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1.【京都市北区】あの紫式部も通っていた!?上賀茂神社の「片岡社」
「上賀茂神社」は正式名「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、京都市北区上賀茂に鎮座する神社です。国宝2棟、重要文化財41棟を含む広大な敷地は全てユネスコ世界文化遺産に登録されており、観光客から地元の人まで多くの方が参拝に訪れます。
「上賀茂神社」の楼門近くにある「片岡社」は、“縁結びの社”として知られている境内摂社。正式には「片山御子神社」といい、「上賀茂神社」の御祭神である賀茂別雷大神の母神、賀茂玉依姫命をお祀りしています。
賀茂玉依姫命は縁結び、恋愛成就、家内安全、子授け、安産の神様として著名であり、「源氏物語」の作者である紫式部も参拝に訪れたというほど。
紫式部の後ろ姿が描かれた「片岡絵馬」は参拝者に人気の授与品。上賀茂神社の神紋である二葉葵の葉の形をかたどっており、可愛らしいハート型の絵馬は縁結びの願いをしたためるのにぴったりです。
ほかに、巾着のような形が可愛い「縁結御守」も授与していただけます。
【初穂料】
片岡絵馬:500円
縁結御守:800円
【スポット情報】
■住所:京都府京都市北区上賀茂本山339(MAP)
■https://www.kamigamojinja.jp/
※参拝時間と定休日は公式HPでご確認ください。
▼ココも寄りたい!
「上賀茂神社」から車で約4分
2.【京都市北区】桜の名所ならではの縁結びお守りがかわいい!「平野神社」
桜の名所として有名な京都市北区にある「平野神社」。かつて平城京の宮中に祀られていたのが始まりで、平安遷都と同時に今の地へ遷されたという長い歴史を持つ神社です。
境内にある桜は生命力を高める象徴として平安時代より植樹されたもので、公家が生産繁栄や蘇りなどの願いを込めて奉納したと伝えられています。
約60種400本ある桜のなかのひとつ「平野妹背」は、雄しべが2本あり結実するとふたつの実がつく珍しい品種。名前についている“妹背”とは、仲の良い2人のことを表す言葉です。
そんな「平野妹背」をモチーフにした「妹背さくら守」は、幸せと良縁を授かることができるとして人気の授与品。見た目もとても可愛らしいので、持ち歩くだけで気分もあがりそう!
ほかにも「平野神社」には桜がデザインされた授与品がたくさんあるので、参拝の際にはぜひチェックしてみてくださいね。
【初穂料】
妹背さくら守:800円
【スポット情報】
■住所:京都府京都市北区平野宮本町1(MAP)
■https://www.hiranojinja.com/
※参拝時間と定休日は公式HPでご確認ください。
▼ココも寄りたい!
「平野神社」から車で約11分
3.【京都市左京区】夫婦のように寄り添うご神木!下鴨神社の「相生社」
京都市左京区にある2000年以上の長い歴史を持つ「下鴨神社」。正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といい、広さ36,000坪にも及ぶ参道の「糺の森」と合わせて太古のパワーを体いっぱいに浴びることのできる場所です。
「下鴨神社」楼門の手前にある小さな社が「産霊神(むすひのかみ)」を御祭神とする「相生社」。社の左側に祀られているご神木の「連理の賢木」は、2本の木が途中で1本に結ばれており、縁結びや安産、育児、夫婦円満などのご利益があるといわれています。
「相生社」のお参りの作法は、「連理の賢木(れんりのさかき)」と社の周りを回ってから絵馬を奉納し、最後にご神木の紅白の綱を引くというもの。カップルや夫婦で詣でても盛り上がりそう!
授与所には縁結びに関するお守りやおみくじがあります。中でもおすすめはちりめん生地が華やかな「媛守(ひめまもり)」。ひとつひとつ柄が違うのでお気に入りのものを見つけてみて。
【初穂料】
媛守:1,000円
【スポット情報】
■住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59(MAP)
■https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
※参拝時間と定休日は公式HPでご確認ください。
▼ココも寄りたい!