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マスク生活が定番となった今、つい忘れがちなのが鼻毛のケアです。外出中にマスクを外したら「鼻毛がひょっこり顔を出していた!」なんて経験はありませんか?
「誰も気がつかないよ」と思うかもしれませんが、鼻毛は意外と人目につきやすいパーツの1つ。清潔な印象を損ねないためにも、鼻毛はこまめにケアしたいところです。
そこで今回は、鼻毛を処理するときのポイントについてご紹介します。鼻毛の役割やおすすめのアイテムについても解説しますので、キレイな鼻を手に入れたい人は参考にしてみてください。
そもそも鼻毛にはどんな役割があるの?
鼻毛には大きく分けて2つの役割があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
【役割1】異物が体内に侵入するのを防ぐ
1つ目の役割は、異物を体内に入れないことです。
私たちは呼吸をするとき、空気とともにホコリやウイルスといった異物を吸い込んでいます。異物がそのまま体内に侵入すれば、健康に影響を与えかねません。
それを防いでくれるのが、鼻毛です。鼻毛が鼻腔内に侵入した異物をキャッチし、呼吸器に入り込むのを防いでくれます。鼻毛があるのは体内への入り口にあたる場所。鼻毛は外敵から体を守る“天然フィルター”の役割を果たしているのです。
【役割2】鼻の中が乾燥するのを防ぐ
2つ目の役割は、鼻の中が乾燥するのを防ぐこと。
鼻の奥は粘膜でできており、分泌される粘液で常にうるおっています。しかし鼻毛がなければ、鼻腔内の湿度を保てません。粘膜が乾燥するため、ウイルスや細菌の影響を受けやすくなります。
鼻毛には鼻腔内の温度や湿度を一定に保ち、粘膜を乾燥から守る役割があるのです。
どこまで?鼻毛を処理するときのポイント
次は、鼻毛を処理をするときのポイントについてご紹介します。
【ポイント1】鼻毛処理の範囲は、鼻の入り口周辺まで
鼻毛処理は、鼻の入り口周辺までにしましょう。
先ほどもご紹介した通り、鼻毛には異物の侵入を阻止する役割があります。鼻毛を根こそぎ処理してしまえば、本来の重要な役割を果たせません。
そのため鼻毛処理の際は、鼻の入り口から5ミリまでにとどめるのがベター。「鼻毛は外から見えない程度に処理できれば十分」と覚えておくとよいでしょう。
【ポイント2】毛抜きや指で鼻毛を抜くのはNG
毛抜きや指を使い、強引に鼻毛を抜くのはNGです。
鼻の中は常にうるおっているため、ばい菌が繁殖しやすい場所。無理やり鼻毛を引き抜くと、傷口にばい菌が入り込み、炎症を引き起こす可能性があります。痛みも強いため、鼻毛を抜くのは避けるのが無難です。
鼻毛専用のカッターやハサミを使うのがおすすめ
鼻毛を処理するときは、鼻毛専用のカッターやハサミを使うのがおすすめです。鼻の中を傷つけないつくりになっているため、安心してお手入れができます。
鼻毛専用のカッターは、短時間で鼻毛をケアできるのが魅力。直接肌に触れることなく、鼻毛を理想の形に整えられます。ハサミよりも少し値が張りますが、初めて鼻毛を処理する人には使いやすいアイテムです。
一方、鼻毛専用のハサミは細かな調整がしやすく、気になる毛をピンポイントで狙えるのが魅力。比較的お手頃な価格で手に入り、お試しで使いやすいのも初心者向けといえます。ただ全体を整えるのに時間がかかるため、中には少し面倒だと感じる人がいるかもしれません。