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ゴールデンウィークは旅行のメインシーズン。
「京都に行こう!」とお考えの方も、もちろんいらっしゃることでしょう。
有名な観光地を訪れるのも素敵ですが、せっかくならこの季節にしか見られない京都の風景を楽しんでほしいもの。
今年はゴールデンウィークに見ごろを迎える、京都の花の名所を巡ってみるのはいかがですか。
【1】初夏の花が咲き誇る神苑「城南宮」
「城南宮」は京都の南に位置する、方除け・厄除けのご利益で知られる神社。
敷地内にある「神苑」には四季折々の花が咲き誇り、訪れた参拝客の目を喜ばせます。
ゴールデンウィーク中に見ごろとなるのは、ヤマブキやツツジ、フジにカキツバタなど実にさまざま。
中でも藤棚とツツジの共演が見事で、これを目当てに「神苑」を拝観する方も少なくありません。
季節の花により生み出された、錦のような光景が素晴らしいスポットです。
【拝観料】
神苑(1/1~7/21、9/1~12/31):大人600円、小中学生400円
※7/22~8/31は北神苑のみの公開で一律特別拝観料(割引)
■アクセス:京都市営地下鉄烏丸線および近鉄京都線「竹田駅」から徒歩15分
■営業時間:境内5:00~22:00、神苑拝観9:00~16:30(受付終了16:00)
■定休日:なし
■電話番号:075-623-0846
■https://www.jonangu.com/
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/アルコール消毒液の設置/建物の換気
※体調不良の方は参拝をご遠慮ください
【2】水辺を彩るカラフルなツツジ「神泉苑」
天皇のための庭園「禁苑(きんえん)」として、平安京でもっとも古くに作られた「神泉苑(しんせんえん)」。
その歴史は1,200年にのぼり、源義経(みなもとのよしつね)とその恋人・静御前(しずかごぜん)が出会った場所として知られる他、さまざまな逸話が伝わります。
現在の神泉苑は、国指定の史跡。
真言宗の寺院として、地域の信仰を集めています。
近年では境内で飼育されているアヒルが話題を集め、エサをあげようと訪れる家族連れの参拝客も増えてきました。
こちらで4月下旬から5月上旬にかけて盛りを迎えるのが、「法成就池(ほうじょうじゅいけ)」の周りを囲うように咲くツツジ。
ピンクや白など、色とりどりのツツジが池を賑やかす光景は、初夏の明るい日差しにとてもよく映えます。
ゴールデンウィーク中にフォトジェニックな1枚を撮影したい方は、「神泉苑」でツツジの花とアヒルの共演ショットを狙ってみるのも良さそうです。
【拝観料】無料
■アクセス:京都市営地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩2分
■営業時間:8:00~20:00
■定休日:なし
■電話番号:075-821-1466
■http://www.shinsenen.org/
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用
※発熱や咳のある方、体調不良の方は参拝をご遠慮ください
【3】黄金色の鮮やかなヤマブキ「松尾大社」
5月の晴れやかな気候と日差し、そのふたつを合わせ花に変えたように眩しく咲くヤマブキ。
このヤマブキを愛でようと、毎年多くの観光客が名所「松尾大社(まつのおたいしゃ)」へ足を運びます。
境内に植えられたヤマブキの数は約3,000株。
鮮やかな花が「松尾大社」に黄金色の季節を届ける光景は、京都の初夏の風物詩と言えるでしょう。
また、「松尾大社」にはヤマブキをモチーフにした金運のお守り「山吹花守」もあるのだそう。
参拝時のお土産として、ひとつ求めて帰るのもいいかもしれません。
【拝観料】
庭園・神像館共通:大人500円、学生400円、子供300円
■アクセス:阪急電車「松尾大社駅」から徒歩3分
■営業時間:5:00~18:00(※祈祷・授与所は9:00~16:00)
■定休日:なし
■電話番号:075-871-5016
■http://www.matsunoo.or.jp/
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/消毒液の使用/ソーシャルディスタンスの確保/鈴緒の撤去/飛沫防止用シートの設置/手洗いのお願い/会話は控えめに
※発熱や咳のある方、体調不良の方は参拝をご遠慮ください
※御朱印は書き置きのみの対応となります
【4】さまざまな花が出迎えてくれる「京都府立植物園」
ここまで挙げてきたように、ゴールデンウィークに見ごろとなる花は数多く存在します。
もしあなたが「せっかくだし、一度にいろんな種類の花を見たい!」とお思いなら、「京都府立植物園」はまさにうってつけの場所です。
「観覧温室」も含め多種多様な花が次々に開花するこちらの施設は、お目当ての花以外も楽しめるお得なスポット。
ゴールデンウィークの時期だと、園内ではボタン、温室内ではフクシアが特に美しく咲くようです。
暖かな陽気の日であれば、「大芝生地(おおしばふち)」エリアでピクニック気分を味わいながら、お昼ご飯を食べるのも胸が弾みそう。
家族でのおでかけ先に悩んだときは、ぜひ「京都府立植物園」を選んでみてください。
【入園料】
一般200円、高校生150円、中学生以下無料
※温室観覧料別途一般200円、高校生150円、中学生以下無料
■アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」下車すぐ
■営業時間:9:00~17:00(最終入園16:00)※3/27~5/16は9:00~18:30(最終入園18:00)、観覧温室10:00~16:00(最終入室15:30)
■定休日:なし(休園日12/28~1/4)
■電話番号:075-701-0141
■https://www.pref.kyoto.jp/plant/
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/ソーシャルディスタンスの確保/来園前の検温のお願い/入園時の検温の実施/アルコール消毒液の設置/ガイドライン推進宣言事業所ステッカー掲示
※発熱・咳・咽頭痛などの症状がある方は入園をご遠慮ください
【5】天然記念物にも指定されたカキツバタ「大田神社」
落ち着いた紫が印象的な花、カキツバタ。
このカキツバタの景勝地として有名なのが、「上賀茂」エリアにある「大田神社」です。
こちらで見られるカキツバタは、背筋を伸ばし凛と佇む着物美人のよう。
他の華やかな花々とはまた違った、大人の魅力に富んだ風貌が持ち味の花です。
深い紫色の花びらをまとい、静かにあたりを華やがせる「大田神社」のカキツバタ。
大人ならではの穏やかな花鑑賞をご所望であれば、きっと素敵なひとときが過ごせることでしょう。
【拝観料】 300円(カキツバタ開花時)
■アクセス:京都市バス「上賀茂神社前」から徒歩10分
■営業時間:9:30~16:30
■定休日:なし
■電話番号:075-781-0907
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用
※37.5度以上の方は参拝をご遠慮ください
ゴールデンウィークは季節の花を楽しもう!
ゴールデンウィークに花の名所を巡るとき、気にかけておきたいのが花の開花状況です。
なぜなら春からゴールデンウィークにかけては、どうしても気温が変動しがち。
その年の花の見ごろも、暖かさによって少し前後してしまいます。
スポットによっては開花状況をWebサイトなどでお知らせしてくれますから、見ごろを逃さないよう、こまめに情報をチェックしておくのがおすすめです。
事前にしっかり下調べしたあとは、本番のゴールデンウィークを楽しんでくださいね。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※掲載している施設が営業時間短縮や臨時休業などの対応をされている場合があります。おでかけの際は、事前にご確認ください。