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夏の冷えは気付きにくい?
ご存知の通り、「冷え」は健康と美容の大敵。
ですが、蒸し暑い今の時期、身体は冷えないと油断していませんか?
夏はエアコンの冷気や冷たいものの摂りすぎで、知らぬうちに冷えていることが多いのです。
身体が冷えると血液の循環が悪くなり、頭痛や肩こり、便秘、下痢など様々な不調の原因にもなります。
夏こそしっかり冷え対策をしなければならない季節だったんですね。
夏の食事は身体を温める食べ物と冷やす食べ物、バランスよく摂るよう心がけましょう。
夏冷えを改善!生姜で内側から温めましょう
生姜は特有の香りと辛味を持つ野菜で、薬味や漢方薬など幅広く利用されています。
生姜が身体を温めるというイメージは、すでに皆さまお持ちかもしれません。
しかし、生の生姜に含まれる辛味成分のジンゲロールには解熱作用があり、身体の深部を冷やす恐れがあるので、注意が必要です。
ジンゲロールは熱を加えるとショウガオールという成分に変わります。
ショウガオールには胃腸の血流を改善し、身体を芯から温める働きがあります。
身体を温めたい! ということであれば、加熱した生姜がピッタリなのです。
では、身体を温めるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
(1)代謝アップ
体温が1℃上がると、基礎代謝量は約12%も上がると言われています。基礎代謝量が上がると、運動をしていない時や睡眠時でも消費エネルギー量が増えるので、太りにくい身体になります。
(2)むくみ改善
身体を温めると血行が促進され、むくみのもとになる老廃物が体内に溜まるのを防いでくれます。
(3)免疫力アップ
体温が1℃下がると免疫力は約30%低下すると言われている程、体温と免疫力には深い関係があります。免疫細胞には、体温が高いと活性化するという性質があるからです。免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃以上と言われています。