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あほ毛があると、おしゃれをしてもなんとなく垢抜けない雰囲気に見えてしまいますよね。
まわり以上に自分が気になったり、あほ毛のせいでおしゃれが台無しだと思えてしまったり……なんて経験もあるのではないでしょうか。
あほ毛を直すには、日頃のケアとグッズを使った対策が有効です。
あほ毛の原因とは
あほ毛の原因は、おもに次の3つです。
(1)生え始めの短い髪が立っている
(2)傷んだ髪が切れてしまって短くなった
(3)うねりや髪のクセ
(1)生え始めの短い髪が立っている
人間の髪は、1日に何十本何百本と生まれ変わっています。
つまり生まれたての短い赤ちゃん髪はつねにあり、それがピンと立ってあほ毛になっています。
(2)傷んだ髪が切れてしまって短くなった
傷んだ髪が切れて短くなり、あほ毛になっている可能性も大です。
また、傷んだ髪は乾燥しているため静電気が発生しやすいです。静電気が髪を立ち上げてしまい、あほ毛のように見えてしまいます。
(3)うねりや髪のクセ
さらにうねりや髪のクセによって髪がまとまらず、外側に広がった髪が、あほ毛のように飛び出していることもあります。
うねりや髪のクセは本来の髪質もありますが、髪の毛穴汚れのような後天的な要因で発生しているケースも珍しくありません。
あほ毛を日常的に対策する方法
あほ毛の対策は、第一に日常的なケアが大切。
あほ毛に悩む人は、次のことを意識してみましょう。
(1)シャンプーは優しく
洗浄力が強いシャンプーや、ゴシゴシと摩擦を起こす洗い方は、髪を傷めてしまいます。
傷んだ髪は静電気や切れ毛を発生させ、あほ毛の原因に。
- シャンプーはなるべくふわふわに泡立ててから髪にのせる
- 髪の汚れのほとんどはお湯だけで落ちる! 洗うのは髪ではなく頭皮
これら2つに気をつけて、シャンプーをしましょう。
(2)ドライヤーの使い方の工夫
あほ毛対策には、ドライヤーのかけ方にもひと工夫必要です。
まずは根元にしっかりとドライヤーをあてて乾かしましょう。
根元付近は毛先や髪表面に比べて乾きにくいため念入りに。
さらに、毛流れには逆らわないようにして、髪が同じ方向にまとまるようにします。
最後に冷風をあてて、髪の温度が下がるのを緩やかに。ゆっくり冷ますことで髪が余計な水分を吸わずにすむため、まとまりやすくなります。
ドライヤーかけない自然乾燥の髪は、あほ毛が目立ちやすくなるため必ずシャワー後や濡らした髪は乾かすようにしましょう。
(3)乾燥ケア
髪の乾燥は傷みに直結します。
トリートメントやコンディショナーを使って、しっかり乾燥ケアをすることがあほ毛対策の大切なポイントです。
時間のあるときはヘアパックを実施するとより効果的です。
シャンプー後にトリートメントを付けた髪に蒸しタオルを巻いて、15分ほど湯船につかってみましょう。
蒸気でトリートメントの浸透が良くなります。
(4)頭皮ケア
あほ毛が発生する原因は頭皮にもあります。
頭皮の毛穴が汚れていると髪を根元でおさえつけてしまい、ピンッと立った状態になります。
頭皮はしっかり洗い血行ケアのためのマッサージも忘れないこと、さらに頭皮用の保湿ローションを使うといった乾燥対策も大切です。
(5)スタイリング剤を使う
ワックスやヘアスプレーといったスタイリング剤を使い、あほ毛をおさえるのもひとつの日常対策です。
ポイントは、どちらもつけすぎないこと。
ワックスは指先に少しだけ取って手のひらに伸ばして、あほ毛部分から髪をとかすように撫でます。
ヘアスプレーの場合、コームにふりかけて、コームであほ毛から毛先に向かってとかすのがおすすめ。
どちらも根元のボリュームを維持したまま、あほ毛をケアできる方法です