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【大阪・平野】イギリス田舎町をイメージしたカフェ「カームガーデン」で夢みるひと時を

【大阪・平野】イギリス田舎町をイメージしたカフェ「カームガーデン」で夢みるひと時を

2020年5月にオープンした「CALM GARDEN(カームガーデン)」(大阪市平野区平野本町)は、アプローチからエントランス、店内、中庭まで細かなディテール一つひとつにこだわったスペシャルなカフェ。スイーツやドリンクも大好評とのことで、さっそく伺ってきました!

カームガーデンの外観

Osaka Metro谷町線「平野駅」4番出口より徒歩8分ほどにあるカフェ「CALM GARDEN(カームガーデン)」。入り口は、つい通り過ぎてしまうほどシンプルです。

カームガーデンの看板
ひっそりと立てかけられた看板

ここで合ってるのかな……?と思いながら歩みを進めると、足元と頭の上に小さな看板がぽつり。ほっとしながらアーチ状の入口を入ってすぐ、これはただごとじゃない!と確信しました。

細い路地の先にあるイングリッシュガーデン

カームガーデンの入り口

ヨーロッパを思わせる石畳や漆喰の壁、アンティークの鉄格子やドアなどを抜けた先に、「ここだよ」とお知らせするような光。「CALM GARDEN」の看板を温かに照らします。

カームガーデンの通路

まだまだ通路は続きます。視線の先にはちらりと緑がお目見え。

イングリッシュガーデン
なんということでしょう!

ようやく通路を抜け、目の前に広がったのは見事なイングリッシュガーデン。大きなシンボルツリーを中心に、冬でもさまざまなグリーンやお花が美しく咲き、石畳を歩いているだけでわくわく感が高まります。

「CALM GARDEN」を作り上げたのは、旅行関係の事業を展開する餅月さん。自身が好きなコーヒーと、奥様の趣味であったパン作りとを組み合わせたお店を、とプロジェクトがスタートし、隅々までこだわり抜いた同店が出来上がりました。

店内も見どころたっぷり!ディテール一つひとつにうっとり

カームガーデンの棚

梅田や難波でなく、平野という昔ながらの街でカフェをオープンするにあたり、大事にしたのは「コンセプト」だと餅月さんは話します。
「わざわざ来ていただけるような、特別感のある建物にしたいと考えました。でも、昔ながらの家屋を生かした古民家カフェは、たくさんの人がもうやっておられる。まったく別の方向にしたほうが面白いんじゃないかと思ったんです」。
そして行き着いたのが、イギリスの自然豊かな街・コッツォルズをイメージしたカフェでした。

カームガーデン本館
本館
カームガーデン別館
別館

まず、倉庫として活用していた建物を大きく2つに分断。たっぷりの植物を植えた中庭と、中庭に向かい合うように2つの建物を作り上げました。厨房を併設した本館はやわらかなインテリアで揃えて女性的な雰囲気に。別館はシンプルかつ暗めのトーンのインテリアで揃え、男性的な空間を意識しました。

カームガーデン内観

さらに「少しでも手を抜いたら目立つ」と、細部まで徹底してこだわることを意識。空間の象徴にもなっている木の柱は、実は鉄骨にモルタルを塗り固めて作り上げた“モルタル造形”仕上げ。作り物だとは思えない造形に驚くばかりです。

木の柱
世界で活躍する職人が仕立てたモルタル造形。近くでみると実に緻密!

他にも、アンティークの家具を使ったり新品でもアンティーク風に加工を施したりと、とことん作り込まれた店内は圧巻としか言いようがありません。訪れたゲストが「まるで別世界のよう」とうっとりするのも納得。この日も多くの人が写真撮影を楽しんでおられました。

すてきな空間で楽しむスイーツタイム

カームガーデンの本日のスイーツ
「本日のスイーツ」(580円)

そんな同店でいただけるスイーツやドリンクも、雰囲気にぴったりのメルヘンなものばかり! 例えばこちらの「本日のスイーツ」。この日は12月ということもあって、クリスマス仕様のいちごのケーキがお目見えしていました。

本日のスイーツ試食シーン

ふわふわのチョコスポンジに絡む生クリームといちごのハーモニーは、定番ながらやっぱりおいしい! エディブルフラワーをトッピングした華やかなルックスで、写真映えもばっちりです。

ピンクローズロイヤルミルクティー
「ピンクローズロイヤルミルクティー」(700円)

ドリンクも可愛らしいものばかりなのですが、特におすすめはお花の模様がすてきな「ピンクローズロイヤルミルクティー」。アプリコットのフレーバーミルクティーにローズの花びらをトッピングした一杯です。ひと口いただけば、華やかな香りと可憐な味わいに思わずうっとり。おいしくて夢見心地なドリンクが乙女心を呼び起こします。

テイクアウトも充実。ふわふわ食パンはぜひお試しあれ!

カームガーデンの食パン

パンやクッキー、スコーンなどのテイクアウト商品も充実。北海道小麦「はるゆたか」100%で仕立てた食パンは、バターと生クリームの贅沢な香りが広がるスペシャルなおいしさです。
「プレーン食パン」(1/2斤・220円)のほか、おやつにぴったりな「アールグレイ食パン」(1/2斤・280円)「ごろごろチーズ食パン」(1/2斤・270円)など、バリエーションも豊富。

スイーツやテイクアウトだけでなく、お昼時にはランチメニューも登場。パスタやハンバーグ、カレーやドリアなどが並び、お腹も舌も満足させます。

  • 別世界でくつろぎたい
  • おいしいスイーツに目がない
  • 写真も撮って楽しみたい

という人には、ぜひおすすめ!
人気のカフェなので予約は必須。訪れれば「CALM GARDEN」の魅力にきっと虜になるはずです。

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※各スポットの新型コロナウイルス感染拡大予防対策については公式HPでご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

「CALM GARDEN」

(カームガーデン)
住所
大阪府大阪市平野区平野本町5-9-9
アクセス
Osaka Metro谷町線「平野駅」より徒歩8分
営業時間
11:00〜18:00(L.O.17:00)
※ランチは90分制(L.O.13:50)、日によって夜カフェ営業もあり20:00〜23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
定休日
月・火曜、夜カフェ営業の翌日曜
電話番号
SNS

ライター

木村 桂子

大阪在住のフリーライター。観光情報をはじめ、インタビューやコピーライティングなどさまざまに執筆しています。カメラを片手に旅するのが好きで、その土地のローカル食をいただきつつ英気を養っています。

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