【兵庫・宝塚】百合珈琲姉妹店「トベラ」でコーヒーマリアージュを楽しんで

「TOBERA（トベラ）」（兵庫県宝塚市高司）があるのは、阪急「小林駅」より歩いて15分ほどの、雑貨屋さんや美容室などが集まる、緑の木々や四季の花々に囲まれたコミュニティ「イノタウン」。地元で人気の老舗珈琲店「百合珈琲」の姉妹店として、今春グランドオープンしました。

緑や木の温もりが溢れ、陽光たっぷり差し込む癒しの空間

温もりのある木目とホワイトカラーを基調としていて、大きなガラス窓から太陽の光がたっぷり差し込む店内は、ナチュラルで明るい雰囲気。ゆとりのある空間で、のんびり過ごせます。

キッチンカウンターの前には、お洒落で可愛らしい店内にしっくりと馴染むピカピカの小型焙煎機が。こちらの焙煎機や、姉妹店「百合珈琲」の昔ながらの圧釜焙煎機で焙煎された、同店オリジナルブレンドの「TOBERAブレンド」や、季節限定ブレンド、世界各国の珍しい珈琲豆など、お家でも頂けるこだわりのスペシャルティコーヒーが並びます。

カゴに入ったサンドイッチでピクニック気分

ランチセットでは「BLET」や「えびアボカド」、「ローストビーフ」などの定番メニューや季節限定メニューから2種類のサンドイッチが選べます。コーヒーメニューから選べるドリンクとサラダ付きで、食後のスイーツが付いたセットメニューもあります。
可愛らしいパンカゴに盛りつけられたサンドイッチは、軽くトーストされた温かい食パンに具材がたっぷり。シャキシャキのお野菜が、今にも溢れ出しそう！

分厚い鴨ロース肉にオレンジの甘酸っぱい風味がよく合う小粋な「合鴨とオレンジ」と、柚子がしっかりと香る和風の秋季限定サンド「豚肉ときのこと柚子」など、どれも優しい味付けに、新鮮なお野菜もたっぷり頂けるヘルシーなサンドイッチ。2種類チョイスできるのも嬉しいですよね！

使用しているパンは、 同じ小林エリアにお店を構える「パン工房長者」の湯ごね食パン。耳まで美味しいもちもち食感と素朴な小麦の味わいが、具材とよく馴染みます。

カゴに入ったサンドイッチを心地良いテラス席で頂くと、ピクニック気分がよりいっそう高まりそう！　開放感があってお子さん連れにも人気のテラス席は、ペット同伴もOK。

食後のスイーツでコーヒーマリアージュの続きを堪能

自家農園の無農薬さつまいもや栗、ぶどうなど秋の味覚が可愛らしいグラスに収められた季節限定「ちいさな秋パフェ」。
温かくてホクホクのコロンとしたスイートポテト、冷たいアイス、まろやかなマロンクリーム、甘味を引き締める濃厚な風味のコーヒーゼリー、サクサクほろほろ食感のバター香るショートブレッドなど、コーヒーとの相性ピッタリな素材ばかり。食べ進めるなかで、つい何度もコーヒーに手が伸びてしまいます。

コーヒーはもちろん、グラスにぎゅっと詰め込まれた素材同士のマリアージュも楽しめる贅沢なパフェ。内容は時季によって変わるので、季節ごとの素材と、コーヒーとの味わい豊かな相性を楽しんでみては。

コーヒーが得意ではない人にも、美味しく飲んでもらえるコーヒーにこだわる同店。アメリカーノで提供される「アイスコーヒー」は、濃厚なコーヒーの風味の中に、甘みとまろやかな口当たりを感じる飲みやすい一杯。

一方、「ホットコーヒー」は、4分間お湯に浸したコーヒーの粉を“タタミオリ”という目の細かい茶漉しのような器具でこして抽出する、少し変わった“浸漬式”を採用しています。コーヒーが持つオイルも一緒に抽出されるため、まろやかでコクのある甘みと共に、より濃厚でクリアなコーヒーの味を堪能できます。好みの珈琲豆を選べて、アイスコーヒーも同じ淹れ方をリクエストできるので、色々な飲み比べを楽しみたいですね！　

チーズケーキやタルトはお家カフェタイムのお供にも

チーズケーキや「百合珈琲」でも人気の焼きタルトはお持ち帰りも可能。濃厚ながら甘さ控えめのチョコレート生地に、大きくて食べ応えのある栗を合わせた「マロンチョコタルト」は、寒くなるこの時期特に人気があります。店内で頂くなら、ドリンクには「カフェモカ」を合わせて、あえてチョコ尽くしで味わうのもオススメです。

同店オリジナルで、定番人気の「コーヒーチーズケーキ」は、しっかりとした香ばしいコーヒーの香りと風味に、蒸し焼きのまったりと濃厚な食感。底にはサクサクのクッキー土台が敷かれ、シンプルな中に嬉しい意外性を秘めたひと品です。ホットのブラックコーヒーと一緒に頂くことで、よりコク深い味にまとまり、濃厚な口当たりが程よく調和されていきます。使用する珈琲豆は都度変わるそうなので、頂く度に違った味わいの発見があるかも。

店内には珈琲豆の他にも、ドリップバッグやラテベース、丁寧に抽出したコーヒーを新鮮なままパウチに閉じ込めた「おでかけ珈琲」など、手軽にコーヒーを楽しめるオリジナル商品も揃っています。レジ横には、人気の「ショートブレッド」など、店内で焼き上げる焼き菓子「オバヤシクッキー」も。
スイーツと一緒に、また、好みや用途に合わせてお家でも頂けるお気に入りの一杯を見つけてくださいね。

コーヒーの入り口を探す人の“トビラ”を一緒に開きたい

お店の名前にもなっている“トベラ”は、“扉”を語源に持つ植物の名前。“コーヒーが得意でない方や、もっとコーヒーを深く楽しみたいという方にとってのコーヒーの入り口となり、コーヒーの扉を一緒に開きたい”という思いから名づけられたそう。

“来てくださる方の感情に響くコーヒーや空間を提供したい”という店主の森川さん。飾られている小物や小さな花、手書きの黒板、各テーブルに置かれた手書きのメッセージ入りのカードなど……店内に散りばめられた、森川さんのセンスと丁寧な思いやりを感じる一つひとつのアイテムを見つける度に、ほっこりと温かい気持ちになります。「トベラ」の扉を開けた先にあるのは、美味しいコーヒーだけでなく、そんな癒しの空間です。

イベントや新メニューなど、まだまだ挑戦していきたいことが尽きない様子の森川さん。お店を切り盛りする傍ら、日々研究や試行錯誤を重ねる前向きな森川さんにとっても、毎日開ける「トベラ」の扉は、新たなコーヒーの入り口なのかもしれません。

• コーヒーに合うパンやスイーツを頂きたい
• コーヒーは少し苦手だけれど挑戦してみたい
• 癒されるお洒落空間のお店に行きたい

そんな方にオススメ。あなただけのコーヒーの入り口を探しに、ぜひ訪れてみてください。　

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密（密閉・密集・密接）回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。