんなところ?
- 絶景スポットと名物グルメを楽しむ、1泊2日のモデルコース
- 【1日目】定番どころを押さえたコース
- 1.渦潮の迫力が間近で見られる「渦の道」
- 2.「藍の館」で伝統的な藍染を体験
- 3.ランチは「徳島ラーメン」できまり!
- 4.徳島市中心部を優雅に周遊「ひょうたんじまクルーズ」
- 5.年中阿波おどりを見て、体験できる「阿波おどり会館」
- 6.徳島市のシンボル&絶景スポット「眉山」
- 7.ディナーは阿波の幸を一年中楽しめる「徳島新鮮なっとく市」で
- 【2日目】徳島の絶景・原風景をのんびり観光
- 8.レトロな情景が広がる「うだつの町並み」
- 9.深いエメラルドグリーンの大河を下る「大歩危峡遊覧船」
- 10.ランチは徳島西部に根付く郷土料理「祖谷そば」
- 11.原始的でスリリングな「祖谷のかずら橋」
- 12.「古民家喫茶きむら」でひと休み
- 13.崖に立つ「小便小僧」
- 14.どこか懐かしい、小学校をリノベーションしたカフェへ
- モデルコースを参考に、徳島観光を満喫しよう!
徳島県ってどんなところ?
関西圏から車や高速バスで淡路島を通って約2時間とアクセスの良い徳島県。和歌山からは徳島港へのフェリーも運航しています。
そんな徳島県は、大きく3つのエリアに分けられます。大鳴門橋を渡ってすぐの鳴門市や県庁所在地である徳島市などが位置する「東部」、マリンスポーツやうみがめとの触れあいが楽しめる「南部」、スケールの大きな渓谷や山々が織りなす絶景が広がる「西部」の3つです。
主要な観光スポットが集まっている徳島・鳴門周辺であれば気軽な日帰り旅も可能ですが、せっかくの徳島旅行を満喫するなら2日はほしいところ。また県内は車での移動がおすすめです。
絶景スポットと名物グルメを楽しむ、1泊2日のモデルコース
今回は、ぽかぽか陽気が心地良い春の時期に訪れたいスポットをピックアップ! 東部から西部をぐるっと周遊する1泊2日のドライブ観光モデルコースです。徳島観光初心者におすすめの見どころもおさえているので、ぜひ参考にしてくださいね。
【1日目】定番どころを押さえたコース
1日目は東部中心に定番どころをまわりましょう!
1.渦潮の迫力が間近で見られる「渦の道」
まずは大鳴門橋を渡ってすぐのところにある絶景スポット「渦の道」へ。窓や床の一部がガラス張りになっている展望遊歩道で、迫力満点の渦潮や美しい鳴門海峡の眺めを間近に見ることができます。
「渦の道」近くには、お土産処や軽食を楽しめる施設もあります。名物・鳴門金時やご当地ソフトクリームなどの甘いものを食べれば、移動で疲れた体が癒やされるでしょう。
※渦潮の発生する時間(満潮・干潮)は潮見表をチェックしてからお出かけください。場合によっては適宜、観光順序を入れ替えてお楽しみください。
2.「藍の館」で伝統的な藍染を体験
藍染めの元となる藍染料「蒅(すくも)」づくりの本場として、現在もその伝統を引き継いでいる徳島には、藍染を体験できる施設がいくつかあります。
その一つ「藍の館」には、藍染めの製造行程をミニチュアで再現したジオラマや、歴史的な藍染めの着物などが展示されています。
天然の藍汁を使用して行う藍染体験では、20分ほどで自分だけのオリジナルハンカチが完成。徳島ならではの体験を通して自分へのお土産もゲットできちゃいます!
3.ランチは「徳島ラーメン」できまり!
徳島のソウルフード「徳島ラーメン」のスープは「茶」「黄」「白」の3つに分かれています。「茶系」のスープは、甘辛く仕上げた豚骨醤油がベース。大きなお肉と中央にトッピングされた生卵も特徴的です。
まるですき焼きのような味わいで、白ご飯とセットで食べるのがスタンダード。お昼からガツンと食欲を満たしましょう!
4.徳島市中心部を優雅に周遊「ひょうたんじまクルーズ」
お腹が満たされた後は、徳島市中心部を流れる新町川を周遊する観光船へ。心地良い風を感じながら“街並み散策”を楽しみましょう。
川縁の景観の美しさと、いくつもの橋をくぐり抜ける爽快感が非日常感を高めてくれること間違いなしです。飲食物を持ち込んで屋形船気分を味わうこともできますよ。
※乗船の1時間前から受付。混雑時は待つこともあるので、早めに受付を済ませるのがおすすめ
5.年中阿波おどりを見て、体験できる「阿波おどり会館」
徳島といえば外せないのが「阿波おどり」。通常夏に楽しむことができる阿波おどりですが、徳島には一年中阿波おどりを堪能できる観光施設「阿波おどり会館」があります。
プロの踊りを楽しんだあとは、一緒に舞台に立って踊りの輪に加わることもできます♪
また「阿波おどり会館」1階は「あるでよ徳島」という名前のお土産物フロアになっています。工芸品からお菓子・地酒まで、徳島の特産物が一堂に会しているので見ごたえ十分ですよ!
6.徳島市のシンボル&絶景スポット「眉山」
「阿波おどり会館」屋上には観光ロープウェイがあり、約6分で「眉山」という山の山頂へ辿り着くことができます。
眉山山頂からは徳島市街や淡路島、紀伊半島までもが一望できるというまさに絶景スポット! 爽快な眺めが広がります。
※ロープウェイは4/1~10/31の期間は9:00~21:00まで運行しているので、幻想的な夜景も楽しめます。11/1~3/31は9:00~17:30の運行。但し運休する期間及び時間を変更して営業する日等があります。詳しくはこちらで確認、もしくは問い合わせを
7.ディナーは阿波の幸を一年中楽しめる「徳島新鮮なっとく市」で
食のテーマパークをコンセプトにした複合施設「徳島新鮮なっとく市」。レストラン「阿波の幸 和美彩美(わびさび)」 では新鮮な魚介類やブランド肉を使った徳島ならではの料理が味わえます。他にもバーベキューエリアや釣り堀、物産館なども揃っています。
【2日目】徳島の絶景・原風景をのんびり観光
2日目は自然豊かな徳島の西部エリアを観光しましょう!
8.レトロな情景が広がる「うだつの町並み」
2日目にまず訪れたいのは、昔懐かしい町並みが広がる美馬市・脇町エリア。かつて藍商人達で栄えた場所です。藍染体験や和傘展示のある「美馬市観光交流センター」に様々な企画展が催される「吉田家住宅」、竹細工を展示販売している「時代屋」や甘味処・土産物店など、違った趣を持つ家々が並んでいます。
情緒あふれる景色を眺めながら、午前中の町歩きを楽しみましょう。
9.深いエメラルドグリーンの大河を下る「大歩危峡遊覧船」
2億年の時を経て削られた岩と深いエメラルドグリーンに輝く大河・吉野川が織りなす大歩危峡(おおぼけきょう)。徳島の観光スポットとして人気の高い絶景を間近に見ながら、舟で川を下る「大歩危峡遊覧船」は非日常感満載! 春の時期にだけ、頭上をこいのぼりが泳ぐ姿も見ることができます。
※年中無休ですが、荒天時には運休となる場合があります。
10.ランチは徳島西部に根付く郷土料理「祖谷そば」
徳島県の最西部にある日本三大秘境「祖谷(いや)」。深い山中にあるこの場所は、良質なそばの実の産地になっています。この地で作られる「祖谷そば」はつなぎをほとんど使用しないため千切れやすく、ザラッとした舌触り。そして、太くて短い麺が特徴です。そばの風味がしっかり生きた、わざわざ食べたいグルメです。
11.原始的でスリリングな「祖谷のかずら橋」
日本三奇橋のひとつに数えられる「祖谷のかずら橋」は、緑豊かな渓谷に架かる橋として、同じく高い人気を誇る観光スポットです。木を編んで作られた橋は見た目以上にスリル満点ですが、ならではの景色と体験は味わっておきたいところ!
毎晩19:00~21:00にはライトアップもされていて、幻想的な景色が楽しめます。
12.「古民家喫茶きむら」でひと休み
祖谷地方にある「古民家喫茶きむら」はなんと築約300年! 国指定重要文化財となっている、趣溢れる喫茶店です。茅葺き屋根に囲炉裏と雰囲気ある空間は、ほっとひと休みするのにピッタリの場所です。
※営業時間は「朝~夕方」のため、来店の際は事前の問い合わせがおすすめ
13.崖に立つ「小便小僧」
祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道の開設工事で残った岩が多数突き出しているのですが、その一角、街道中一番の難所といわれる七曲に「小便小僧」がいます。
なんともユニークな光景なので、記念として写真に納めてはいかがでしょうか。
14.どこか懐かしい、小学校をリノベーションしたカフェへ
小学校をリノベーションしたノスタルジックな雰囲気の中、自家焙煎コーヒーがいただける廃校カフェ「ハレとケ珈琲」。地元の山水を使用したもちもちの生地に、スパイシーな鹿肉イタリアンソーセージをトッピングしたピザが人気メニュー! 懐かしさを感じる可愛らしい空間で、心安らぐひとときを。
モデルコースを参考に、徳島観光を満喫しよう!
1泊2日、車移動で楽しむ徳島観光のモデルコースいかがでしたか?
今回紹介した観光スポットとご当地グルメはほんの一部。徳島県には紹介しきれていない見どころがまだまだたくさんあります。
ちなみに、大阪・心斎橋には観光情報のほか、徳島の美味しい名物グルメや伝統工芸品などを取り扱っている徳島県のアンテナショップ「とくしま県の店」があります。
徳島の文化を予習しに、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
今回のコースを参考にしながら、友達や彼氏、家族と一緒に楽しく計画を立ててみてくださいね。
※掲載している施設が営業時間短縮や臨時休業などの対応をされている場合があります。おでかけの際は、事前にご確認ください。