現在絶賛公開中の映画『猫なんかよんでもこない。』。
公開を控えた1/21(木)、『阪急うめだホール』で本作のプレミア試写会が開催され、上映前に行われた舞台挨拶には、主人公のミツオを演じた風間俊介と、メガホンをとった山本 透監督が登壇した。
過去に撮影のため一時期谷町四丁目に住んでいたという風間は、「大阪が大好き。大阪に来ると、“帰ってきた”という感じが強いです。ジャニーズ業をとんとやっていない僕としては、大阪の熱のこもった歓迎がすごくありがたいです」と挨拶。会場から拍手が起こると、「ありがとうございます! 手が痛くなるくらい叩いていただければ!!」と煽り、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
大阪のお気に入りについて聞かれた山本監督が「大阪は食べ物が美味しい。やはり粉もの、ネギ焼きにビールとか、仕事の後は最高の癒しですね」と答えると、風間は「僕はうどんが好きで、大阪に住んでいた頃よく食べていました」と言いながら、谷町四丁目のお気に入りの蕎麦屋さんについて熱弁。「うどんが好きと言っておいて蕎麦の話をして……」と、会場の笑いを誘った。
「たぶん僕のほうが先輩にあたると思うのですが、あいつらほんと台本読んでこないし、全く言うこと聞かないし……」と猫との撮影を振り返った風間。監督も「猫たちの撮影について“どのシーンが一番大変だったか”とよく聞かれるのですが、それはもう全部(笑)」としつつも、「ただ、人間も猫も撮影に慣れてくると、台本を超える瞬間が何回かありました」と話した。
監督からの「人と動物が一緒に生きていく中で生まれる、きれいごとだけではない、かけがえのない時間や愛おしさを描きました」の言葉を受け、最後に風間も「本作では、辛いとき寄り添ってくれたのは猫ですが、みなさんもそれぞれに大切な人を思い浮かべながら観ていただければと思います」と締めくくった。
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【STORY】
ボクシングに人生を捧げる三十路前のミツオ(風間俊介)のもとに、兄(つるの剛士)が拾ってきた2匹の子猫がやってくる。
世話を押し付けられた“犬派”のミツオは、超やんちゃ&超気ままな2匹に振り回されっぱなし。しかし周囲の応援もあって少しずつ距離を縮めるミツオと猫たちは、いつしか極貧生活を支え合う運命共同体となっていく。
そんなある日、ミツオは試合でのケガによってプロへの道が閉ざされてしまう。
生きがいを失い、新たな一歩を踏み出せずもがき苦しむミツオ。一方2匹は、新しい世界へ飛び出そうと爪を研いでいた……。
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【公式HP】 http://nekoyon-movie.com/
【監督】 山本 透
【出演】 風間俊介、つるの剛士、松岡茉優、市川実和子 ほか
2015年/日本/1時間43分
【配給】 東京テアトル
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1/30(土)公開
【大阪】TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ鳳、イオンシネマ茨木、TOHOシネマズくずはモール、イオンシネマ四條畷
【京都】TOHOシネマズ二条、イオンシネマ久御山
【兵庫】OSシネマズ神戸ハーバーランド、アースシネマズ姫路、TOHOシネマズ西宮OS、TOHOシネマズ伊丹
【奈良】TOHOシネマズ橿原
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