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殺風景になりがちな壁面インテリアにオススメしたいのが、おしゃれな「壁掛けラック」。
広くてまっすぐな壁面をバランスよくコーディネートしてくれる、実用性の高いアイテムです。
今回は、フックのついたスタイリッシュな壁掛けラックを、「セリア」グッズ3点を組み合わせることで、簡単に作ってみようと思います。
材料は「セリア」のアイテム3つだけ!
材料として使ったのがこちらのアイテム。
- インテリア木製ウォールラック
- 木板(45×9cm)
- 洋灯吊
すべて「セリア」で購入しました。
用意する材料は全部で3アイテムなので、材料費約300円で作ることができます。
木材カット不要!壁掛けラック&フックの作り方
作り方はとっても簡単!
木材をカットすることなく、3つのアイテムを組み合わせるだけで作ることができます。
1.金具類を取り外す
木製ウォールラックに付いている金具類を取り外します。
2つの吊り金具が各々2本のネジで固定されているので、ドライバーを使ってすべて取り外します。
外した金具類は後で使用するので、なくさないよう気を付けましょう。
2.ウォールラックをペイントする
金具を取り外したウォールラックをペイントします。
今回はミルクペイントの「ヘンプベージュ」と「インクブラック」の2色を1:1の割合で混色し、グレイッシュブルーを作ってみました。
下地にウッドステインを塗り、上から調色したグレイッシュブルーを塗り重ねます。
ところどころ下地を残すようにペイントすると、塗料が剥げ落ちたような古材の風合いを表現できます。
さらにリアルな古材の質感を表現するため、エイジングペイントを加えます。
水で薄めた水性ステイン(黒)をサッと塗り、すぐにティッシュで押さえるようにして余分な水分を拭き取ります。
これで、じんわりと広がったような汚れ染みが表現できました。
水性ステイン(茶)でところどころに茶染みを付け、よりリアルなエイジングを加えます。
2色の水性ステインを使うことによって、驚くほど簡単に深いアンティーク感を表現することができました。
残りの2アイテム(木板・洋灯吊)もペイントします。
木板はウッドステインで、洋灯吊はラストメディウムという塗料を使って錆風に塗り上げます。
使った塗料
- ミルクペイント(インクブラック・ヘンプベージュ)
- オールドウッドワックスウォーターベースコート(チーク・エボニー)
- ラストメディウム
3.洋灯吊を取り付ける
洋灯吊をウォールラックに取り付けます。
取り付ける前に、洋灯吊のネジ部分がウォールラックの板を貫通しないようペンチでカットし、長さを短く整えます。
カットした洋灯吊を、ウォールラック裏面に取り付けます。
あらかじめ目打ちなどで板に穴を開けておき、押し込むようにしながら回転させてねじ込みます。
これで、フックの付いた棚受け部分ができあがりました。
4.棚受けに天板を固定する
棚受け部分に天板(木板)を固定します。
棚受けに木板を垂直に乗せて背を合わせ、ネジでしっかりと固定します。
本体の背面部分に、ウォールラックから取り外した吊り金具を取り付ければ完成。
2つのフックが付いた、便利でおしゃれな壁掛けラックができました!
壁掛けラック&フックのインテリアアレンジ
本格DIY作品にも見劣りしない造形美と、シックなツートンカラーがアンティーク感を演出。
無機質な白壁にアクセントが加わり、全体の印象がグッと引き締まります。
フックと棚上の装飾は控えめにレイアウトするのがポイント。
余裕をもたせたレイアウトが、こなれた空気感を生み出します。
素材の造形を生かしたリメイクアイデア
材料として使った「ウォールラック」の造形を生かすことで、まるで既製品のような壁掛けラックを作ることができました。
自分でデザインすることが難しい木工作品の造形ですが、100均グッズそのものの形を活用すれば簡単に作ることができます。
みなさんも100均グッズを使った、簡単&おしゃれリメイクを楽しんでみて下さい!