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枝豆ってどんな豆?
6月~8月の夏に旬を迎える枝豆。キンキンに冷えたビールのお供として大変身近な存在ですが、そもそも枝豆とは何なのかご存知でしょうか。
枝豆とは、未熟な状態で収穫された大豆のこと。大豆は豆類に分類されますが、枝豆は野菜類(緑黄色野菜)に分類されます。アルコールの分解を促すアミノ酸であるメチオニンが多く含まれるため、ビールと枝豆の定番コンビは理にかなった組み合わせと言えるのです。
枝豆がダイエットに役立つ4つの理由
野菜類と豆類両方の栄養を兼ね備えている枝豆は、おつまみとしてだけでなく、ダイエットにも役立つ頼もしい食材。その魅力を解説します。
【理由1】脂肪になりにくい低GI食品
「GI値」とは食品の血糖値を上昇させるスピードを数値化したもので、値が低いほど血糖値の上昇は緩やかになります。血糖値の上昇が緩やかだと、インスリンが過剰に分泌されず、身体に脂肪を溜めにくくなります。一般的にGI値55以下の食品を低GIと呼びますが、枝豆のGI値はなんと30。ダイエットに適した食品と言えますね。
【理由2】代謝アップビタミンが豊富
枝豆にはビタミンB1が豊富に含まています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあります。食事の糖質が効率よくエネルギーに変われば代謝がアップし、太りにくい身体を作ることができます。夏バテを予防してくれるのも嬉しい!
【理由3】たんぱく質が美ボディへ導く
枝豆とは大豆を完熟する前に収穫したもの。野菜に分類されてはいますが、たんぱく質が多く含まれています。たんぱく質は臓器や筋肉はもちろん、皮膚、骨、爪、髪など身体の様々な部分を構成するとともに、身体の機能を調節するホルモンの原料にもなります。
【理由4】カリウムがむくみを解消
塩分の摂りすぎや冷えなどによって身体はむくみやすくなり、実際の体重よりも太って見られることがあります。枝豆に豊富なカリウムは、細胞の浸透圧を調整し、余分な水分や塩分を排出する働きがあるため、むくみを改善する効果が期待できます。
簡単!300kcal以下のひんやり枝豆スイーツレシピ
枝豆スイーツといえば「ずんだ餅」が有名ですが、ケーキやプリンなど、様々なスイーツに使用できます。今回は、夏に食べたいおすすめスイーツレシピをご紹介します。いつものスイーツが健康的に楽しめちゃいますよ♪
【1】豆乳ずんだシェイク
ずんだのつぶつぶ感がたまらない、優しい甘みの新感覚ドリンク♪
夏バテで食欲がない日の間食にいかがですか?
◆材料(2人前)
- 枝豆……約200g(正味100g)
- 無調整豆乳……200cc
- バニラアイス……160g
- 練乳……小さじ2
- 塩……ふたつまみ
◆作り方
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1.枝豆は塩茹でし、サヤから豆を取り出して薄皮をむく。粗熱が取れたら冷凍庫に入れ、凍らせておく。
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2.ミキサーに(1)の枝豆、豆乳、バニラアイス、練乳、塩ふたつまみを入れ、混ぜ合わせる。
- 3.グラスに注ぎ、お好みでホイップクリームをトッピングする。
【2】枝豆のベイクドチーズケーキ
しっとり濃厚。枝豆の風味豊かなチーズケーキです。
生クリーム不使用でカロリーも大幅にカット!
◆材料(直径18cmの丸型)
- 枝豆……約300g(正味150g)
- クリームチーズ……200g
- 無糖ヨーグルト……100g
- グラニュー糖……60g
- 卵……1個
- 薄力粉……大さじ2
- 【土台】グラハムクラッカー……60g
- 【土台】無塩バター……30g
◆作り方
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1.クリームチーズは室温に戻しておく。オーブンは170℃に予熱しておく。型にクッキングシートを敷く。
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2.土台を作る。グラハムクラッカーはポリ袋などに入れてめん棒で叩き、粉状にする。溶かしバターを加えてしっとりするまで混ぜる。
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3.型にきっちりと敷き詰め、冷蔵庫で冷やし固める。
- 4.枝豆は塩茹でし、サヤから豆を取り出して薄皮をむく。
- 5.ミキサーに(4)の枝豆、クリームチーズ、ヨーグルト、グラニュー糖、卵を入れ、混ぜ合わせる。薄力粉をふるい入れ、さらに混ぜ合わせる。
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6.土台を敷いた型に流し入れ、170℃のオーブンで45分焼く。粗熱を取り、冷蔵庫で3時間から1晩冷やす。
【3】和風ずんだババロア
淡いグリーンカラーがとってもキュート♪
持ち寄りパーティーなどでも喜ばれること間違いなし!
◆材料(5個分)
- 枝豆……約300g(正味150g)
- 牛乳……300cc
- 卵……1個
- グラニュー糖……50g
- 粉ゼラチン……8g
◆作り方
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1.枝豆は塩茹でし、サヤから豆を取り出して薄皮をむく。
- 2.(1)の枝豆と卵をミキサーに入れておく。
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3.グラニュー糖と牛乳を鍋に入れて火にかけ、グラニュー糖を溶かす。溶けたら火を止め、ゼラチンを入れてかき混ぜて溶かし、粗熱をとる。(ゼラチンは沸騰させてしまうと固まらないので注意)
- 4.(3)を(2)のミキサーに加えて混ぜ合わせる。
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5.容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。あんこやホイップクリームと一緒に食べても美味しいですよ。
まとめ
いかがでしたか? 今回は低GI食品「枝豆」を使用した、ダイエットにピッタリのスイーツレシピをご紹介しました。風味豊かでほのかに甘みを持つ枝豆はスイーツにもよく合います。旬は夏ですが、冷凍食品で年中手軽に購入できるのも嬉しいポイント。この機会にぜひ“枝豆ダイエット”にチャレンジしてみてくださいね。