目次
バゲット生地とフルーツやナッツの一体を楽しむパン
「ショコラオランジュ」と「クルミとクランベリー」はバゲット生地を使ったハードパンです。こちらはサックリと歯切れの良い軽い食感で、中はふんわりもちっと生地の弾力を味わえるパンです。
同店のオープン以来、ハード系の中でも定番人気を誇る「クルミとクランベリー」。薄くスライスしてそのまま頂くと、生地本来の甘みともちもち感、甘酸っぱいクランベリーやローストクルミの食感の一体をダイレクトに味わえます。トーストすると生地やクルミの香ばしさが増して、クランベリーの甘酸っぱさがキュッと締めるアクセントに。クリームチーズと合わせるのもオススメです。
こちらはチョコチップと爽やかなオレンジピールが生地にたっぷり練りこまれた「ショコラオランジュ」。温めると中のチョコがほどよくとろけ、まろやかな甘みがより際立ちます。
「フランクロール」などパン屋さん定番の愛されパンも
伝統的な製法の本格ハードパンが魅力の同店ですが、甘いパンや、調理パンも揃っているので、年代や好みの違う家族それぞれに合うパンもセレクトしやすいのが嬉しいポイントです。
小さなお子さんや男性も好きな、柔らかいパン生地でソーセージをくるくる巻いた、パン屋さんの定番とも言えるパン。こちらの「フランクロール」は、むっちりと柔らかいブリオッシュ生地に大きくてジューシーなソーセージを巻き込んでいます。甘いリッチなパンと、ほんのりペッパーの効いたソーセージの組み合わせがたまらなく美味しい!
自家製ベシャメルソースを塗り、ベーコンとたっぷりきのこを乗せた「きのこのフォカッチャ」は、もちもちの生地を噛むごとに、きのこやベーコンの旨味も口いっぱいに広がります。
「あんバター」に使われるパンは、ほんのり甘いヴィエノワの生地。ソフトなパンですが、軽やかなサクッとした食感も併せ持つのが特徴です。同じ生地を使用したパンには、ミルククリームや、たまごサラダをサンドした「タマゴサンド」もありますよ♪
パンもお店もハイセンスかつ親しみやすい町のパン屋さん
店内は、ウッド調を取り入れて温かみのある入りやすい雰囲気の印象を受けます。床や天井までお洒落な内装は、オーナーの橋原さん自ら手掛けたものだとか。お店に入るとすぐに目に入る、落ち着いたブルーの壁も橋原さんご自身で丁寧にペンキを塗って仕上げました。
お店の内外に飾られたエアプランツなどのグリーンや季節のお花にも、訪れる度ほっこりと癒されます。
橋原さんのオススメは、やはりハード系のパン。そして、ブリオッシュ生地に自家製カスタードクリームを詰めた「クリームパン」もオススメのひと品だそう。
JR阪和線やOsaka Metro御堂筋線が通る「長居駅」の賑やかな通り側からは少し離れているのですが、足を伸ばしてでも手に入れたいパンの数々。一度食べたら、きっと心に残るパンになります。
おわりに
パンは少しずつ順番に焼き上げていくので、一番多くの種類のパンが焼き揃うのは、12時前くらいなのだとか。焼き立てのパンを買って、公園を散歩したり、ピクニックするのも良いですよね! 同店のお隣には美味しいパンのお供にぴったりなコーヒーショップもオープンしたそうなので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
- ハード系のパンが好き
- バリエーション豊富なパン屋さんに行きたい
- 隠れた名店を見つけたい
そんな方にオススメのパン屋さんです。
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。