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一人暮らしの部屋を広く見せるレイアウトとは?家具選びや配置のポイント

一人暮らしの部屋を広く見せるレイアウトとは?家具選びや配置のポイント

一人暮らしの部屋を広く見せるレイアウトやインテリアのポイントを、事例画像付きでご紹介。一人暮らしの部屋は、ワンルームなど決して広くはない場合が多いです。そのため快適に過ごすには家具選びやレイアウトのコツを押さえることが重要と言えます。ぜひ参考にしてくださいね。

一人暮らしの場合、ワンルームといった部屋数が多くない物件に住む人が多いかと思います。

限られたスペースで快適に暮らしたいけれど、どのように工夫をすれば良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。

この記事では、ワンルームに住む一人暮らしさんが心地良く過ごすために、家具のレイアウトのポイントについてご紹介します。

ワンルーム暮らしにおける家具選びのポイント

日当たりのいいワンルーム

ワンルームという限られた空間で設置できる家具の数は、多くありません。そのため部屋に置くインテリアは、見た目のデザインだけでなく広さを感じさせるものや、機能性も重視する必要があります。

また設置する位置についても、狭さを感じさせないことや機能が充分に活かせる場所であることも考慮しましょう。

(1)家具は背の低いタイプを選ぶ

狭い部屋に置く家具は、背の低いタイプを選ぶのがおすすめです。壁の面積を広く見せることで、視界が開けて広さを感じさせる効果があります。

タンスやテレビ台など、設置面積の広いものほど背の低いタイプを積極的に選ぶと良いでしょう。

また、ソファーは足のないロータイプにすれば、小さなサイズでも寝転がりやすくなります。

(2)床はひと続きで見せる

家具をレイアウトする際に意識したいのが、床の見せ方です。床は、区切って見せるよりもひと続きで見えたほうが広さを感じられます。

床をひと続きで見せるために、家具類は点在させるよりも、まとめて配置をした方が良いでしょう。

(3)家具の配置は奥行きを感じさせる工夫を

奥行きを感じる部屋

@suzu__room
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床をひと続きに見せるだけでなく、空間に奥行きがあることを錯覚させるのも、家具のレイアウトにおいて欠かせないポイントです。

空間に奥行きを感じさせるには、
1. 部屋の入り口から奥に向かって順に背の高い家具を並べること
2. 家具の色も濃い色→淡い色で変化をつけること

ほかにもさまざまな方法がありますが、配置する家具の数が限られるワンルームであればこの2点を意識すると良いでしょう。

(4)収納はデッドスペースを有効活用

ワンルームで暮らす一人暮らしさんのお悩みに多いのが、「収納場所不足」です。収納力アップを求めて、タンスやチェストといった収納家具を増やし、部屋を狭くしてしまう例も少なくありません。

部屋のスペースが限られている一人暮らしさんは、デッドスペースを有効活用して、収納家具には頼らないようにするのがおすすめです。

たとえばソファーやテレビボードの下にものを入れて、隠す収納をしたり、家具と家具の隙間にしまいたいものを立てかけてみたり。壁に棚を取り付けて壁面収納を実現するのも良い方法です。

(5)間仕切りが欲しければ家具を使おう

ワンルームの場合、リビングとベッドルームを分けたいと考える人も少なくないはず。プライベート空間を作るためには、間仕切が便利です。その間仕切ですが、専用のアイテムを取り入れるよりも家具で代用をすることで収納力もアップし、空間の有効活用ができます。

間仕切に使う家具としておすすめなのが、チェストや本棚など。圧迫感を生まないように、厚みのないオープンラックデザインのものを選ぶと良いでしょう。

一人暮らしの1K・1LDKで狭さを感じさせないレイアウト

一人暮らしの部屋を快適な場所にするためには、家具選び・家具配置のそれぞれのポイントをおさえることが大切です。

そうとは言っても、頭の中に思い描いていたイメージ通りに実現するのは簡単ではないと感じるかも知れません。

そこでここからは、1K・1LDKの空間で狭さを感じさせないレイアウトの例を、インスタグラマーから学び、自分の家で実現した場合をシミュレーションしてみましょう。

(1)白を貴重にして広く見せる

白いワンルーム

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「膨張色」とされ服に取り入れると太って見えてしまう、なんて言われることも多い白。そんな白も空間に取り入れれば、広さを演出してくれる効果が期待できます。

このように色も空間のイメージを作る上で大切な要素です。狭さを軽減したい場合は、積極的に白系のカラーを取り入れてみましょう。

(2)背の低い家具で抜け感を出す

背の低い家具を使ったインテリア

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こちらは、背の低い家具で空間レイアウトを行った例です。背の低い家具によって空間が開けているため、ワンルームでも広さを実感できます。

また、家具の色が淡く薄い色ばかりなのもポイント。視線が1カ所に定まらず四方に意識が向くため、狭さを感じ取りにくくなります。

(3)装飾品・グリーンを楽しむ

グリーンのインテリア

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「狭い空間にグリーンなんて置いたらもっと狭くなってしまうのでは?」、「装飾品を置くよりすっきり見せたい」という意見もあるかと思いますが、装飾品やグリーンがあることで、空間に開放感と余裕が生まれます。その結果、狭さが逆に心地良く感じる、といったことも少なくないでしょう。

家具だけの空間では無機質で寂しいイメージになりがち。快適性を求めるのであれば、狭さを感じさせない工夫と同時に、空間を彩るポイントも取り入れてみましょう。

(4)木の温もりが落ち着く部屋

木の温もりが落ち着くインテリア

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木の家具は、見る人にゆったりと優しい印象を与えます。高級感の演出にも効果的なため、一人暮らしの生活に豊かさを求める人は、木の家具を取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、使用する木材は天然木のタイプであれば、よりいっそう穏やかなイメージが空間に生まれますよ。

一人暮らしはレイアウトによって快適性が変わる

一人暮らしの空間は、家具レイアウトの工夫が大切です。家具の配置や色味、素材によって快適性や広さ、求める雰囲気の実現性などが左右されます。

まずはどのような空間にしたいのかをイメージした上で、家具選びをしてみましょう。その後、どのように配置をすれば広さを損なわないのか、記事を参考にして試してみてくださいね。


ライター

遠藤 舞衣

メイク・美容・インテリアの楽しさを文字と写真で伝えるライター。元インテリア業界勤務&美容部員経験から家と自身を飾る方法を発信します。企業公式コラムをはじめ多数メディアで執筆中。

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