目次
自分でアイスコーヒーを抽出する際、どのような方法で抽出すればよいかお困りではありませんか。今回は、ハンドドリップやフレンチプレスでアイスコーヒーを抽出する方法を紹介します。また、自宅にあるピッチャーで簡単に作れる水出しコーヒーの作り方も紹介しているので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
アイスコーヒーの淹れ方
家庭で用いられることの多いハンドドリップとフレンチプレス。それぞれのアイスコーヒーの抽出方法や味わいの特徴を見てみましょう。また、自宅にコーヒーの抽出器具がないという方もご安心ください。お茶を作る感覚で美味しい水出しコーヒーを作る方法があるのです。
【1】ハンドドリップ
ハンドドリップで抽出するアイスコーヒーは、雑味がなくすっきりとした印象があります。抽出しながらコーヒーを急冷させて、風味を閉じ込めることがポイントです。
用意するもの(グラス約2杯分)
- コーヒーサーバー
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- 氷 120g
- お湯 180g
- コーヒー豆(中挽き~中細挽き) 24g
抽出方法
- 1.コーヒーサーバーにあらかじめ氷を入れ、ドリッパーにコーヒーの粉をセットする
- 2.コーヒーの粉を平らにならし、全体が浸る程度にお湯を入れる
- 3.30~40秒ほど蒸らしを行い、残りのお湯を2回に分けてゆっくりと注ぐ
- 4.注湯を終えたらサーバーをくるくると回して氷と馴染ませ、グラスに注いだら完成
【2】フレンチプレス
フレンチプレスは初心者の方にも挑戦しやすく、安定した美味しさを味わえる抽出方法です。コーヒー豆の成分がダイレクトに抽出されるので、コーヒーが持つ個性を引き出すことができます。ドリップコーヒーに比べて、まろやかな口当たりになることが多いです。
用意するもの(グラス約2杯分)
- フレンチプレス
- 氷 120g
- お湯 180g
- コーヒー豆(中挽き~粗挽き) 24g
抽出方法
- 1.事前に温めておいたフレンチプレスにコーヒーの粉を入れ、粉全体に行き渡る程度のお湯を注ぐ
- 2.30~40秒ほど蒸らしを行い、残りのお湯を注ぐ
- 3.表面を優しく混ぜ、約4分待つ
- 4.4分経ったらプランジャー(フィルター付きの蓋)を押し下げ、氷の入った耐熱グラスに注いで完成
【3】水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)
お湯で抽出するイメージの多いコーヒーですが、水出しコーヒーは名前の通り低温の水でコーヒーの粉から成分を抽出します。水出しコーヒーの味わいは、控えめな苦味と柔らかい甘みが特徴です。高温抽出と低温抽出で印象が異なる理由は、コーヒーから引き出される成分に変化が現れるためです。
水出しコーヒーには浸漬式用の専用ピッチャーや滴下式の器具がありますが、今回は手軽にできる方法をご紹介します。
用意するもの(グラス約3杯分)
- 自宅にあるピッチャー
- お茶パック
- 軟水 600ml
- コーヒー豆(中挽き) 50g
抽出方法
- 1.中挽きのコーヒーの粉をお茶パックに入れ、こぼれないように口を閉じる
- 2.ピッチャーに軟水、コーヒーのパックを入れる
- 3.冷蔵庫に8~12時間置いて、パックを取り出す
- 4.氷の入ったグラスに注いで完成