目次
- 消毒液で手荒れが起こる原因とは?
- 手荒れの症状とは
- 消毒液の選び方のポイントは?
- 理想的な消毒液を選ぶ際の「3つの条件」
- 「アルコール消毒」と「エタノール消毒」の違いは?
- 「ハイター」を薄めて手指消毒液に代用することはできるの?
- 消毒による手荒れの対策は?おすすめのハンドクリームの塗り方
- 【1】ハンドクリームの前に化粧水で保湿
- 【2】適切な量のハンドクリームを手のひらに取る
- 【3】ハンドクリームを温めてから手のひらに伸ばす
- 【4】ハンドクリームを手の甲に塗り広げる
- 【5】指1本ずつ、丁寧にハンドクリームを伸ばしていく
- 【おすすめ消毒液】ドラッグストアで買える「アルソフト」
- (1)高濃度アルコール80%
- (2)手肌に配慮した優しい保湿成分配合
- (3)手に取りやすく、さらっとなじんでべたつかない
- (4)医療現場でも使われている「サラヤ」の信頼性
- 編集部が「アルソフト」を使ってみました!
- 変化するテクスチャーに感動
- スッとなじんで不快なベタつきもなし
- 高濃度アルコール80%の安心感
- 外出先で大活躍する携帯用「アルソフト」
- 1週間使ってみた感想
- 消毒による手荒れから肌を守りましょう
消毒液で手荒れが起こる原因とは?
皮膚は、水分を保ちつつ外からの刺激物が侵入するのを防ぐ「皮脂膜」に覆われています。
消毒を行うと、菌と一緒にこの「皮脂膜」も取り去ってしまいます。
「皮脂膜」のない皮脂は、バリア機能がない状態なので水分を保てず乾燥します。
本来「皮脂膜」は時間とともに自然回復しますが、1日に何度も手指の消毒をすると、「皮脂膜」が回復する時間がなく、乾燥が進行してしまうのです。
手荒れの症状とは
手荒れの症状として一般的に見られる症状はどんなものでしょうか。
まず初期の手荒れの症状としては、肌のかさつき。手指の肌が乾燥してしっとり感が失われ、かさかさしている状態です。
そこから進行すると、ささくれ(さかむけ)、爪が割れやすくなる、消毒の度に肌がピリピリするなどの症状が起こります。
さらに進行すると、「手湿疹」や「ひび」、「あかぎれ」などのトラブルに繋がります。
消毒液の選び方のポイントは?
手荒れが気になっても、今は手指の消毒は避けられない時代です。
理想的な消毒液を選ぶ際の「3つの条件」
消毒による手荒れを防ぎつつ、確かな消毒効果を得るには、以下の「3つの条件」を満たしたアルコール手指消毒液を使用することが理想的です。
(1)有効性が高い
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで不活化します。手指についた菌を不活化するには、十分なアルコール濃度の手指消毒液を使うことが大切です。
(2)手肌への刺激性が少ない
薬剤の効果を阻害しない保湿剤が配合されたアルコール手指消毒液を使用しましょう。
(3)速乾性・使用感が良い
すぐに乾いて、ベタベタなどの不快感がないアルコール手指消毒液を使いましょう。
「アルコール消毒」と「エタノール消毒」の違いは?
ここ数年でよく耳にするようになった「アルコール消毒」、「エタノール消毒」という言葉。
一見、違いがありそうですが、実はエタノールはアルコールの一種。
「アルコール消毒」の「アルコール」は、補足説明等がない場合は「エタノール」のことを指しています。
「ハイター」を薄めて手指消毒液に代用することはできるの?
一時期消毒液が品薄になった際、「ハイターやキッチンハイターを薄めれば手指消毒液としても代用できるのでは?」と噂になりましたが、「ハイター」や「キッチンハイター」などの塩素系漂白剤は、手指など体への使用は絶対にしてはいけません。
塩素系漂白剤は非常にアルカリ性の強い製品であり、『薄めた液であっても皮膚を傷めるおそれがあり、「ハイター」や「キッチンハイター」が目に入ると失明のおそれもある』と製造元の公式サイトでも強く注意喚起がなされています。
消毒による手荒れの対策は?おすすめのハンドクリームの塗り方
消毒による手肌の乾燥や手荒れの対策には、消毒の度にハンドクリームで丁寧にケアするのがおすすめです。
手を消毒した後は、なるべく時間を置かずハンドクリームでケアを行いましょう。
【1】ハンドクリームの前に化粧水で保湿
ハンドクリームを手に取る前のひと手間!
惜しみなく使える化粧水を手肌全体に塗ってうるおいをプラスします。乾燥が気になる部分には特にたっぷりと。
【2】適切な量のハンドクリームを手のひらに取る
チューブタイプなら約3~4cm、ジャータイプならさくらんぼ大と、「少し多めかな?」と感じる量のハンドクリームを手のひらに取ります。
ハンドクリームの量が少ないと、塗る工程で摩擦が起き、肌を傷める可能性があります。
【3】ハンドクリームを温めてから手のひらに伸ばす
手のひらに取ったハンドクリームは、左右の手のひらを合わせるようにして人肌程度まで温めると、伸びが良くなり、肌への浸透も良くなります。
温めたハンドクリームを、そのまま左右の手のひらを擦り合わせるようにして伸ばしていきます。
【4】ハンドクリームを手の甲に塗り広げる
手のひらに伸ばしたハンドクリームを、手の甲全体に優しく塗り伸ばしていきます。
【5】指1本ずつ、丁寧にハンドクリームを伸ばしていく
指の付け根からつま先まで、1本ずつ丁寧にハンドクリームを塗り伸ばしていきます。
関節を曲げて、シワ部分にもちゃんと塗っていきましょう。乾燥しがちな爪の周りもお忘れなく。
【おすすめ消毒液】ドラッグストアで買える「アルソフト」
食品衛生から公衆衛生、医療分野まで、高い基準での感染対策が求められる世界中のプロの現場で高く支持されている「サラヤ」が、家庭用にも高い性能と使い心地にこだわったアルコール手指消毒液を提供すべく、2021年7月に新発売したのが「アルソフト」。
その特長をご紹介します!
(1)高濃度アルコール80%
「アルソフト」のアルコール濃度は80%です。
厚生労働省推奨の「消毒を目的としたアルコール濃度」は「70%以上95%以下」で、その基準を満たす濃度です。
アルコール濃度を見分けるポイントの1つに「火気厳禁マーク」があります。
「アルソフト」は危険物第四類(アルコール濃度60%以上)にあたり、火気厳禁マークの表示が必須となっています。
逆にアルコール濃度が低めの消毒液には、火気厳禁マークはついていません。
あなたが今使っている消毒液には、どんな表記がありますか?
(2)手肌に配慮した優しい保湿成分配合
2つの保湿成分「グリセリン」、「ミリスチン酸イソプロピル」を配合。
1日に何度も繰り返す手指消毒だからこそ、手肌に配慮した処方にこだわっています。
(3)手に取りやすく、さらっとなじんでべたつかない
まとまりのあるジェル状で、手に取るときにこぼれにくいのが特長。肌にすりこむとサラッと伸びが良いテクスチャーに変化します。
(4)医療現場でも使われている「サラヤ」の信頼性
医療現場では、消毒・性能・肌に配慮した専門メーカーの消毒液、安心して使える消毒液しか使用しません。「アルソフト」のメーカーである「サラヤ」の消毒液は、国内外の医療現場で広く使われています。
一般に流通する「消毒液」と謳う商品の中には、「雑貨類」に属するものもある一方で、「アルソフト」は「指定医薬部外品」。きちんと届けを出し、国から認可されている商品です。
【手指消毒の手順、知っていますか】
消毒液を手に取った後、サッと適当になじませているだけの人も多いのでは?
左右の手のひらをすり合わせるだけでなく、指先、指の背、手の甲、指の間、両手首にしっかりとなじませ、最後は乾くまで擦り込むことが大切です。
感染対策において手指衛生は非常に重要。できる限り丁寧に実践するくせをつけましょう!
編集部が「アルソフト」を使ってみました!
アルコール消毒の度に手肌がひりひりするのが悩みの編集Sと、外出機会が多く日々感染リスクにさらされている営業Iが、1週間「アルソフト」を使ってみました。
変化するテクスチャーに感動
ポンプから消毒液を出したときはトロッとしたジェル。しかし、手のひらになじませるとサラサラの液状に変化!
これが思った以上に快適でした。(営業I)
液体タイプは、設置場所に液が飛び散ってオフィスの受付台も汚れがちだったのですが、「アルソフト」なら周辺に飛び散らず、設置場所も常に清潔を保てるのがいいですね!(編集S)
スッとなじんで不快なベタつきもなし
ベタベタなどの不快感がありません。1週間オフィスのデスクに置いて使用しましたが、手指への後残りがないので、すぐにパソコン作業に取り掛かることができます。(編集S)
高濃度アルコール80%の安心感
厚生労働省が推奨している「消毒を目的としたアルコール濃度」は「70%以上95%以下」ですが、「アルソフト」は「80%」とその基準を十分に満たしています。「指定医薬部外品」で「火気厳禁」マークが付くほどの高濃度アルコールなのに、手肌にやさしくて安心して使えました。(編集S)
衛生業界で信頼と実績のある「サラヤ」の商品なので、子どもにも安心して使わせられます。さらに日本製というのも安心感がアップ!(営業I)
外出先で大活躍する携帯用「アルソフト」
外回り営業中、手を洗える場所も少なく、繰り返し使うハンカチの衛生面も気になっていました。携帯用「アルソフト」は持ち運びに便利なサイズ感で、メイクポーチにも入ります。
電車のつり革を触った後や、エスカレーターの手すりを持った後など、「消毒したい!」といういタイミングですごく役に立ってくれます。(営業I)
携帯用「アルソフト」は、手を洗うことができない場所での手指衛生にも大活躍してくれます。
1週間使ってみた感想
外出先でも常に手指の清潔を保てるため、携帯用「アルソフト」は心強い存在。医療現場での信用が厚い「サラヤ」の商品というのも高ポイント。「消毒」は効果が目に見えないので、信頼できる商品を使うことが大切ですね。(営業I)
消毒後の手指のピリピリ感もあまり感じず、とても快適な使用感でした。また、ずっと気になっていた「消毒液の設置場所は液がこぼれて常にビショビショ」という課題も改善されました!(編集S)
消毒による手荒れから肌を守りましょう
「アルソフト」は、すでに愛用している人からは「実際に使ってみると、良い意味で思っていたのと違う!」、「毎日使っていると心地よくて使うのがやめられなくなる」、「リピ確定!」との声が寄せられているとか。
消毒効果が高く手肌をいたわる「アルソフト」で、引き続き手指衛生を心がけましょう!
売上(メーカー出荷額)の1%が、東アフリカ・ウガンダ共和国における「ユニセフ手洗い普及活動」に使われる「アルソフト」。購入することで社会貢献に参加することもできます。
※手荒れの症状がひどい場合や症状が長く続く場合は、皮膚科専門医を受診しましょう