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排泄物からわかること
泌尿器系に問題がある場合はおしっこに異変が、また消化器系に問題がある場合はうんちに異変が見られるケースが多いです。
普段どのようなおしっこ・うんちをしているか、毎日観察することが大切です。
もし下記のような症状が見られた場合は病気の可能性があるので、動物病院へ連れて行ってください。
(1)おしっこの場合
・おしっこをする時に痛がって鳴く
・頻繁にトイレに行くけれどおしっこが出ない
・ピンクや赤色のおしっこが出る
・ニオイがいつもよりも強い(または弱い)
・キラキラとした結晶のようなものが混ざる
(2)うんちの場合
・3日以上出ていない
・硬くて小さいボールのようなうんちが出る
・頻繁にトイレに行くけれどうんちが出ない
・色がどす黒い(または赤黒い、白っぽい)
・下痢(または軟便)が続く
・透明なゼリー状のものがのっている(または混じっている)
・寄生虫が混じっている
健康的なおしっこは薄い黄色で、体重1kgあたり50mlを上限の目安としています。
また、健康的なうんちは硬すぎず軟らかすぎず、色は暗褐色が理想的。普段猫が食べているフードと同じような色か少し濃い色をしているのが望ましいです。
リラックスできるトイレ環境作り
猫にとってトイレ環境はとても大事です。落ち着いて排泄ができないなどの状態が続くと、排泄そのものを我慢して便秘や膀胱炎になってしまったり、トイレ以外の場所で排泄したりすることも。
トイレを清潔に保つのはもちろん、トイレの設置場所にも気をつけてあげましょう。
ニオイがこもらないよう、風通しの良い場所に置くとなお良しです。
・体長の1.5倍以上のサイズ
・いつも綺麗な状態
・トイレの数は猫の数+1個が理想
・食事場所や寝床から1〜2m離れた場所
・静かで落ち着いた環境
・部屋の出入り口付近などはNG
・砂の深さが5cm以上
腸内環境の改善
善玉菌と呼ばれる乳酸菌は猫の腸内環境も改善し、便秘や下痢などにも効果があるそう。
また悪玉菌を抑える効果があるので口内環境の改善が期待できるほか、免疫力もアップすると、猫にとってもいいことづくし!
乳酸菌入りのフードはドライ、ウェット、おやつタイプとさまざまな種類が販売されています。愛猫の好みに合わせてセレクトしてくださいね。
またペット用の「乳酸菌サプリメント」もオススメですよ。
まとめ
排泄の状態と様子の両方をチェックして、少しでも愛猫が元気で長生きできるように気をつけたいですね。
※猫ちゃんお写真、ご協力いただきありがとうございました!