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パンの激戦区・甲子園口に18年前にオープンした「リップカレント」は、2年前にオープン時の場所からほど近い場所に移転し、売場面積を拡大。壁沿いと中央にパンの陳列スペースを用意し、ベーカリーらしさにこだわらない、“新感覚”の店舗が完成しました。
こだわりポイントの1つが、店内の通路の幅。子ども連れのお母さんや年配の方も多く訪れるので、ベビーカーや車いすでも安心してパンを選ぶことができるように通路が広くなっていて、密を避けることもできます。
ハード系のパンのバリエーションが豊富
パン作りのモットーは、「仲間の声を大切に、添加物などを使わず安心・安全なパンをつくること」。32年のキャリアを誇る酒井店長は、国内や海外の旅先で地域に根付いたパン作りのヒントを得たといいます。
今は、酒井店長を含め4人の製造スタッフでアイデアを出し合い、常にお客様の目線に立ってパンを作っています。なかには、一度は販売を終了したものの、お客様からの強い要望で復活したパンも。
オープンした18年前は、甲子園口ではハード系のパンを置いているお店が少なく、ハード系のパンを知ってもらいたいという思いから、それをウリにしようと考えたそうです。
シンプルなパンに具材との相性を考えながら、さまざまなアレンジを加えたハードパンは、調理パンやスイーツパン、フルーツやナッツ、チーズや野菜を入れたパン、生地に素材を練り込んだパンなど、オリジナリティにあふれたものばかりです。
具材もフィリングもたっぷり入って大満足
ピンク色のかわいいフォルムで、小ぶりなのにずっしりと重みを感じる「えび入りチーズ」は、オープン直後から人気のロングセラー。桜えびと黒ごまを練り込んだフランスパン生地に、クリームチーズがたっぷり! えびの香ばしさと、ちょっぴり酸味のあるクリーミーなチーズが合います。
「ショコラバター」は、噛み応えのあるミニフランスパンに、厚みのあるアーモンド入りチョコと加塩バターを惜しげもなく挟んでいます。バターのほどよい塩味が、チョコのほどよい甘さを引き立てていて、室温でバターをゆるませてから食べると、パンにもチョコにも味が広がり、新たな味わいが楽しめます。
「チキンとレンコンのカレーパン」は、黒ゴマ入りのフランスパン生地にあふれんばかりのカレーをのせた一品。スパイシーなカレーの香りに食欲が刺激され、食べ応えのある照り焼きチキンとシャキシャキのレンコンが食感のアクセントになっています。
長時間発酵のフランスパン生地に、ローストしたくるみと赤ワイン漬けにしたいちじくをふんだんに入れた「クルミといちじく」は、いちじくのジューシーさがしっかり味わえます。お酒のアテにもぴったりなパンです。
「ドライトマトとチェダーチーズ」は、トレーからはみ出すほどロングサイズのフランスパンに、オリーブオイルに漬けたドライトマトとチェダーチーズをイン。トマトの味が、チェダーチーズに負けないくらい濃くて、トマト好きにはたまりません。
ホクホクの枝豆の食感とマスタードと黒こしょう、ベーコンの塩味がヤミツキになる「枝豆とチーズのフランスパン」も人気で、どちらもオシャレなおつまみ感覚で楽しめます。