結婚相手に妥協したくない!
結婚相手に妥協できない気持ち、とてもよくわかります。
これから一生添い遂げることになる相手だからこそ、相手選びに慎重になってしまうのは当然のことです。
あなた自身がする結婚ですから、「絶対にこれだけは譲れない!」という条件はしっかり持っておきましょう。
しかし、条件をしっかり固めた上で、妥協すべきポイントというのも存在します。なぜなら結婚とはお互いが歩み寄ることによって成立するものであり、理想通りの人と結婚しても理想通りの結婚生活が送れるとは限らないからです。あまりに条件が多すぎても、ぴったり合う相手はなかなか見つかりません。
譲れない条件、譲歩してもいい条件。ふたつをしっかり見定めて、現実的な結婚相手を見極めたいものですね。
結婚で妥協していい5つの条件
絶対に妥協したくないという条件は固めていても、「これは妥協してもよいのではないか」というポイントはいくつかあります。
なぜ妥協してもよいのか一つひとつ解説していきますので、自分の考えをさらに固めていく上でぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)容姿
結婚生活を送る上で、見た目はそこまで重要ではないという人は多いです。
見た目というのは年齢とともに変わっていくものですから、結婚したときに理想の容姿でも、年齢を重ねるにつれて見飽きたりタイプじゃなくなったりすることはきっとあります。その度、結婚相手を変えるということも現実的ではありませんよね。
逆に容姿に重きを置いて結婚相手を選ぶと後悔してしまうこともあるかもしれません。
清潔感のように内面の鏡ともなるような容姿は尊重しても、顔のつくりなどの先天的な容姿は、幸せな結婚生活にはあまり関係ないかもしれません。
(2)家族構成
家庭とは、これからふたりでつくっていくものです。現代では、「相手の家に嫁ぐ」という感覚も時代遅れになりつつあります。
だからこそどんな家庭で育ってきたかはそこまで気にする必要はないでしょう。今の彼自身を見てあげてください。
介護問題などを気にする人もいますが、それは家族構成によって決まるものでもありません。長男だから、一人っ子だからなどという理由で敬遠せず、家族や彼としっかり話し合いができる関係性を築けると感じたなら十分安心できるでしょう。
(3)学歴
どんな学校へ行ったかということは過去の話です。結婚はふたりで未来をつくっていくものですから、過去よりも未来を見つめていくべきです。
「両親が気にするから」という意見も聞いたことがありますが、結婚するのは自分。高学歴をなぜ求めるのか考えてみましょう。
また学歴が気になるという人は、世間体が気になるという人もいます。現代であっても学歴を重視する人もいるのは確かですが、気にしない人が多いのも事実。
どうしてもこだわりたいというなら仕方ありませんが、過去の話なので、そこまでこだわる必要はないと思われます。
(4)収入
お金はあるに越したことはありません。できることや選択肢が増え、生活も豊かになりますからね。
しかし高望みしすぎは婚期を逃す一因となります。何不自由ない生活ができるほど高収入な人は、今の日本の中でも多くはありません。収入以外にも望むポイントがあるとなると、さらに出会いや結婚につながる確率は減少するでしょう。
ある程度のお金があれば、考え方や暮らし方しだいで幸せに生きていけるもの。逆にあまりにも収入レベルが違い過ぎる人と結婚しても、価値観の違いに悩まされ、結局お別れしてしまうということもあります。お金がなさすぎるのは考えものですが、ごく一般的な生活が送れる収入があるのなら、いくらでも幸せになれるはずです。
お金があるからといって、すべての不満が解消されるわけではありませんよ。
(5)住居
結婚したら、相手とふたりで家庭をつくっていくことになります。不安があって「実家近くに住みたい」、「近くに友達が住んでいないと嫌」など、住居の場所へのこだわりがある人もいるでしょう。
しかし、これからは彼とふたりで新しい生活を始めるのですから、どこに住むかよりも、誰と暮らすかのほうが大切です。
大切な縁であれば、遠くにいてもずっとつながっているもの。今はLINEやSNSといったツールもあるので、思ったほどに寂しさは感じないかもしれませんよ。住めば都ともいいますし、相手と一緒にいたい気持ちがあるのなら、住む場所にはこだわらなくてもよいのではないでしょうか。
妥協ナシでは結婚できない?
「妥協」とはマイナスイメージがある言葉に聞こえますが、お互いに譲り合う・歩み寄るという意味も含んだ言葉でもあります。
これは結婚生活に必要不可欠な要素です。お互いに譲歩しなければ、幸せな生活スタイルは築けませんからね。
あなたにとっても一生のことなので、もちろん妥協しなくていい条件もあります。
むしろ絶対にこれだけは譲れないという条件を忘れないことで、後悔のない結婚をしたいものです。
しかし、それでも理想通りの生活が送れるとは思わず、よい家庭をつくるために、相手とともに努力は惜しまないようにしたいものですね。