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すでに一般「NISA」を利用している人への影響は?
すでに「NISA」を利用している人や投資経験のある人は、証券会社にその旨を届け出れば、1階部分の積み立てを利用せず、2階部分のみを利用することも可能です。
ただし、年間の投資上限額は2階部分の102万円のみとなります。また、投資対象商品も、上場株式だけとなってしまいます。非課税枠をすべて利用し、投資信託やETF、REIT商品を購入したいのなら1階部分を利用することが必須です。
まとめ
人生100年時代といわれ、また、年金制度はどうなるのかといった不安が叫ばれる昨今、老後資金の形成はとても大きな課題です。投資は長く続ければ続けるほど複利効果が大きくなるといわれています。
「NISA」を検討しているのなら、「新NISA」の開始を待たなくても、今すぐ始めてみてはいかがでしょうか。「NISA」は「iDeCo」とは異なり、万一、資金が必要になったときには途中で解約できますので、経済的な不安があっても対応可能です。
なお、お伝えしてきた「新NISA」は現時点での予定のため、今後変更が加えられる可能性があります。最新の情報に注意してください。
※記事内容は2021年5月現在の情報に基づき作成しています。