3.ドリップコーヒー
キャンプでも本格的にコーヒーを楽しみたいときは、ドリップコーヒーを抽出してみてはいかがでしょうか。インスタントコーヒーやドリップバッグと比べて少し手間がかかりますが、この工程も楽しみのひとつとなるかもしれませんよ。
【ドリップコーヒーを淹れる際に必要な道具】
- ドリッパー(+ペーパーフィルター)
- ケトル(直火OKのもの)
- シングルバーナーなどの火器
- コーヒーサーバー(1人分ならカップに直接注いでもOK!)
- コーヒーミル(直前にコーヒー豆を挽きたい人のみ)
- コーヒー豆(ミルを持参しない場合は中挽きの粉を用意する。計量しておくと便利!)
スケールやタイマーなど、家で抽出するなら他にも道具を使うかもしれませんが、荷物が多いと持ち運びが大変……。そのため、「これだけは!」というものだけを紹介しています。紹介している道具についても、せっかくキャンプ用に揃えるなら持ち運びの便利さを考慮してみると良いでしょう。ドリッパーなら軽いプラスチック製や、フィルター要らずの金属製、折りたたみができるタイプなどがおすすめです。
【おすすめドリッパー・ケトル】
4.パーコレーター
最後に紹介するのは、パーコレーターを使った方法です。パーコレーターはコーヒーの抽出器具のひとつで、ケトルとバスケット、フタなどで構成されています。直接火にかけて抽出を行うパーコレーターは、キャンプで取り入れられることも多い抽出方法です。
【パーコレーターの抽出の仕組み・方法】
- 1.ケトルからバスケットとフタを取り外し、水を入れて沸騰させる
- 2.ケトルを一旦火からおろす
- 3.バスケットに中挽き~粗挽きのコーヒーの粉を入れて、ケトルに戻す
- 4.フタをして弱火にかける
- 5.蒸気圧によって、バスケットに付属された細いパイプからお湯が上昇する
- 6.上昇したお湯がバスケットのコーヒー粉を通る
- 7.この循環を繰り返すことで抽出が行われ、中のお湯がコーヒーの色になっていく
- 8.お好みの濃さに変われば完成
パーコレーターの仕組み上、抽出時間が長くなるとえぐみが出やすいこともあります。しかし、抽出に慣れてくると手軽な方法として、おうち使いにも便利です。サイズは少人数用~大人数用まで豊富にある上に、直火・IHの両方に対応したものもあるので、自宅で使うことも加味して選んでみてはいかがでしょうか。
【おすすめパーコレーター】
まとめ
キャンプで楽しむコーヒーを用意する方法を4つお届けしました。パーコレーター以外の方法は、普段から用意し慣れているという人も多いのではないでしょうか。しかし、キャンプと自宅では、また違った味わいを楽しむことができるかもしれませんよ。
また、パーコレーターは聞き慣れない抽出器具かもしれませんが、手軽である上にバスケットを取り外せば湯沸かし用のケトルとしても役立ちます。ぜひ自分のスタイルに合った方法でコーヒーを淹れて、キャンプで至福のコーヒータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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