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紫外線対策アイテムでよく見るSPFやPAとは?
最初に紫外線の知識として知っておいて損はないので簡単に説明しますね。
紫外線にはUV‐A、UV‐B、UV‐Cがあります。
UV‐Aは真皮まで届く紫外線、UV‐Bは表皮まで届く紫外線、UV‐Cはほとんど地表に届かないらしいので忘れてください。
私たちの日常ではUV‐AやUV‐Bの光線が年中降り注いでいるのです。
それを何もしないで浴び続けるとシミやシワなどの原因に。なので光線から肌を守るために様々な日焼け止めアイテムが各社から販売されているんですよね。
よく見かけるSPFやPAの話ですが、SPFは「サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)」の略です。UV‐Bに対する防止効果を示す数値のことで、数値が大きいほど肌を守ってくれます。今回の「SPF50+」はつまり「守ってくれる数値が50以上だよ~」という表記です。
そしてPAはUV‐Aに対する防止効果を示す数値で4段階あり、「PA++++」と表記されていればPAの中で最強ということです。
ずっと屋内でいる人と、ずっと屋外にいる人では守ってもらいたい数値は違うでしょうからどれを選ぶかは自分の行動範囲で決めていくといったところでしょうか。ちなみにゴルフが趣味の筆者は、ゴルフをする時「SPF50+ PA++++」の日焼け止めを使用しています。
紫外線対策におすすめのアイテム6選
それではここから本題に入りますね。今回は編集部員たちが6商品を試してみたので、その使用感を伝えていきます。
1.【紫外線×美白】ポーラ「ホワイトショット スキンプロテクター DX」
【SPF50+ PA++++】
「ホワイトショット」から初登場の「美白ケア×UVカット」を両立した日中用のクリームです。
パッケージからして「美白」になれそうな予感がします。(個人感)
さらっとしているクリームですばやく肌に伸びてくれます。匂いは少しありますが全く気にならない程度。特に白浮きすることもなく塗った後はしっとりした感じで上からファンデーションを重ねてもヨレたりベタベタせず、透明感のあるきれいな肌が作れました。
日焼け止めなのに肌がトーンアップした感じがして、一日中しっとりしたうるおいを実感でき、まさに美白ケアとUVカットの良いところをぎゅっと詰め込んだアイテムでした。
2.【紫外線×制汗】コーセー「サンカット プロディフェンスマルチブロックUV ミルク」
【SPF50+ PA++++】
こちらは紫外線だけでなく、汗とニオイもおさえる制汗機能搭載の日焼け止め。日焼け止めに制汗機能が?とびっくりした商品です。
実際、炎天下のレジャーで使用したのですが、塗って伸ばした瞬間、本当にさらっさらの使い心地。塗ったところは少しテカテカしているのですが、しっかり膜が作られている感じです。テカテカしているのでベタついているかと思いきや触るとさらっさら。匂いも石鹸の良い香りで癒されました。
普段は汗をかいたらヨレヨレになってしまいがちですが、しっかりさらさらをキープ。また汗拭きシートで身体を拭いたあと、まだ肌がほんのり湿った状態でも使用しましたが、ミルクは肌にしっかり浸透していき伸びもすばらしく、炎天下のレジャーやスポーツには欠かせないなと実感しました。
3.【紫外線×顔色補正】カネボウ「ALLIE カラーチューニングUV」
【SPF50+ PA++++】
こちらは日焼け止めなのに、くすみ、クマ、毛穴をぼかしてきれいに仕上げてくれるのが特徴です。
顔色補正というだけあってクリームは濃い肌色。しかし変な白浮きもせず、しっかり伸びてくれ、くすみやシミを隠してくれる優秀クリームです。伸びがよく毛穴もしっかりぼかすことができるので、会社にこのクリームだけで通勤しても全然気づかれることはありませんでした。
また、シミのある部分に重ね付けしてみましたが、きれに周りと馴染んでいて厚ぼったくもならず、使い心地もしっとり。ファンデーションを塗りたくない日やメイクが面倒くさい日などにもぴったりです。