茶の湯における重要な道具のひとつである「釜」。
日本での釜の起源は奈良時代。
宗教行事や、日常生活においては実用的な道具として使われていた。
中国から喫茶の風習が請来した室町時代になると、座敷で道具の鑑賞がなされるようになり、必然的に見た目に美しい釜が選ばれるようになったと考えられている。
桃山時代、千利休による侘び茶の大成から茶の湯が形式化されるにつれ、釜は茶人の審美眼に適うように「茶の湯釜」として変化し形作られていった。
茶の湯釜の歴史と美を堪能できる本展では、重要文化財に指定されている9点の釜すべてが初めて一堂に会する。さらに信長、秀吉、利休、織部などが愛でたとされる釜も勢ぞろいし、展示総数は約100点(会期中一部展示替えあり)!
日本人の心に深く息づく茶の湯の精神世界、日本の美をこの機会にぜひ堪能して。
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2016年夏季特別展「極 大茶の湯釜展 -茶席の主-」
【期間】6/4(土)~7/31(日)
※月曜休館(7/18〈月・祝〉は開館、7/19〈火〉は休館)
【開館時間】10時~17時(入館は16時迄)
【会場】MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)
【入館料】一般1100円、高・大生800円、小・中生300円
【主催】MIHO MUSEUM、京都新聞
【後援】滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都
【問】TEL.0748-82-3411
【公式HP】http://www.miho.jp/
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◆『MIHO MUSEUM』2016年夏季特別展
「極 大茶の湯釜展 -茶席の主-」
ペア招待券を10組20名に!◆
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※応募締切:6/6(月)16時。
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