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【京都】中秋の名月を観に行こう!観月会や夜間拝観を行う寺社5選

【京都】中秋の名月を観に行こう!観月会や夜間拝観を行う寺社5選

中秋の名月とは旧暦8月15日の夜(2021年は9月21日)に出る月のこと。日本では古来より月を愛でる習慣があり、現在でも各地の寺社で観月祭が行われています。今回は中秋の名月に合わせ、観月会や夜間拝観を行う京都の寺社をご紹介。秋の夜長を楽しむヒントにしてくださいね。

【4】下鴨神社の「名月管絃祭」

下賀茂神社の名月管弦祭

京都市左京区にある「下鴨神社」は、正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といい、2000年以上前から京都で長い歴史を持つ神社です。
「下鴨神社」の神事といえば、毎年7月に行われる「御手洗祭り」の足つけ神事が有名ですが、中秋の名月の日に行われる「名月管絃祭」も平安時代以来から続く伝統的な行事です。

下賀茂神社の舞台

ススキの穂を飾り、かがり火がたかれた舞台では、雅楽にあわせ舞楽が演じられ、古式ゆかしい舞楽や十二単の平安貴族舞などが2時間にわたって奉納されます。
1963 年から一般公開されるようになった「名月管絃祭」。夜の神社に響く箏や 管弦の音色に耳を傾け、名月を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

【2021年「名月管絃祭」について】
2021年の開催については「下鴨神社」ホームページをご確認ください。

【スポット情報】
■住所:京都市左京区下鴨泉川町59
■アクセス:京阪「出町柳駅」から徒歩12分
■参拝料:境内無料 (特別拝観「大炊殿」は500円)
■参拝時間:夏時間5:30~18:00 冬時間6:30~17:00
※「大炊殿」公開時間は10:00~16:00
■休日:なし
■電話番号:075-781-0010
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】】
・必ずマスクの着用をお願いします。
・体調に不安のある方は参拝をお控えください。

【5】平野神社の「名月祭」<2021年奉納行事と抹茶席中止、夜間特別拝観開催>

平野神社の名月祭
※画像は奉納行事斎行時のものです。2021年の奉納行事は中止となりました

京都有数の桜の名所として知られる「平野神社」。中秋の名月の夜には例年「名月祭」が行われています。
ご祭神が794年に平城京の田村後宮から平野の地に遷座されたのを記念し、また平安の雅を再現するために始められたそうです。

2021年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、奉納行事は中止。夜間特別拝観は行われます。
例年は、奉納行事として琴や尺八、雅楽の演奏が行われ、抹茶席(有料)も設けられていました。(2021年は抹茶席も中止)

日本の伝統と平安時代の雅さを感じることのできる祭典です。

【2021年「名月祭」について】
夜間特別拝観は開催 ※奉納行事と抹茶の接待は中止
日程:2021年9月21日
時間:18:30~21:30
料金:拝観無料

【スポット情報】
■住所:京都府京都市北区平野宮本町1
■アクセス:京都市バス「衣笠校前」から徒歩3分
■営業時間:6:00~17:00(通常)、6:00~21:00(桜の季節)
■定休日:なし
■電話番号:075-461-4450
https://www.hiranojinja.com/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】】
マスクの着用/消毒液の設置/ソーシャルディタンスのお願い

中秋の名月に月を愛でよう

今回は中秋の名月に関連する京都の寺社での催しについてご紹介しました。
月はどこからでも観られるものですが、観月会の行われる寺社で観るとより一層風情を感じることができますよ。
寺社に赴くことができない人も、中秋の名月の夜にはぜひ一度空を見上げてみてくださいね。

※緊急事態宣言など政府の要請により行事の開催が内容変更・中止される可能性があります。最新の開催情報については各寺社のホームページをご確認ください。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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ライター

中村 ゆか

京都の情報誌で編集兼ライターを経験したのち、現在はフリーライターとして活動中。食べ物、化粧品、寺社仏閣が好き。レビュー記事や取材記事など、自分が体験したことを文章にするのが得意です。

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