目次
- 布製やポリエステル、ポリウレタン素材のマスクは手洗いがおすすめ
- ポリエステル・ポリウレタン……【素材別】マスクの基本の洗い方
- ポリエステルや綿など、布マスクの基本の洗い方
- ポリウレタンマスクの基本の洗い方
- 口紅やファンデーションなど頑固なメイク汚れの落とし方
- 泡タイプのクレンジングを使う
- 洗濯用の中性洗剤と水を混ぜたものを使う
- 口紅がベッタリついたら食器用洗剤を
- 洗ったマスクの干し方のポイント3つ
- (1)形を整えて干す
- (2)陰干しや部屋干しを
- (3)紐やゴムが伸びないように干す
- マスクを干す時に便利な100均「セリア」のグッズを紹介
- 「洗濯物が一度に外せるピンチハンガー」
- 「ハンガージョイントピンチ5P」
- 手洗いしたマスクで毎日快適に
布製やポリエステル、ポリウレタン素材のマスクは手洗いがおすすめ
マスクが必需品となった今では、綿やポリエステル、ポリウレタンなどさまざまな素材のマスクがあります。
中には「洗濯機で洗える」と記載されたものも。しかし、できれば手洗いするのがおすすめです。
その理由は、他のものと一緒に洗濯機で洗ってしまうと、他の洗濯物からマスクにウイルスや菌が付着してしまう可能性があるから。その逆も考えられますね。
また、手洗いすることで汚れをしっかり落とせて、生地が傷んだり、ゴムが伸びたり、型崩れしたりといったことを防ぐ効果もあります。
お気に入りのマスクを長持ちさせたいなら、ぜひ手洗いにしましょう。
ポリエステル・ポリウレタン……【素材別】マスクの基本の洗い方
ポリエステルや綿などの布マスクとポリウレタンマスクは洗い方が少し異なるので、それぞれの手順を紹介していきます。
どの素材も最初にマスクのパッケージを確認して、洗えるかどうかチェックしてからスタートしましょう。
ポリエステルや綿など、布マスクの基本の洗い方
1.桶やバケツなどにぬるま湯2Lを入れ、洗濯用の液体洗剤を入れます。
濃縮洗剤なら小さいスプーン半分(0.7g)くらい。コンビニでスイーツを買った時に貰えるプラスチックスプーンの半分くらいがちょうどいい量ですよ。
レギュラータイプの洗剤なら小さいスプーン1杯分(1.7g)が目安です。水に入れたらそのままスプーンで混ぜましょう。
2.洗剤液にマスクを10分間浸します。浸すことで生地を傷めずに、汚れを繊維の奥から浮かせる効果があります。
3.浸したあとに水の中で10回ほど押し洗いします。マスクをもんで洗うと繊維が傷むので、上からやさしく押すようにするのがポイント。
軽いメイク汚れなら、この時に手やスポンジで叩いて落とします。
(※メイク汚れがひどい時の洗い方は後ほどご紹介)
4.水から出し、両手ではさんでギュッと押しながら水気を切ります。ねじると型崩れや傷みの原因になるので注意しましょう。
5.洗剤液はウイルスや菌が含まれている可能性もあるので飛び散らないようそっと流し、再び水道水を入れます。マスクを入れて水の中で振りながらすすぎましょう。
6.ウイルスや菌の付着が気になる場合は、すすぎ後に漂白剤でつけ置きを。色柄もののマスクには粉末の酸素系漂白剤を使います。
水1L に対し酸素系漂白剤5gを入れて混ぜたら10分浸します。その後、漂白剤が残らないようにすすぎを3回ほど繰り返しましょう。
7.手ではさんで水気を切ったらきれいなタオルではさみ、水分をタオルに移します。そして陰干ししたら終了です。
ポリウレタンマスクの基本の洗い方
ポリウレタンは洗剤の香りが残りやすいので、気になる人は微香性や無香料の洗剤がおすすめです。
また、中性の洗剤しか使えないものもあるのでその場合は漂白剤は使用せず、中性の洗濯洗剤のみで洗いましょう。
1.布マスクの洗い方と同じ洗剤液を用意し、マスクを入れて手でギュッギュッとやさしくつかみながら洗います。軽いメイク汚れならやさしく叩いて落とします。
2.マスクを両手で包んで絞ります。洗剤液を流し、新しい水を溜めて同じくつかみ洗いですすぎます。
すすぎ後でも洗剤の香りが気になる場合は、あと1~2回すすぎを繰り返しましょう。
3.すすぎが終わったら手で包んで絞り、タオルにはさんで水気を取ります。陰干しして終了です。
口紅やファンデーションなど頑固なメイク汚れの落とし方
軽いメイク汚れなら基本の洗い方でも十分落ちますが、口紅やファンデーションがしっかり付着してしまった場合は、予洗いで先に落としておくのがおすすめ。
油分であるメイク汚れがマスクの表面に油膜として残っているのを取り除くためです。いくつかの方法があるので、手持ちのアイテムで試してみてくださいね。
泡タイプのクレンジングを使う
泡で出てくるクレンジングをメイク汚れにつけて、15分ほど置いておくだけ。その後、基本の洗い方を行っていきましょう。
洗濯用の中性洗剤と水を混ぜたものを使う
「アタックゼロ」や「エマール」などの洗濯用中性洗剤と水を1:1で混ぜたものを、スプレーボトルに入れ、汚れにシュッと吹きかけてから15分置いて基本の洗い方へ。
泡クレンジングがない場合におすすめです。
口紅がベッタリついたら食器用洗剤を
油汚れに強い食器用洗剤はメイク汚れにも効果的です。特に口紅がついてしまった時は、食器用洗剤を直接塗ってみてください。
トントンと叩くか、指先でやさしくなでるようにして汚れを浮かせましょう。この時お湯を使うとより落ちやすくなりますよ。
洗ったマスクの干し方のポイント3つ
マスクを干す時はいくつか気を付けておきたいポイントがあります。マスクを長持ちさせるためにもチェックしておいてくださいね。
(1)形を整えて干す
ポリエステルやポリウレタン素材のマスクは比較的シワになりにくいですが、型崩れ防止のためにも軽く引っぱって形を整えてから干しましょう。
タオルで水分を取る時にある程度形を整えてからはさむと、アイロンがわりになってきれいに仕上がりますよ。
(2)陰干しや部屋干しを
直射日光で干すと生地が黄ばむ可能性があり、傷みやすくもなってしまうため、必ず陰干しするようにしましょう。
ポリエステルやポリウレタン素材のマスクなら早く乾くので、部屋干しもしやすいですよ。花粉や黄砂が気になる場合も部屋干しがおすすめです。
(3)紐やゴムが伸びないように干す
ピンチハンガーなどに吊るす時、紐やゴムの部分を留めると伸びてしまう恐れがあります。できれば本体の端っこを留めましょう。
部屋干しなら風で飛んでいく心配がないので、ピンチの上から引っかけるだけでもOK。はさまないため、跡がつきませんよ。
マスクを干す時に便利な100均「セリア」のグッズを紹介
マスクは単体で手洗いするので、干す時も他の洗濯物と分けることがほとんどですね。
そのため、マスク専用のハンガーがあると便利です。そこで、100均「セリア」の便利なアイテムを紹介します。
「洗濯物が一度に外せるピンチハンガー」
ピンチが10個付いたハンガーです。両端からピンチをギュッと押せば一気に洗濯物が外せるので時短にも。
また、ピンチのはさむ面がフラットになっているので、マスクに跡がつきにくいのもポイントです。
マスクのほか、手洗いに欠かせないハンカチを一緒に吊るしても省スペースに干せるので、室内でも邪魔になりにくいですよ。
「ハンガージョイントピンチ5P」
こちらは手持ちのハンガーに装着して使うピンチ。1回の手洗いで1~2枚くらいしか洗わない時に便利です。
ハンガーから外してコンパクトに片付けられるので手軽に使えますよ。もちろん、マスク以外にハンカチや靴下をちょっと干したい時にも便利です。
手洗いしたマスクで毎日快適に
布マスクの洗い方や干す時に便利な「セリア」のグッズを紹介しました。
今や欠かせない存在となったマスクは、綿やポリエステル、ポリウレタンなどさまざまな素材のものがあり、それぞれにあった手洗い方法で汚れを落とすことが大切です。
素敵な色やデザインのマスクを買った時も長持ちするように、ぜひ手洗いをしてキレイに使いましょう。
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