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管理栄養士の藤田彩実さんに教えてもらう、連載「ぽっちゃり彼氏に作ってあげたい!300kcal以下でも美味しいレシピ」がスタート。
簡単レシピを紹介いただくので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
むくみはダイエットの敵
梅雨時は湿度が高く、気温が高いわりに汗をかきにくい時期になります。そのため体内の余分な水分を皮膚から上手く排泄できず溜め込んでしまい、むくみやすくなるのです。
また、蒸し暑さからエアコンの効いた部屋で過ごすことも多く、身体が冷えて血のめぐりが悪くなり、むくみを悪化させる悪循環に陥ることも。
むくみを放置していると、血液やリンパ液の流れが悪くなり、代謝が悪くなります。結果脂肪が燃焼されにくくなり、痩せにくい身体になってしまうのです。
そんな、むくみ解消に効果的な食材は「とうもろこし」!
今回はとうもろこしを使ったレシピをご紹介します。
とうもろこしは梅雨のむくみの救世主!
6~9月に旬を迎えるとうもろこしは、カリウムが豊富に含まれており、強い利尿作用があります。余分な水分を体外に排出してくれるので、むくみの解消に効果的です。
利尿作用がある野菜には身体を冷やすものが多いのですが、とうもろこしは冷やしも温めもしない、なだらかな性質を持つのも嬉しい♪
また、血液の循環を良くすることでむくみ解消をサポートするビタミンEも豊富に含まれています。
生とうもろこしと缶詰、栄養価に違いはある?
缶詰の方が全体的にやや栄養価は劣りますが、食物繊維量は缶詰の方が多いです。
また、缶詰に入っている汁には塩が含まれているため、缶詰の方が塩分が高い特徴があります。
ですが、調理が楽で長期保存できるというメリットもあるので、用途に応じて使い分けると良いですね。
1品300kcal以下!とうもろこしが主役のむくみ撃退レシピ
小さな実に甘みがぎゅっと詰まったとうもろこしは、大人にも子どもにも大人気。
そのまま茹でたり焼いたりするだけでも美味しいですが、料理に少し加えるだけで栄養価がアップし彩りも綺麗に仕上がるので、レパートリーを増やしておくと良いですね♪
今回は缶詰を使用した手軽に作れるものから、生のとうもろこしのフレッシュな甘みを楽しめるものまで幅広くご紹介します。
【1】コク旨♪味噌コーン焼きおにぎり
コーンの甘みと濃厚な味噌ダレがご飯に合う!
味噌は焦げやすいので、焼いている間は注意して見てくださいね。
材料(2人前)
- ご飯 250g
- ホールコーン缶 50g
- あらびき黒胡椒 少々
- 味噌 大さじ1
- みりん 大さじ1/2
- ごま油 小さじ1/2
作り方
- 1.ボウルにご飯、ホールコーン缶、あらびき黒胡椒を入れ混ぜ合わせる。4等分に分けて、おにぎりにする。(くずれやすいのでしっかりと握って下さい)
- 2.味噌とみりんを混ぜ合わせ、味噌ダレを作る。
-
3.アルミホイルに薄くごま油を塗る。おにぎりを並べ、(2)の味噌ダレを塗り、トースターで焼き色がつくまで焼く。
【2】とうもろこしのハンバーグ
黄色のつぶつぶが可愛いハンバーグ。
冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめです。
材料(2人前)
- 合いびき肉 150g
- ホールコーン缶 60g
- 玉ねぎ 1/4個
- 溶き卵 1/2個分
- パン粉 5g
- 牛乳 大さじ1
- サラダ油 大さじ1/2
- (A)ナツメグ 小さじ1/6
- (A)塩 小さじ1/4
- (A)あらびき黒胡椒 少々
- (B)中濃ソース 小さじ2
- (B)ケチャップ 大さじ1
- (B)砂糖 ひとつまみ
- (B)有塩バター 3g
- (B)水 大さじ2
作り方
- 1.玉ねぎはみじん切りにし、耐熱皿に広げ、ふんわりとラップをかけて600Wのレンジで1分加熱する。パン粉は牛乳にひたす。
- 2.ボウルに玉ねぎ、ひたしたパン粉、ひき肉、コーン、溶き卵、(A)の調味料を入れ、粘りがでるまでよく練る。
- 3.(2)のたねを4等分にし、1個分のたねを取って、両手でキャッチボールしながら空気を抜いて形をととのえる。
- 4.フライパンにサラダ油を熱し、(3)を焼く。両面に焼き色がついたら弱火にし、フタをして約5分蒸し焼きにする。竹串を刺して透明な肉汁が出てきたら一旦取り出す。
- 5.同じフライパンに(B)の調味料を入れ、グツグツしてきたらハンバーグを戻し入れ、ソースをからめる。
【3】甘みが詰まったコーンポタージュ
生のとうもろこしから作ったコーンポタージュはやっぱり格別です。
芯も一緒に煮込むことでが旨味がアップ!
材料(2人前)
- とうもろこし 1本
- 玉ねぎ 1/4個
- 有塩バター 5g
- 水 150cc
- 顆粒コンソメ 小さじ1/2
- 牛乳 50cc
- 生クリーム 50cc
- 塩、こしょう 少々
- 仕上げ用生クリーム お好みで
- 乾燥パセリ お好みで
作り方
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1.とうもろこしは包丁で実をそぎ落とす(芯は取っておきます)。玉ねぎは薄切りにする。
- 2.鍋にバターを熱し、玉ねぎととうもろこしを炒める。玉ねぎが透き通ったら水と顆粒コンソメを加える。
- 3.さらにとうもろこしの芯を入れて、弱火で10分程煮る。
-
4.芯を取り出し、粗熱がとれたらミキサーにかけ、ザルやこし器でこす。
- 5.こしたスープを鍋に戻し火にかけ、牛乳と生クリームを加える。塩、こしょうで味をととのえ、器に注ぎ、生クリームや乾燥パセリをトッピングする。
【おまけ】とうもろこしのパンケーキ
【3】で紹介した「甘みが詰まったコーンポタージュ」でスープをこした際に残るとうもろこしの繊維を使った、食物繊維たっぷりのパンケーキです。
今回繊維が35g残ったので35g入れましたが、その時に残った量をお好みで加減してくださいね!
材料(2人前)
- 【3】のコーンポタージュで残った繊維 35g
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 無調整豆乳 100cc
- 卵 1個
- 砂糖 大さじ1
- 有塩バター 4g
- メープルシロップ お好みで
作り方
- 1.ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器で混ぜる。次に豆乳も加えてよく混ぜる。
- 2.薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。最後にとうもろこしの繊維も入れて混ぜる。
- 3.バターは焼く枚数分に切る。フライパンにバターを熱し、生地を流し入れ、表面がふつふつしてきたらひっくり返し、両面を焼く。
- 4.お皿に盛り、お好みでメープルシロップをかける。
ヒゲが決め手?甘いとうもろこしの選び方
生のとうもろこしが出回るのは旬の短い期間だけ。「少しでも甘くて美味しいとうもろこしを選びたい」そんな方のために選び方のポイントを解説します。
- 皮が鮮やかな緑色のもの(鮮度が落ちると白っぽくなります)
- ヒゲの先端が茶色いもの(よく熟している証拠)
- ヒゲの量が多いもの(実がぎっしり詰まっています)
いかがでしたか? ぜひ梅雨の食卓に美味しいとうもろこしを取り入れて、ダイエットの大敵・むくみを撃退しましょう。
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