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一人暮らし&自炊初心者はどんな調理器具が必要?
一人暮らしをきっかけに「自炊を始めたい」と考えている人は多いでしょう。
そして自炊をするためには調理器具が必要ですが、たくさんの調理器具を一から揃えようとするとなかなか大変ですよね。
ただでさえ一人暮らしはお金がかかるものですし、調理器具を収納するためのスペースも限られています。また、たくさんの調理器具を買ったとしても、自炊初心者の場合は使いこなせずに無駄になってしまうことも。
そのため、最初はできるだけ最低限必要な調理器具に絞って購入したいところです。
そこでこの記事では、一人暮らし&自炊初心者におすすめの
・最低限必要な調理器具【7選】
・あると便利な調理器具【8選】
これらについて紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
一人暮らしに最低限必要な調理器具【7選】
まずは一人暮らしに最低限必要な調理器具から紹介していきます。
どれも自炊をするために欠かせない調理器具ばかりです。引っ越しをしたら、ぜひ最初に揃えておきましょう。
(1)包丁
自炊の頻度にかかわらず必ず用意しておきたいのが包丁です。
包丁にはさまざまな種類がありますが、一人暮らしの自炊には「三徳包丁」がおすすめです。
三徳包丁が1本あれば、たいていの食材を切ることができますよ。
刃渡りは初心者でも扱いやすい150〜180mm程度のものが良いでしょう。
素材はステンレスやセラミックのものがありますが、長く使う場合は刃こぼれしにくいステンレス製の包丁がおすすめです。
さらに刃とハンドルが一体になっているタイプの包丁であれば、継ぎ目がないので洗いやすく清潔に保てますよ。
(2)まな板
食材を切るためには、まな板も必要です。
一人暮らしの限られたスペースには小さいまな板が便利ですが、小さすぎると食材がこぼれたり、切りにくかったりすることも。
そのため「ストレスフリーで食材を切りたい」、「料理をたくさんするつもり」という人には、ある程度の厚みと大きさがあるまな板がおすすめですよ。
まな板スタンドを活用することで、まな板を立てて置けるのでそこまで場所も取りません。
また、滑り止めのゴムが付いているまな板であれば、食材を切ってる最中にまな板が滑らないので自炊初心者でも安心して使えます。
(3)フライパン
食材を焼いたり炒めたりするのに欠かせないのがフライパンです。
色々なサイズのフライパンがありますが、直径が20〜24cm程度のものが使い勝手が良くておすすめ。さらに深めのものであれば、鍋の代わりにもなりますよ。
また、テフロンなどの「フッ素樹脂加工」が施されているフライパンは、焦げ付きにくくお手入れも簡単!
さらに「ティファール」などの取っ手が外れるタイプのフライパンであれば
・取っ手を使い回せるので、同じシリーズの鍋などにも使用できる
このようなメリットがあるので、収納スペースが限られている一人暮らしの方には特におすすめですよ。
(4)鍋
深めのフライパンを鍋の代わりに使うこともできますが、フライパンを使っている間に味噌汁やスープなどの汁物を作りたい場合もあるでしょう。
そんなときには、やはり鍋があると便利です。鍋があることで、汁物や煮込み料理を作ったり、野菜を茹でたりするなど自炊の幅が広がります。
一人暮らしには、直径が15cm程度の片手鍋がおすすめです。
(5)ざる・ボウル
野菜を洗ったり、パスタなど麺類の湯切りをしたりと、何かと使う機会が多いのがざるとボウルです。
セットで売られているものであれば、重ねて収納できるので省スペースになりますよ。
ちなみにざるとボウルには、シリコン製やプラスチック製、ステンレス製などがありますが、臭いや色移りがしにくいステンレス製のものがおすすめです。
とはいえ、シリコン製やプラスチック製のものは「軽くて扱いやすい」というメリットもありますので、お好みに合わせて選んでも問題ないでしょう。
(6)お玉
汁物やカレーをかき混ぜたり、お皿に盛り付けたりするのに便利なのがお玉です。
シリコン製のお玉であれば、鍋を傷付けにくく、鍋に残ったカレーなどを綺麗にすくい取ることができますよ。
(7)フライ返し
目玉焼きなどをひっくり返すのに重宝するフライ返しも、1本持っておくと良いでしょう。フライ返しもお玉と同様に、フライパンを傷付けにくいシリコン製のものがおすすめ。
面が大きいものを選べば、お好み焼きやパンケーキなど大きなものをひっくり返すときに使いやすいですよ。
一人暮らしにあると便利な調理器具【8選】
ここからは、一人暮らしにあると便利な調理器具を8つ紹介していきます。
まずは最低限必要な調理器具から揃えていき、自炊に慣れてきたらこれらの調理器具も試してみると良いでしょう。
(1)ピーラー
じゃがいもなどの野菜や果物の皮を剥くのに重宝するのが、ピーラーです。
包丁でも皮を剥くことはできますが、ピーラーであればより早く簡単に皮が剥けますよ。
ピーラーは100均でも買えますが、100均以外の少し品質の良いものを選べば、さらに皮が剥きやすくなるのでおすすめです。
(2)シリコン調理スプーン
「無印良品」などで購入できるシリコン調理スプーンは、調理や取り分けなどに使える便利なアイテム。
「炒める、すくう、盛り付ける」といった料理の工程をほぼまかなえるので、ぜひ1本持っておくことをおすすめします。
シリコン製なので鍋を傷付けにくく、さらに食材が綺麗にすくい取れるので、洗い物が楽になるというメリットもありますよ。
(3)キッチンばさみ
肉や魚、野菜などを切るときに活躍するのがキッチンばさみ。包丁を使うほどではないけれど、「ネギなどをちょっとだけ切りたい」というときにも重宝します。まな板を使う必要がないのも嬉しいポイントです。
また、分解して洗えるタイプのキッチンばさみであれば、清潔に保つことができるのでおすすめですよ。
(4)菜箸
菜箸は、普通の箸や調理スプーンでも代用できますが、自炊の頻度が高い人にとってはあると便利なアイテムでしょう。
特に熱いものをつかむときに、普通の箸だと短くて手を火傷してしまったり、熱で箸がダメになってしまったりすることも。
その点、菜箸であれば、長さがあるのでそこまで火傷を気にしなくて良いですし、熱で消耗する心配もないでしょう。熱に強く扱いやすい、シリコン製のものがおすすめです。
(5)しゃもじ
よくご飯を炊くという人は、しゃもじもあった方が良いでしょう。
おすすめは立てて置けるタイプのしゃもじです。使ったしゃもじをそのまま立てて置けるので、とても便利に使えます。
立てて置けるしゃもじは100均でも売られているので、ぜひお近くの100均でチェックしてみてくださいね。
(6)トング
パスタなどの麺類の調理や、サラダの盛り付けなどに役立つのがトングです。
菜箸よりも食材がつかみやすいので、麺類やサラダをよく作る人は持っておいて損はしないアイテムです。
その他の調理器具と同様に、フライパンや鍋を傷付けにくいシリコン製のトングがおすすめ!
(7)計量カップ・計量スプーン
レシピを見ながら料理することが多い人は、計量カップと計量スプーンを購入しておきましょう。
特に自炊初心者の場合、料理に慣れるまでは調味料をしっかりと計ることで、失敗を防ぐことができますよ。
計量カップは500mlまで計れる耐熱性のものを、計量スプーンは大さじ(15cc)と小さじ(5cc)が計れるものを用意しておくと良いでしょう。
(8)電気ケトル
お湯をすぐに沸かすことができる電子ケトルは、一人暮らしに重宝するアイテムです。
鍋でもお湯を沸かすことはできますが、お湯が沸くまでにどうしても時間がかかってしまいます。その点電子ケトルであれば、水を入れてスイッチをONにするだけで、あっという間にお湯を沸かすことができますよ。
コーヒーやお茶をよく飲む人や、カップ麺などを作ることが多い人は、ぜひ購入しておきましょう。
一人暮らしで自炊をするなら調理器具を揃えよう
一人暮らしで最低限必要な調理器具と、あると便利な調理器具を紹介しました。
今回紹介した調理器具は、どれも一人暮らしの自炊に活躍するものばかりです。最低限必要な調理器具を揃えてから、自分に必要そうなものを買い足していくことで「調理器具を買いすぎてしまった……」という失敗を防ぐことができるでしょう。
必要な調理器具を揃えて、一人暮らしの自炊を楽しんでくださいね。
※通販サイトにより価格は変動する場合があります