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野菜・フルーツなど身近にある食べ物のなかから、猫に与えてOKなもの、NGなものを紹介します。
【猫の食べ物】野菜
野菜には、猫の健康を維持するために必要なビタミンやミネラルが含まれています。ただ野菜ならなんでも猫に与えてもいいというわけではありません。
野菜には加熱すればOKなもの、加熱・生食どちらもOKなものがあります。
与える際は、細かく刻んだり、すりつぶしたりして食べやすくしてあげてください。
加熱すればOKな野菜(一例)
【アスパラガス】
葉を取り除き、茎の柔らかな部分を与えてください。おやつ程度(少量)で充分です。
【トウモロコシ】
塩分が高めなので、与える量はスプーン1杯分を目安にしてください。
【インゲン】
たくさん与えると消化不良を起こすことがあるので量には気をつけてください。胃腸が弱い猫には与えない方が◎。
【かぼちゃ】
かぼちゃにはさまざまな栄養素が含まれています。与えるときは必ず種を取り除いてください。高カロリーなので、与えるのは少しだけにしてくださいね。
【さつまいも】
食物繊維が豊富で、便秘の解消に効果があるといわれています。消化しやすいよう、皮をむいて小さくサイコロ状にカットしてフードにトッピングするのがオススメ。
生食OKな野菜(一例)
ほとんどが水分であるレタスやきゅうり、大根などは生のまま与えることができます。与えるときは食べやすい大きさにカットしたり、すりおろしたりしてくださいね。
NGな野菜(一例)
【ネギ類全般】
タマネギ、ネギ、ニラ、らっきょう、エシャロットなどのネギ類全般にはすべて中毒物質が含まれているので、絶対に与えないでください。
もし食べた場合、数日経ってから発症することが多いです。口にしたのを目撃した場合や中毒症状が出た場合はすぐに動物病院へ連れて行ってください。
・ネギ類で起こる中毒症状
初期にはぐったりして元気がない、食欲不振、下痢、嘔吐など、重度になると発熱、心拍数の増加、血尿、意識障害などの症状がみられます。
【なす】
“アルカロイド”という毒性がある植物成分を含んでいて、下痢や嘔吐などの中毒症状を引き起こすことも。
【春菊・ほうれん草】
春菊・ほうれん草には“シュウ酸”が含まれています。摂り過ぎると尿路結石症などを引き起こすことも。どうしても与えたいという場合にはしっかりと茹でてシュウ酸を除去して、細かく刻んでからあげてください。
【猫の食べ物】果物
果物は水分を多く含んでいるものが多く、水分摂取にもぴったり。与えるなら少量にしてくださいね。
OKな果物(一例)
【スイカ】
少量なら与えてもOK。種を取り除いてくださいね。スイカにはカリウムが多く含まれているので、腎臓に疾患がある子にはNGです。
【メロン】
スイカと同じく水分を多く含むため、脱水症状になりやすい夏にぴったり。アレルゲン成分が含まれているため、かゆみなどのアレルギー症状が出ていないか注意してください。
【りんご】
腸内環境を整える効果がありますが、糖分が高いので与えすぎに気をつけてください。
【桃】
ほぼ水分なので、与えても問題はなし。皮をキレイに剥いてください。また誤飲しないよう、種も取り除いてくださいね。
それでは、猫にとってNGな果物とは?