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あったら便利!オススメの歯磨きアイテム
【1】歯ブラシ
ブラシの先が口内のすみずみまで届くよう、小さめのヘッドのものを選びましょう。猫用の歯ブラシのほか、ブラシが小さく柔らかな人間の赤ちゃん用のものでもOKです。
長形や楕円形、円形などヘッドの形もいろいろありますが、まんべんなく磨くなら円形のものがオススメです。


【2】歯磨きペースト
カツオブシやチキンなど、猫が好きなフレーバーの歯磨き粉が販売されています。歯ブラシを使わず、指につけて舐めさせるだけでOKなものもあります。
【3】歯磨きシート
シートタイプは、歯ブラシが苦手な子にオススメ。歯を優しく撫でるようにして汚れを拭き取りましょう。子猫や高齢猫を対象にした、歯茎に優しい柔らかなシートも販売されています。
【4】歯磨きおやつ
噛むことで歯垢が取れる猫のおやつです。飼い主が手に持って長く噛ませるのがポイント。


【5】歯磨きゼリー
歯磨きが苦手な子にぴったりのゼリータイプ。食後にゼリーを奥歯に垂らすだけで歯垢をつきにくくしてくれます。
【6】歯磨きおもちゃ
遊びながらデンタルケアができるおもちゃ。シリコンやメッシュ素材、ヘチマを使ったものまで多彩なおもちゃが販売されています。手軽に使えるものであれば重宝しますよ。
自宅でできる歯周病チェック
もし気になるところがあれば、早めに動物病院で口腔内の状態を診察してもらいましょう。
【1】口周り
よだれを垂らしている時は口内炎や舌炎などを起こしていることがあるので、口の中をよく確認してください。
【2】歯
歯の付け根に歯垢や歯石が付いていないかチェックしてください。
口臭がきつくなったり、歯が黄色っぽく変色したりしている場合は歯周病の可能性があります。
【3】歯茎
健康な歯茎はきれいなピンク色をしています。歯茎が赤く腫れている場合は炎症を起こしているので注意が必要です。歯肉から出血や痛みがあると食事がほとんど取れなくなってしまいます。症状が進むと歯の根元が露出し、歯が抜け落ちてしまうことも。


もしも歯石がついてしまったら?
自宅で歯石を取ることはできないので、動物病院にお任せしましょう。基本は全身麻酔をして、歯石や歯垢をきれいに取り除きます。歯がぐらついている場合は抜歯をすることもあります。
まとめ
歯周病になると歯茎の腫れや口臭、歯根膿瘍などを引き起こします。また歯周病菌が全身に回ると心臓や腎臓に炎症を起こすことも!
また歯周病があると腎臓病になる時期が早くなる傾向があるともいわれています。
しっかりとデンタルケアをして、愛猫が長生きできるようにしてあげたいですね。
※猫ちゃんお写真、ご協力いただきありがとうございました!
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