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Withマスク時代、唇が荒れやすい
唇は皮脂膜がほぼなく、他の部位より角質層が薄いと言われています。つまり乾燥しやすく外からの刺激に弱い、お顔の中でもかなりデリケートなパーツなのです。
今はマスクをする時間が長いので唇が擦れやすく、常に刺激を受けているためとても荒れやすい状況といえるでしょう。
リップケアは効果が出やすい
唇はデリケートである反面、お手入れのしがいがあるパーツでもあります。というのも、他の皮膚に比べてターンオーバーが3.5~10日と早いからです。
効果を実感しやすいと、ケアへのモチベーションが上がりますよね。
まずはスクラブでベースを整える
スペシャルケアをする前に、唇がガサガサしていたりくすみがあるときは「リップスクラブ」で余分な角質をオフしましょう。
とにかく“やさしく”を意識して
リップスクラブは、リップの上に滑らすだけで簡単にぷるんとした唇が手に入る優れもの。とはいえ、唇にとっては「刺激」になることもあるのでやりすぎにはご注意。
1週間に1度、できれば2週間に1度くらいのペースで十分かと思います。
使う時は、とにかく“やさしく”を意識します。メイクを落とした清潔な唇に使用し、本当にやさしくクルクル。この時お湯またはお水で軽くリップ全体を湿らせておくとより刺激を抑えられますよ。
お湯に浸したコットンで優しく拭き取ると完成!
「サラハップ」の「リップスクラブ ブラウンシュガー」
リップスクラブといえば「サラハップ」という人も多いのでは? リップケア命のサラ・ハップさんが、自宅のキッチンで手作りからスタートしたリップケア専門ブランドです。
中でもこのリップスクラブは海外セレブに愛されている逸品。黒糖のスクラブなので安心して使えます。不要な角質や汚れをオフし、唇本来の美しいカラーに。
「キャンメイク」の「プランプリップケアスクラブ」
プチプラで優秀な「キャンメイク」からもリップスクラブが出ています。こちらは、なんと洗い流し不要。リップクリームのようなコンパクトな形状で、持ち運びにも便利です。
洗い流し不要とだけあって、いわゆるスクラブの“ザラザラ”感が少なめ。唇の角質をしっかりオフしたい人にはやや物足りないかもしれませんが、その分刺激が少ないのでやさしさ重視の人にはおすすめです。
リップマッサージでふっくら&血色アップ
唇の血色やふっくら感をアップさせるために、マッサージを取り入れましょう。
リップマッサージの方法
オイル系のアイテムを唇になじませ、指の腹でクルクルとらせんを描きなら一周マッサージしていきます。このとき、ぐいぐい力を入れるのではなく、あくまでも唇の表面をやさしく滑らせるようにするのがポイント。
次に、口輪筋という唇のまわりを囲んでいる筋肉をほぐします。指2本を使ってギュッと一周プッシュしていきましょう。
少し痛みを感じる人も多いと思いますが、これは筋肉が固まっている証拠。ほぐしてあげることで口角が上がります。
「ヘンネ・オーガニック」の「リップセラム」
「ヘンネ・オーガニック」は、昨年秋に日本に上陸したリップケア専用ブランド。リップケア好きな筆者が今一番お気に入りのブランドです。
こちらの「リップセラム」は、ローズヒップオイルなど3種のオイルを配合。サラッとしたテクスチャーなので、マッサージにもぴったりです。
「無印良品」の「ホホバオイル」
手頃なのに良質な「無印良品」の「ホホバオイル」。お顔はもちろん、ボディにも髪にも使える万能アイテム。
無農薬のホホバ種子から抽出された100%植物由来のピュアオイルです。ホホバオイルは、人間の皮膚の成分の一つ「ワックスエステル」という成分を含むので、敏感肌の人にもおすすめですよ。
こちらもサラッとしたテクスチャーなのでマッサージにも◎。
「SENSAI」の「トータルリップトリートメント」
2004年にヨーロッパで生まれ、ロングセラーを記録中の「トータルリップトリートメント」は、口元専用のエイジング美容液。
かなり高価なアイテムですが、その分効果も期待大です。濃厚リッチなテクスチャーですが、べたつく心配はナシ。それでいてリップを“ラップ”するように覆ってくれるので、保湿力は申し分ありません。