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夏の疲れを癒す豚肉
暑さや湿気で体調を崩すと、疲れ、食欲不振、下痢や便秘といった症状が起こることがあります。冷房の効きすぎた部屋に長時間いても、自律神経の乱れから、夏バテの症状が出ることがあります。
夏バテによる疲れを解消するにはビタミンB1を摂るのが効果的です。ビタミンB1は、糖質の代謝を促してエネルギーを生み出す源になるとともに、疲労物質を分解する働きがあります。
豚肉は食品全体の中でもトップクラスのビタミンB1含有量を誇ります。豊富なタンパク質とともに疲労を回復してくれますよ!
豚肉の栄養効果を高める食材とは?
何と合わせても美味しい豚肉ですが、実は相性のよい食材があります。
今回は、豚肉の栄養(ビタミンB1)を最大限に引き立ててくれる組み合わせをご紹介します。
(1)ご飯や麺などの糖質
暑さで食欲のない時期は、のど越しのよい麺類ばかり食べがちに。ですがそれだと、エネルギーの供給が追い付かず疲労が溜まる原因になります。糖質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1を同時に摂ることが大切です。
(2)お酢、レモン、梅干し
お酢やレモンの酸味成分であるクエン酸は、体内の疲労物質を分解する働きがあります。豚肉のビタミンB1と合わせることで更に夏バテ予防メニューになります。
(3)玉ねぎ、ニラ、にんにく
玉ねぎやニラ、にんにくの香気成分であるアリシンには、ビタミンB1の吸収を高める働きがあります。
300kcal以下♪豚肉の夏バテ予防レシピ
蒸し暑い夏。気になるのは夏バテですよね。夏バテ予防といえば豚肉ですが、豚肉はカロリーが高いイメージでダイエット中は控えている方も多いのではないでしょうか。でも実は、豚肉は部位を選べばカロリーをかなり抑えることができるのです!
今回は300kcal以下でも満足感のある豚肉レシピを3品ご紹介します。ぜひダイエット中の彼にもスタミナをつけてあげてくださいね♪
【1】ごま油香る豚キムチ
キムチに含まれる唐辛子には、体温を上昇させ代謝を上げてくれる効果があります。
もやしを入れても美味しい! ビールにもよく合いますよ♪
材料(2人前)
- 豚肩ロース薄切り……100g
- 塩、こしょう……少々
- 薄力粉……小さじ1
- 白菜キムチ……100g
- 玉ねぎ……1/4個
- ニラ……20g
- ごま油……小さじ2
- 料理酒……大さじ1
- 砂糖……小さじ1
- 濃口醤油……小さじ1
作り方
- 1.玉ねぎは薄切りにする。ニラは3cm幅に切る。豚肉は3cm幅に切り、塩、こしょうで味付けして薄力粉をまぶす。(薄力粉をまぶすことでお肉が柔らかく仕上がります)
- 2.フライパンにごま油を熱し、豚肉と玉ねぎを炒める。豚肉に火が通ったら、キムチとニラを加えてさらに炒める。
- 3.ニラがしんなりしたら、砂糖、酒、醤油を加えさっと炒める。