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一人暮らし向けのフライパンサイズや深さはどのくらい?選び方を解説
フライパンは一人暮らしの自炊に欠かせない調理器具の一つです。
しかし「一人暮らしの場合、どれくらいの大きさのフライパンを選べばいいの?」と、フライパンのサイズ選びで悩んでいる人も多いでしょう。
そこで一人暮らし向けのフライパンサイズをはじめ、一人暮らしに適したフライパンの選び方を詳しく解説していきます。
一人暮らし向けのフライパンサイズや選び方で迷っている人は、ぜひチェックしてくださいね。
(1)フライパンのサイズ
一人暮らしには、直径24〜26cm程度のフライパンがおすすめです。
このくらいのフライパンサイズであれば、2人分までの料理を作ったり、作り置きで多めに料理を作ったりすることも可能ですよ。
ただしキッチンが狭い場合、直径26cmのフライパンは大きく感じてしまうことも。
なのでコンロや収納スペースが狭かったり、それほど多く料理を作らないという人は、少し小さめの直径22〜24cmのフライパンを選ぶと良いでしょう。
(2)フライパンの深さ
一人暮らし用のフライパンを選ぶ際は、深さにも注目しましょう。一般的にフライパンの深さには、浅型(通常)と深型の2種類があります。
深型タイプであれば、焼いたり炒めたりする以外にも、煮たり茹でたりといった調理も可能なので鍋の代わりとしても使えます。
ただし浅型タイプよりも深さがある分、かさばりやすいというデメリットも。そのため「鍋の代わりとしても使いたい」という人は深型を、そうでなければ浅型を選ぶと良いでしょう。
(3)フライパンの重さ
フライパン選びでは重さも重要です。重すぎるフライパンを選んでしまうと調理のときに腕が疲れてしまいますし、洗うときも一苦労です。
そのため重すぎないフライパンを、目安としては1kg以内のものを選ぶことをおすすめします。
(4)フライパンの素材
フライパンにはさまざまな素材が使われています。素材によっては扱いが難しいものもあるので、フライパンを選ぶ際は素材もチェックしておきましょう。
ここでは、フライパンに使われている代表的な4つの素材とその特徴を紹介します。
【素材1】アルミ
フライパンの素材としてよく使われているのがアルミです。
軽くて扱いやすいので、一人暮らしのフライパンにおすすめの素材です。さらに熱伝導率が高いため、温度調整がしやすいというメリットも。そのため料理に慣れていない人にもおすすめですよ。
ただし熱伝導率が高い分、焦げ付きやすいというデメリットも。そのため食材の焦げ付きを防ぐ表面加工がされているかどうか、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。
【素材2】ステンレス
ステンレスのフライパンは、錆びにくく手入れがしやすいのが特徴です。そのため1つのフライパンを長く愛用したい人向けの素材と言えるでしょう。
一方で他の素材のフライパンと比べると少し重く、価格も高めです。さらに熱伝導率が低く、油をしっかりひかないと食材がくっつきやすいため、料理初心者の人には少し扱いが難しい素材でもあります。
ただ、熱伝導率が低いということは保温性が高いということなので予熱調理がしやすく、肉料理などがジューシーに焼き上がるというメリットもありますよ。
【素材3】鉄
鉄のフライパンは熱伝導率が高いため、火の通りが良く高温調理に向いています。そのため中華料理など、炒めたり焼いたりする調理に適したフライパンと言えるでしょう。
ただし鉄のフライパンは他の素材に比べて非常に重く、また焦げ付きやすいというデメリットも。
さらに初めて使用する前には「油ならし」などの作業が必要で、その後も定期的なお手入れが必要です。
そのため「手間がかかってもワンランク上の料理をしたい」という料理上級者の方におすすめです。
【素材4】チタン
チタン製のフライパンは、軽くて耐久性が高いのが特徴です。ただし熱伝導率はイマイチで、焦げ付きやすいといったデメリットも。
自宅用というよりもアウトドア用のフライパンとして人気のある素材なので、アウトドア用のフライパンとしても兼用したい人や、軽さを重視したい人におすすめです。
(5)フライパンの表面加工
表面加工が施されたフライパンを選ぶことで、食材が焦げ付きにくくなるというメリットがあります。そのため焦げ付きを最小限に抑えたいという人は、表面加工済みのフライパンを選ぶことをおすすめします。
ちなみにフライパンの表面加工には、次のような種類があります。
- フッ素(テフロン)
- ダイヤモンドコート
- マーブルコート
- チタンコート
- セラミックコート
一人暮らしには、比較的安価で手に入りやすい「フッ素(テフロン)」加工のものがおすすめです。ただしコーティングが劣化しやすいため、数年おきに買い換える必要があります。
そのため「一つのフライパンを長く使い続けたい」という場合は、コーティングが長持ちする「ダイヤモンドコート」や「マーブルコート」、「チタンコート」のものを選ぶと良いでしょう。
また、最近種類が増えてきた「セラミックコート」のフライパンは、熱伝導率が高く、耐熱性にも優れています。
内側が白いものが多く、見た目がおしゃれなのでインテリアに馴染みやすいのも嬉しいポイントですよ。
ただしセラミックコートは急激な温度変化や衝撃に弱いため、扱いには十分気を付ける必要があります。
(6)フライパンの対応熱源【ガス・IH】
フライパンには「ガスコンロ専用」と「IH専用」の2種類があるので、自宅のコンロに対応したものを選びましょう。
また、ガスコンロとIHの両方に対応している「兼用タイプ」のフライパンもあります。
そのため引っ越しの可能性がある人や、フライパンを自宅以外で使う機会がある人は兼用タイプを選ぶと良いでしょう。
一人暮らしにおすすめのフライパン3選!サイズや特徴も紹介
ここからは、一人暮らしにおすすめのフライパンを全部で3つ紹介します。一人暮らし向けのフライパン選びで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
(1)【アイリスオーヤマ】「フライパン・鍋セット」
「一人暮らしに必要なフライパンや鍋をまとめて揃えたい」という人におすすめなのが、「アイリスオーヤマ」の「フライパン・鍋セット」です。
セラミックコーティングから放出される「遠赤外線効果」によって、食材の中まで熱が通りやすいため、料理初心者にもぴったりです。
さらに取っ手の付け外しが可能なので、かさばりにくく収納しやすいというメリットも。
淡いベージュとホワイトの配色で、インテリアに馴染みやすいのも嬉しいポイントです。
(2)【ドウシシャ】「スマートフライパンsutto(スット)」
フライパンといえば丸い形が定番ですが、「ドウシシャ」の「スマートフライパンsutto(スット)」は四角い形をしているのが特徴です。
四角いので立てて収納することができ、見た目もスタイリッシュなのでキッチンに置いておくだけでオシャレな印象に。
また、端が角になっているので汁物が注ぎやすく、レトルトパックが調理しやすいというメリットも。深型なので鍋の代わりとしても使用できますよ。
(3)【CAROTE】「フライパンセット」
「かわいくてオシャレなフライパンが欲しい」という人におすすめしたいのが、取っ手や蓋まですべてホワイトカラーの「CAROTE(カロテ)」の「フライパンセット」です。
2サイズのフライパンと、小鍋、蓋、取っ手がセットになっているので、これから一人暮らしを始める人にもぴったりです。
表面加工に「マーブルコート」が採用されているので焦げ付きにくく、一般的なテフロン加工のフライパンよりも耐久性にも優れているといわれています。
一人暮らしに合ったフライパンサイズを選んで自炊を楽しもう
一人暮らし向けのフライパンサイズや選び方、おすすめのフライパンを紹介しました。
サイズや素材、デザインなどフライパンによってその特徴はさまざまです。今回紹介した内容を参考にお気に入りのフライパンを選んで、ぜひ自炊を楽しんでくださいね。
※通販サイトにより価格は変動する場合があります