4.【京都市左京区】京都府立植物園
京都市内北部の平坦地に位置する「京都府立植物園」は日本で最初の公立総合植物園として開園した歴史ある植物園。24ヘクタールにも及ぶ広大な敷地には、約12,000種類、約12万本もの植物が植えられています。
ばら園、はなしょうぶ園など、季節によってさまざまな花を楽しむことができる植物園ですが、2月中旬以降見頃となるのが園内中央部にある梅林の梅です。
花梅を主に100本ほどの梅の木が植えられており、「楊貴妃」、「思いの侭(まま)」や「緑萼梅」などの貴重な品種もあり、その数は約60品種。さすが植物園といった豊富な種類の梅を見ることができるので、一つひとつをじっくりと観察したくなってしまいますね。
同時期にはクリスマスローズや椿など、園内のほかの花も見頃を迎えているので、梅だけでなく様々な種類の花を愛でてみて。
【入園料】
一般200円、高校生150円、中学生以下無料
※温室観覧料別途一般200円、高校生150円、中学生以下無料
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬頃~3月下旬頃
【スポット情報】
■住所:京都府京都市左京区下鴨半木町(MAP)
■http://www.pref.kyoto.jp/plant/
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
▼ココも寄りたい!
「京都府立植物園」から車で約4分
5.【城陽市】青谷梅林
京都府南部に位置する城陽市の青谷川の清流に沿うなだらかな丘陵一帯にある「青谷梅林」。1万本以上の梅の木があるとされており、古くから梅花の名勝地として多くの人々に親しまれてきました。
後醍醐天皇の子である宗良親王が「風かよふ 綴喜の里の 梅が香を 空にへだつる 中垣ぞなし」と歌に詠んでいることから、鎌倉時代からすでに梅の名所として愛されていたことがわかります。
毎年2月下旬から3月下旬には「梅まつり」が行われます。梅林の中に入ることはできませんが、周りから梅の花を楽しむことはできます。また、梅林付近の地元の農家さんの家前では、梅干しや梅製品を販売されていることもあるので、タイミングが良ければ購入できるかも。
「青谷梅林」の梅の実は大粒で肉ばなれが良く、特に果肉たっぷりで芳醇な香りが魅力で、城陽市が誇る高級ブランド梅「城州白」は必食です。「青谷梅林」に訪れた際には梅を目で楽しむだけでなく舌でも楽しんでくださいね。
【「梅まつり」開催期間】
2022年2月26日(土)~3月20日(日)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、内容が変更・中止になる場合があります。お出かけ前に必ずHPでご確認ください。
【例年の梅の花の見頃】
2月後半〜3月初旬
【スポット情報】
■住所:京都府城陽市中山(MAP)
■https://xn--6oqz6c35b6zh48ipn2e0ys.jp/umematuri/2022.html
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
梅の名所で一足早い春を感じよう
見た目も美しく香りも良い梅の名所は、訪れた人を癒してくれること間違いなし! まだまだ寒い季節ですが、梅の花を見て春の訪れを感じてみては?
※各スポットの新型コロナウイルス感染拡大予防対策については公式HPでご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。