目次
11.ホイッスル
日帰りで楽しめる山だとしても、万が一の遭難事故には備えましょう。ハイキング中の緊急事態に役立つのがホイッスルです。救助者に位置を知らせるために使います。大声で叫ぶよりも少ない力で、より遠くに音を届けることができます。かさばらないので持ち物に入れておきましょう。
12.カラビナ
カラビナには携行品をまとめる用途があります。ハイキング中にすぐに使いたい持ち物を装着し、カラビナでリュックサックの外側に取り付けると便利です。本格的なクライミングにもカラビナを使いますが、ファッション用のカラビナでクライミングをするのは非常に危険なので、やめましょう。
13.折りたたみ座布団
持ち物に折りたたみ座布団があるとゆっくりくつろげます。ハイキングで折りたたみ座布団を必要とする場面は意外に多いものです。快適なベンチが整備されているとは限りませんし、通り雨が降った後はお尻が濡れてしまいます。折りたたみ座布団は百均でも売られています。水を通さないこと・コンパクトなこと・軽量であることを確認して購入しましょう。
14.マスクの予備
売店に立ち寄ったり他のハイキング客と会話が生まれたり、人との接触はそれなりに想定できます。周囲とソーシャルディスタンスを保てるならハイキング中にマスクをつけ続ける必要はありませんが、予備のマスクは用意しておきましょう。前述したジップ付きバッグなどに収納し、持ち物を整頓しておくのがおすすめです。
あると便利なもの
1.モバイルバッテリー
地図として連絡手段として、ハイキング中に頼みの綱となるスマートフォン。万一迷った時や帰り道に充電が切れると困った事態になりますので、持ち物にモバイルバッテリーがあると安心できます。
2.絆創膏
ハイキングはアウトドアな趣味なので、時には怪我をすることももちろんありえます。かさばるものでもないので、絆創膏も持ち物に入れておくと良いでしょう。靴ずれした時にも使えます。
3.ヘッドライト
時間帯や季節、天候によって、山の中は非常に暗くなります。行程が遅れて下山が夕方になることもあります。そんな時、足元を照らすヘッドライトがあると便利です。使おうと思ったら電池切れ、ということがないよう、持ち物を準備する段階で確認しましょう。
季節別で必要な持ち物
1.日焼け止め
このほかにも季節ごとに必要なものが微妙に異なります。たとえば日焼け止め。夏には必須のアイテムです。また冬山でも雪が積もっていると、反射で日焼けしやすくなります。ハイキング中は汗をかきやすいので、流れにくいものを選びましょう。また、後塗り用の小さな日焼け止めを持ち物に入れるとベストです。
2.虫除け
夏には虫除けをしてからハイキングをしましょう。蚊やアブ、ブヨなど人の血を狙う昆虫を遠ざけてくれます。また近年ではダニの被害も深刻化しています。薬剤のタイプにもよりますが、数時間で効果が切れるため、持ち物に入れて時々振り直しましょう。
3.防寒着
秋冬のハイキングにはダウンジャケットがおすすめです。羽毛の層が山の冷気から肌を守ります。その他、手袋、腹巻き、ニット帽など部位を温める防寒アイテムも便利です。ふもとと山頂では気温が違うので、春や夏でも持ち物に薄手の防寒着を入れておくと役立ちます。
まとめ
ハイキングの服装や持ち物は、快適さや機能性、軽さやコンパクトさを重視して選びましょう。また、山で起こる可能性がある事態を予測し、もしもに備えることが大切です。つまり、気候やルートを下調べするところからハイキングは始まっています。あらかじめ備えておけば、自分の身体を精一杯に動かして自然に溶け込むような素晴らしい体験ができるはず。準備も楽しんで行ってくださいね。
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