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大阪には梅の花見が楽しめる場所がたくさんあります。この記事では大阪府内で梅の花を楽しめる名所や穴場を11カ所集めました。ピンクや白、紅白の花びらなど様々な品種が楽しめるのも梅の花の魅力。風情ある神社、気軽に行ける公園から植物園まで、ころんと可愛い花を咲かせる“梅の魅力を楽しむならココ”というスポットをご紹介します。
●梅の花見を楽しみたい
●梅の花を眺めながら散歩をしたい
冬の寒さに耐えて咲くかわいい梅の花を楽しめるスポット、ぜひ参考にしてみてください♪
※店舗や施設の営業時間・定休日等、イベントの開催情報、植物の見頃期間は変更になる場合があります。ご利用の際は事前に店舗・施設へご確認ください
大阪で梅の花を楽しめるスポット11選
1.【大阪市北区】大阪天満宮
菅原道真公を主祭神とし、「天満の天神さん」として信仰を集める「大阪天満宮」。1,000年以上の伝統を持つ夏の天神祭でおなじみですが、梅の名所としても名高い神社です。菅原道真公は幼少の頃より梅を愛したことで知られており、梅にまつわる和歌や漢詩、伝説が今も語り継がれています。
星合池や境内に咲く約20品種、約100本の白梅・紅梅が見どころ。優美な木造建築とともに美しい梅を観賞できます。また2024年2月10日(土)~3月3日(日)に開催される「盆梅と刀剣展」では、書院造りの参集殿に数々の盆梅(鉢植えの梅)のほか、宝物「天神画像」や刀剣が展示されます。最寄り駅から徒歩ですぐアクセスでき、すぐそばに日本一長い商店街「天神橋筋商店街」がある点も魅力です。
【料金】
参拝無料
てんま天神梅まつり「盆梅と刀剣展」
期間:2024年2月10日(土)~3月3日(日)
拝観料:大人700円(高校生以上)、小人400円(中学生以下)
スポット名:「大阪天満宮」
住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
アクセス:JR「大阪天満宮駅」徒歩1分
参拝時間:5:30〜17:00(授与所は9:00〜17:00)
定休日:無休
電話番号:06-6353-0025
・公式サイト
・公式Instagram
2.【大阪市中央区】大阪城公園
天守閣を中心に、石垣や塀に囲まれた「大阪城公園」(大阪府大阪市中央区大阪城)。桜の名所として有名な公園ですが、梅・桃・紅葉と四季折々のお花見を楽しめます。とても広い公園で、芝生ゾーンもあるのでレジャーシートを持って訪れるのもおすすめです。
公園内には、105品種1,245本の梅の木があります。小さな白い花をつける「冬至梅」など早咲きの品種は55本、大きな花を咲かせる「楊貴妃」、梅干しで有名な「南高」、鮮やかなピンク色の花を咲かせる「紅千鳥」など2月の梅のシーズンに見頃を迎える中咲き品種は972本あります。遅咲きの品種には、枝ごとに紅白の花や一輪の花など咲き分けする「思いのまま」などがあり、毎年1月〜3月中旬頃にかけて様々な品種の梅の花を楽しむことができます。
【例年の梅の花の見頃】
1月~3月中旬頃
※詳しい開花情報は公式HPでご確認ください
【料金】
無料
スポット名:「大阪城公園」
住所:大阪府大阪市中央区大阪城1-1
アクセス:Osaka Metro「森ノ宮駅」徒歩1分
営業時間:24時間
定休日:なし
電話番号:06-6755-4146
・公式サイト
・公式Instagram
3.【大阪市中央区】高津宮
都心にありながら喧騒を忘れさせてくれる「高津宮(こうづぐう)」(大阪府大阪市中央区高津)。梅や桜並木、大樹が茂る緑豊かな神社です。落語をはじめ、古典芸能に縁の深い神社で落語会やとんど祭りなど様々な行事が行われ多くの人が訪れ賑わう神社です。高津梅林は別名「花の公園」とも呼ばれ、約200本の梅の木を見ることができます。
「高津宮」横に併設される花の公園と呼ばれる「高津公園」にある梅林でたくさんの梅を眺めながら散歩をすることができます。毎年2月11日に行われる「献梅祭(けんばいさい)」では、「仁徳天皇」が皇位につかれたことを喜び、「王仁博士」が詠んだ和歌にちなんで、梅の花を神前に奉献しています。
【献梅祭】
2024年2月11日(日)
【料金】
無料
スポット名:「高津宮」
住所:大阪府大阪市中央区高津1-1-29
アクセス:Osaka Metro「谷町九丁目駅」徒歩5分
拝観時間:6:00〜18:00
定休日:なし
電話番号:06-6762-1122
・公式サイト
4.【枚方市】山田池公園
広々とした山田池をたたえる「山田池公園」。平安時代に築造されたとされる山田池の周辺には豊かな自然が広がり、街ではあまり見られない野鳥なども暮らしています。園内には水生花園や花木園など、四季の植物が楽しめるスポットが点在。花木園の梅林には約50品種約300本があり、紅梅や白梅、しだれ梅など色形さまざまな花の姿を観賞できます。
見頃の最盛期には例年ドリンクや軽食を販売するキッチンカーが出店し、梅を見に訪れた人々のさらなる楽しみとなっています。梅のシーズンには椿やコブシ、サザンカなど他の花も見頃です。園路のほとんどが整備されており、コースが豊富で長短やアップダウンも調整しやすいため、ウォーキングやランニングにもおすすめです。
【例年の梅の花の見頃】
2月上旬~3月上旬
【料金】
無料
スポット名:「山田池公園」
住所:大阪府枚方市山田池公園1-1
アクセス:京阪バス「出屋敷(山田池公園前)」下車徒歩2分
営業時間:24時間
定休日:なし
電話番号:072-851-4761
・公式サイト
・公式Instagram
5.【交野市】大阪公立大学附属植物園
「大阪公立大学附属植物園」(大阪府交野市私市)は、21のエリアと11の針葉樹林がある、敷地面積約26ヘクタールの広大な植物園です。昭和25年に「大阪市立大学理工学部」附属の研究施設として発足し、植物学の研究、植物の保存を行なっていて、絶滅が危惧される植物の保全も行っています。
「梅園・果樹見本園」エリアでは、早咲き〜遅咲きの梅の品種が順番に開花し、毎年1月中旬〜3月中旬に見頃を迎えます。梅の品種は「紅梅」「春日野」「内裏紅梅」「千鳥」など32品種約90本の梅の木があり、公式HPで開花情報を見ることができます。
【例年の梅の花の見頃】
1月中旬〜3月中旬
【料金】
大人:350円
中学生以下:無料
スポット名:「大阪公立大学附属植物園」
住所:大阪府交野市私市2000
アクセス:京阪交野線「私市駅」徒歩6分
開園時間:9:30〜16:30(最終入園16:00)
定休日:月曜日(休日の場合開園)、12月28日〜1月4日
電話番号:072-891-2059
・公式サイト
6.【豊中市】服部緑地
広大で緑豊かな敷地に陸上競技場や野外音楽堂、レストハウスなど豊富な園内施設が揃う「服部緑地」。開放的な原っぱや遊具ゾーンもあり、老若男女を問わず市民の憩いの場となっています。園内には約20種、約200本の梅の木があり、散策で体を動かしながら楽しめます。
主要な梅林スポットは円形花壇南側や「日本民家集落博物館」です。また、「都市緑化植物園」は四季折々の樹木や草花を観賞できる隠れたおすすめスポット。温室やハーブ園、池などが点在しており見どころたっぷりです。公式ページで「シーズン・季節情報」として園内の植物の様子が更新されているので、お出かけの目安にぜひチェックしてください。
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月上旬
【料金】
無料
【日本民家集落博物館 入館料】
大人500円、高校生300円、小・中学生200円、幼児無料
【都市緑化植物園 入園料】
大人(高校生以上)220円、中学生以下無料、団体(30人以上)150円
スポット名:「服部緑地」
住所:大阪府豊中市服部緑地1-1
アクセス:北大阪急行「緑地公園駅」徒歩5分
営業時間:施設により異なる。詳細は公式サイトを確認
定休日:施設により異なる。詳細は公式サイトを確認
電話番号:06-6862-4945
・公式サイト
・公式Instagram
7.【堺市】荒山公園
北側に梅林が広がる「荒山公園」。約50品種約1,200本の梅が咲きそろう観梅の名所です。2月中旬から3月上旬にかけてが見頃。濃紅からピンク、白色、しだれ梅など姿かたちはさまざまで、開花の時期もそれぞれに異なります。1月初旬から蝋梅が咲き始め、梅の季節を経て3月中旬からのサンシュユ、そして4月初旬からの桜と、早春から春にかけて園内のあちこちを花が彩ります。
昭和時代に多治速比売神社の敷地を公園として整備した経緯があり、公園全体は神社を取り囲むような形をしています。芝生広場や池などもあり、のどかな雰囲気で散策にもってこいのスポットです。広い運動場や有料のテニスコートもあり、市民がスポーツを楽しむ場ともなっています。
【料金】
無料
※2024年2月9日(金)~4月7日(日)までの期間、荒山公園駐車場は有料
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月上旬
スポット名:「荒山公園」
住所:大阪府堺市南区宮山台2-3
アクセス:南海バス「宮山台2丁」下車徒歩すぐ
営業時間:24時間
定休日:なし
電話番号:072-291-1800
・公式サイト
8.【柏原市】柏原市立玉手山公園
「柏原市立玉手山公園」(大阪府柏原市円明町)は、元々遊園地だった場所が公園に生まれ変わりました。遊園地の名残を感じる乗り物や、公園内の「メイン広場」にある音楽堂では様々な音楽イベントが行われ賑わっています。他にも、自然を感じる「読書の森」や「森林浴の森」、世界遺産や大阪市内を眺めれる展望台、などがあります。
「玉手山公園」梅林エリアは、2,226平方メートルの敷地に約270本の梅の木が植えられています。「ふれあい梅林」と「ロータリー梅林」のコースに分かれていて、例年1月末頃から咲きはじめます。2月中旬には8〜9分咲きとなり見頃を迎えます。梅林エリアの開園期間は公式HPにて発表されるのでおでかけ前に確認してくださいね。
【梅林の開園期間】
1月末頃~3月中旬
※詳細は公式HPにて確認
【料金】
無料
スポット名:「柏原市立玉手山公園」
住所:大阪府柏原市円明町217-86
アクセス:近鉄「川内国分駅」徒歩約15分
営業時間:9:00〜17:00
定休日:水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
電話番号:072-978-5150
・公式サイト
9.【富田林市】錦織公園
「錦織公園」(大阪府富田林市錦織)は、緑豊かな大きな公園です。梅や桜をはじめ、いろいろな草花を楽しめます。丘や森林浴エリアもあり、森林の中の山道をトレッキングしながら散策することもできます。歴史を感じる「銅の山古墳」に加え、「河内の里」エリアには風車や里の家など里山の雰囲気を味わえます。
公園の北にある「梅の里」エリアでは、25品種約320本の梅の木があり、「冬至梅」や「八重唐梅」などの品種を見ることができます。最新の開花情報が公式HPで更新されるのでぜひチェックして訪れてみてください。
【料金】
無料
※駐車場平日無料、土日祝日640円
スポット名:「錦織公園」
住所:大阪府富田林市錦織1560
アクセス:南海高野線「滝谷駅」・近鉄長野線「滝谷不動」各徒歩20分
営業時間:9:00〜17:00
定休日:なし
電話番号:0721-24-1506
・公式サイト
10.【河内長野市】大阪府立花の文化園
「大阪府立花の文化園」(大阪府河内長野市高向)では、季節ごとに咲く花を楽しめるガーデン、一年を通して草花を楽しめる大温室でたくさんの品種を楽しむことができます。また、「芝生エリア」「イベント広場」では、マルシェや屋外イベントが行われており、園内を散策しながら様々なイベントを楽しむことも。
「梅園」エリアでは、約90種約240株の梅が栽培されています。梅の見頃の季節になると、なんとコタツが設置され「ヌクヌク梅見物」が開催されます。コタツで暖まりながら梅見物をすることができる人気のイベントです。近くにあるレストランや道の駅などで購入したものを持ち込んでコタツで食事をしながらお花見することも可能です。
【例年の梅の花の見頃】
2月中旬~3月上旬
【入園料】
大人:580円
高校生等:290円
中学生以下無料
スポット名:「大阪府立花の文化園」
住所:大阪府河内長野市高向2292-1
アクセス:南海バス「奥河内くろまろの郷」下車徒歩10分
営業時間:〈3〜9月〉9:30〜17:00、〈10〜11月〉10:00〜17:00、〈12〜1月〉10:00〜16:00、〈2月〉10:00〜17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
電話番号:0721-63-8739
・公式サイト
・公式Instagram
11.【泉南市】金熊寺梅林
泉南市東信達地区の「金熊寺梅林」は梅の栽培地として約300年の歴史を持つ名所です。この地特有の「金熊寺梅」と呼ばれる梅約1,000本が中心。花弁が一重の白梅で、実は小さく皮が薄く、梅干しに適しています。ゆるやかな山の斜面に梅が枝を広げる風景は、昔ながらの里山を今の時代に伝えます。明治時代にはのちに内閣総理大臣を務めた原 敬が観梅に訪れたという記録も残っています。
近くには「信達神社」があり、「金熊寺梅林」とともに社叢が「大阪みどりの百選」に選定されています。参道を抜けると現れる、極彩色・五間社流造の本殿が美しく、ぜひ足を伸ばしたいスポットです。江戸時代前期の建築としては、大阪府でももっとも古いものの一つとされています。境内には大阪府天然記念物に指定されているナギノキ、オガタマノキも見られます。
【例年の梅の花の見頃】
2月下旬~3月中旬
※詳細の開花情報は公式HPで確認
【料金】
無料
スポット名:「金熊寺梅林」
住所:大阪府泉南市信達金熊寺地区
アクセス:泉南市コミュニティバス「金熊寺」下車徒歩約7分
営業時間:24時間
定休日:なし
電話番号:072-483-0001
・公式サイト
大阪の名所で梅の花を楽しもう!
桜よりも一足早く花を咲かせる梅の木。冬の終わりを感じさせながら、春に向けて可愛く咲く梅の花を楽しみにぜひ出かけてみてください♪
Writer:おんこ、てんむす